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大谷のプロ契約から2024年までの年俸推移(スポンサー収入も含めた年収)、2025年以降の予想などをまとめています。

大谷翔平 年俸推移(日本円)

日本円は為替の影響を受けるため、当時の概算です。

2013年(19歳) 1,500万円 ドラフト1位で日本ハムに入団
2014年(20歳) 3,000万円 日本プロ野球史上初
【投手】シーズン10勝+【野手】10本塁打
2015年(21歳) 1億円 【投手】最多勝、最優秀防御率、最高勝率
2016年(22歳) 2億円 シーズンMVP獲得
2017年(23歳) 2億7,000万円 史上4人目
【投手】通算40勝+【野手】通算40本塁打
2018年(24歳) 6,000万円 メジャーリーグ移籍1年目 新人王獲得
2019年(25歳) 7,000万円 2シーズン連続  10本塁打以上
2020年(26歳) 2億6,000万円 怪我の影響もあり、成績低迷
2021年(27歳) 3億1,000万円 メジャーリーグ・シーズンMVP獲得
【投手】9勝+【野手】46本塁打
2022年(28歳) 6億3,000万円 史上初の規定打席&規定投球回到達
2年連続でのMVP争い
2023年(29歳) 43億4,000万円 エンゼルスでプレー続行
日本人史上初のHR王、2度目の満票MVP
2024年(30歳) 101億5,000万円(※) ドジャースへ移籍
2025年(31歳)

2033年(39歳)
101億5,000万円(※) 10年契約

(※) 年俸101億5,000万円は、10年契約の総額7億ドルの1年平均での算出金額(7億ドル=約1,015億円)。

税金・手取りはいくら?

大谷が仮に年俸の後払いをせず、日本円の約101億5,000万円をすぐに受け取った場合、約53.75%の金額を税金として納める必要があります。

  • 邦政府への税金:37%
  • カリフォルニア州の州税:13.3%
  • 米国の公共医療保険制度のメディケア:2.35%
  • 州の傷害保険:1.1%

年俸7,000ドル(約101億5,000万円)で計算すると、1年間の税金は3,763万ドル(約54億5,000万円)

手取りの金額は、1年あたり約46億9,000万円となります。

大谷翔平の年収(日本円)

大谷の2022年の年収は、2022年の年俸とスポンサー収入を合わせて約1,150万ドル(日本円で約16億円)と推定されます。

投打二刀流でメジャーリーグを席巻した選手としては低い水準となっていますが、これには理由があります。

大谷翔平 2022年の年俸|大谷の年俸はなぜ低かった?

大谷の2022年の年俸は推定550万ドル(約6億円〜6億3000万円程度)と言われています。

1億円超えというインパクトはあるものの、これがプロ野球選手としてどの位の評価なのか、金額だけではあまりピンとこないかもしれませんので、大谷がかつてプレーした日本プロ野球の最高年俸と、現在プレーするメジャーリーグの平均年俸、主要選手の年俸と比較してみましょう。

日本プロ野球の最高年俸(2022年 トップ3)

  1. 田中 将大(楽天):9.0億円
  2. 柳田 悠岐(ソフトバンク):6.2億円
  3. 千賀 滉大(ソフトバンク):6.0億円
    菅野 智之 (巨人)
    坂本 勇人 (巨人)

 

今回1位の田中選手は2014年から2020年までの6シーズン、メジャーリーグの名門球団ヤンキースで主力選手として活躍。

2020年の契約満了時には数多くのメジャーリーグ球団が獲得を検討したものの、田中選手が選んだのは古巣・楽天への復帰でした。

メジャーリーガーとしてまだまだ活躍できる力を持っていると判断されていたため、年俸も一流のメジャーリーガークラスとなり、日本プロ野球界ではずば抜けた金額となっています(メジャーリーグでの実績込みということで、若干例外的な待遇と言えます)。

 

2位の柳田選手、3位の千賀選手、菅野選手、坂本選手は野球日本代表“侍ジャパン”の常連であり、個人タイトルを何度も獲得している日本を代表する選手たち。

メジャーリーグの球団からも注目を集める彼らを残留させるために、年俸などメジャーリーグ級の条件を提示したのでしょう。

大谷の年俸は約6億円ですので、日本人選手という括りではトップクラスの評価と言えるかもしれません。しかし、大谷のメジャーリーグでの成績(特に2021年)を考えると、田中選手に及ばないというのは過小評価にも見えます。

メジャーリーグの平均年俸

2021年度:約417万ドル(約4.5億円)

※日本プロ野球の平均年俸:0.4億円

 

プロ野球界で世界最高の舞台と言えるメジャーリーグ、そこで活躍する選手には名誉だけではなく多額の報酬が与えられることに。平均年俸は日本プロ野球の10倍と超高額です。正に「アメリカンドリーム」といった感じですね。

そのメジャーリーグの中でも、大谷の年俸は平均以上。チームのレギュラークラス、中心選手として扱われている証拠と言えますが、それにしても少ない金額です。

メジャーリーグの最高年俸(2021年)

  1. マイク・トラウト(エンゼルス):3,711万ドル(約41億円)
  2. ジェイコブ・デグロム(メッツ):3,600万ドル(約40億円)
  3. ゲリット・コール(ヤンキース):3,600万ドル(約40億円)

 

最高年俸のメジャーリーガーは大谷と同じチームでもある、トラウト選手。その年俸は、大谷の7倍以上にもなります。

トラウト選手は2021年までの通算成績で本塁打310本の打撃力、203盗塁の走力を持ち合わせた万能選手であり、シーズンMVPに3度(2014年、2016年、2019年)輝くなど、現在のメジャーリーグで最高の野手の一人です。

2位のデグロム選手とコール選手は共に投手。デグロム選手はシーズン最高の投手に贈られるサイ・ヤング賞を2018年、2019年と2シーズン連続で受賞、コール選手は2019年に最優秀防御率と最多奪三振の2冠、2021年に最多勝、と数々の投手タイトルを獲得しています。

大谷がこれら選手に年俸で並ぶには、2021年のような活躍を継続し、選手としてのタイトルも複数獲得していく必要がありそう...と言いたいところですが、年俸が低空飛行だった種明かしをそろそろしたいと思います(前置きが長くてすみません)。

大谷翔平の年俸が低かった理由は

メジャーリーグの選手の年俸は労使協定で定められており、海外の選手がメジャーリーグでアメリカの選手と同じ扱いになるには、「25歳以上で、かつ自国内でのプロ経験が6年以上」という条件が存在します。

大谷は日本でのプロ経験が5年しかなく、エンゼルスと契約した2018年当時まだ25歳も超えていなかったため、プロではなくアマチュアとしての契約となっていました。

また、マイナー契約からスタートして、その後メジャーに昇格したとしても大型契約は禁止されており、これらの理由によりメジャー1年目の年俸は全選手中最も安い最低保障額で契約をする羽目に。

 

さらに、メジャーでの活躍を続けても年俸に成績が反映されていなかったのは、MLBの労使協定に「一定日数以上メジャーに在籍して3年経過しないと年俸調停はできない」という項目があるため。

つまり、大谷は球団が提示する年俸を受け入れるしかなく、これらが超一流の選手でありながら高額年俸が実現しなかった原因でした。

 

翌年、大谷翔平はエンゼルスと単年3000万ドル(約43億4000万円)で2023年の契約に合意しました。

制限がなくなったため、年俸調停権を持った選手では史上最高年俸額となりました。

大谷翔平の年俸(2024年最新)

10年7億ドルという北米プロスポーツ史上最高額で契約した大谷翔平ですが、大谷側の要望により10年7億ドルのうち約97%が後払いとなっています。

つまり、2024年の年俸は200万ドル(約2億9,000万円)です。

現役全盛期の自身の年俸を抑えることで、チーム年俸総額が一定額を超えると課されるぜいたく税まで余裕ができるため、チームの補強にとっても好都合というわけです。

大谷翔平 2025年以降の年俸予想

ドジャースと10年7億ドルの大型契約を結んだため、2025年以降の大谷翔平の年俸はほぼ確定しています。

変動するとすれば、オプトアウト項目に含めた「マーク・ウォルター・オーナーとアンドリュー・フリードマン編成本部長のどちらかが退団」し、大谷自身も新たな移籍先を探すようになった場合。

その場合には、ドジャースとの契約は破棄され、新たな契約を結ぶことになります。

 

ドジャースで10年間の現役選手を全うした場合の、未来の大谷年俸は次の通り(1ドル=約145円で計算)。

2024年〜2043年までの年俸推移

  • 200万ドル=約2億9,000万円(2024年)
  • 200万ドル=約2億9,000万円(2025年)
  • 200万ドル=約2億9,000万円(2026年)
  • 200万ドル=約2億9,000万円(2027年)
  • 200万ドル=約2億9,000万円(2028年)
  • 200万ドル=約2億9,000万円(2029年)
  • 200万ドル=約2億9,000万円(2030年)
  • 200万ドル=約2億9,000万円(2031年)
  • 200万ドル=約2億9,000万円(2032年)
  • 200万ドル=約2億9,000万円(2033年)
  • 6,800万ドル=約98億6,000万円(2034年)
  • 6,800万ドル=約98億6,000万円(2035年)
  • 6,800万ドル=約98億6,000万円(2036年)
  • 6,800万ドル=約98億6,000万円(2037年)
  • 6,800万ドル=約98億6,000万円(2038年)
  • 6,800万ドル=約98億6,000万円(2039年)
  • 6,800万ドル=約98億6,000万円(2040年)
  • 6,800万ドル=約98億6,000万円(2041年)
  • 6,800万ドル=約98億6,000万円(2042年)
  • 6,800万ドル=約98億6,000万円(2043年)

スポンサー収入・スポンサー契約一覧

大谷のスポンサー収入は、少なくとも600万ドル(約6.6億円)と推定されます。

また、米経済誌「フォーブス」によると、『大谷のグラウンド外の収入は2021年頃の600万ドルから、2023年には少なくとも3,500万ドルに膨らんだ』と記されており、現在のスポンサー収入は1,000万ドルを超えていても不思議ではありません。

知名度に加えて野球に取り組むストイックな姿勢、私生活もスキャンダルと無縁な面が、スポンサー会社からすると魅力的にうつっているはずです。

主なスポンサー一覧

  • デサント(2014年〜2022年まで)
  • ザバス(2015年4月〜)
  • 西川(2017年3月〜)
  • セイコー(2018年1月〜)
  • JAL(2018年2月〜)
  • アシックス(2018年2月〜2022年まで)
  • Hugo Boss(2020年3月〜)
  • オークリー(2020年6月〜)
  • FTX(2021年11月〜2022年まで)※経営破綻
  • バンテリン(2022年1月〜)※興和とは2024年4月からパートナーシップ契約を締結
  • ポルシェ(2022年8月〜)
  • コーセー(2022年12月〜)
  • ニューバランス(2023年1月〜)

スポンサー会社を見ると、野球やスポーツ、健康と馴染みの深い業種が中心となっており、「スポンサーとなってくれるのであればどこでも良い」という訳ではなく、スポンサーから得られる収入以外のサポートも考えられている、野球第一の大谷らしいスポンサー選択と言えます。

 

 

以上、大谷翔平の年俸推移・年収・スポンサーなど、金銭事情についてでした!