【井上尚弥 次戦】2024年ネリ戦ほか試合日程・スケジュール|2025年予想も
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井上尚弥の次戦(2024年 次の試合日程)に加え、2025年以降の試合予定・階級予想、これまでの試合結果・戦績についてまとめています。

 

井上尚弥は、日本プロボクシング界において歴代でも最強のボクサー。

プロデビューから瞬く間に世界王者まで昇りつめ、2022年時点ですでにライトフライ級・スーパーフライ級、バンタム級の3階級で世界王者に輝いた実績を持っています。現在の闘いの舞台は日本のみならず、ボクシングの本場である米国・ラスベガスにも及んでいます。

井上尚弥 次戦の試合日程|2024年・2025年スケジュール

2024年はルイス・ネリやムロジョン・アフマダリエフらとの対戦が有力視されており、時期は過去のスケジュール実績などから5〜7月頃の試合開催が濃厚です。

vs ルイス・ネリ(2024年5月)

2024年の初戦は、5月6日(月・祝)にルイス・ネリ(メキシコ)との防衛戦が東京ドームにて開催されることが発表されました。

井上尚弥 vs ルイス・ネリはプライムビデオで独占ライブ配信されます。

 

以下、2023年以前の対戦情報です。

vs マーロン・タパレス(2023年12月)

年内を目処に、WBAスーパー、IBF世界同級王者のマーロン・タパレス(フィリピン)とのスーパーバンタム級4団体統一戦に挑戦する予定です(フルトン戦の後、リングにて観戦に訪れていたタパレスと「約束」を交わしていました)。

その後、12月26日(火)に有明アリーナにて開催されることが決定しました。

vs スティーブン・フルトン(2023年7月)

2023年の井上尚弥は、スーパーバンタム級に挑戦します。

3/6(月)に都内で会見した井上は、5月7日に神奈川・横浜アリーナにてWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者・スティーブン・フルトン(米国)に挑戦することを正式発表しました。

2023年最初の試合は5月7日()7月25日(火)で、フルトン戦が実現しています(@横浜アリーナ→@有明アリーナ)。

 井上がスパーリング中に負った拳の怪我により、5月から延期になりました。

 

なお、2022年は以下の2試合が開催されました。

vs ノニト・ドネア(2022年6月7日)

現在、井上尚弥はIBF(国際ボクシング連盟)王者とWBA(世界ボクシング協会)スーパー王者と2団体を制覇中。一方、対戦相手のドネアはWBC(世界ボクシング評議会)王者。

その両者が相まみえる同試合は、世界プロボクシングの主要3団体統一戦というビッグイベントです。

 

テレビ放送はなく、Amazonの「プライムビデオ」での独占配信となります(視聴するにはプライム会員の登録が必要です)。

 今回はペイ・パー・ビュー放送ではなく、プライムビデオが見られる環境であれば視聴可能。

 

井上尚弥とドネアは、2019年に一度対戦しています。

その試合は、当時のバンタム級ボクサー世界最強を決める「ワールドボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)」という大会の決勝戦でした。

結果は井上尚弥の判定勝ちでしたが、2ラウンドにドネアの左フックを被弾して右眼窩底・鼻骨折の重傷を負うなど、これまでに井上尚弥が最も苦戦した試合となっています。

 

ハイレベルな試合展開は世界中のボクシングファンを熱狂させ、「ドラマ・イン・サイタマ」(会場がさいたまスーパーアリーナ)として今もなお語り継がれているほど。

その後、両者ともにパワーアップし、互いに世界王者として迎える今回の再戦については、試合前から大きな注目を集めています。

 

試合の勝敗予想としては井上尚弥が優勢

井上尚弥が前回の試合に勝利したことや、ドネアが39歳という年齢から全盛期を過ぎている可能性があることが要因でしょう。

ただし、ドネアの強烈なパンチ力はいまだ健在であり、緊張感ある闘いとなるはずです。

ドネア戦勝利後の試合予想

ドネア戦を勝利した場合、次戦は①バンタム級4団体統一戦、②スーパーバンタム級に階級を上げての初戦、の2通りが考えられます。

 

井上尚弥は以前より、現在のバンタム級では減量が苦しいため階級を上げたい旨のコメントを度々残していますが、優先順位としては①のバンタム級4団体統一戦の方が高いと思われます。

というのも、バンタム級のみならずプロボクシングの全階級において、4団体統一を達成した選手は歴代で6名のみという大偉業だからです。

 

ドネア戦に勝利すれば、井上尚弥は4団体中3団体の統一となり、残りはWBO(世界ボクシング機構)のみ。そして、同団体の現王者であるバトラー選手は統一戦に乗り気であることから、2022年中の開催実現も現実的です。

井上尚弥にとって理想的な展開は、2022年にバンタム級4団体を統一し、翌2023年に満を持してスーパーバンタム級に転向することではないでしょうか。

vs ポール・バトラー(2022年12月13日)

世界バンタム級4団体王座統一戦として、事前の予想通りポール・バトラーとの一戦が実現しています。

4団体王座統一を達成すれば日本人初の快挙です。

2023年はスーパーバンタム級

井上尚弥自身、年末のバトラー戦が「バンタム級でのラストファイト」と公言しているため、2023年からは「スーパーバンタム級」に挑戦することになります。

バトラーに勝利した直後のインタビューでも、「バンタム級に思い残すことがない」「スーパーバンタム級に転向を考えている」と発言しました。

  • バンタム級 118lb以下 (53.52kg以下)
  • スーパーバンタム級 122lb以下 (55.34kg以下)

スーパーバンタム級には、WBAスーパー・IBF世界Sバンタム級王者 ムロジョン・“MJ”・アフマダリエフ(ウズベキスタン)、WBC・WBO同級王者 スティーブン・フルトン(アメリカ)という2人の統一王者が頂点に君臨しています(どちらも未だ無敗)。

 アフマダリエフはマーロン・タパレス(フィリピン)に判定負けで王座を明け渡しています。

井上尚弥の2023年は、スーパーバンタム級からスタート予定です。

2024年もスーパーバンタム級

スーパーバンタム級で4団体統一を実現したとしても、「(年内にいい結果を出しても)スーパーバンタムにとどまる」と井上本人が語っており、向こう3年は階級を変えない意向を示しています。

大橋秀行会長は、2024年の対戦相手候補にルイス・ネリ(メキシコ)、ジョンリール・カシメロ(フィリピン)の名前を挙げました。

また、2023年12月上旬にネリが、「12/26の井上尚弥vsタパレスを視察する」と発表しています。

井上尚弥の試合結果・戦績

井上尚弥がこれまでに戦ってきた試合の結果・戦績一覧です。

試合数累計 日時 階級 対戦相手 結果 備考
1 2012/10/02 Lフライ オマヤオ 4R KO勝 プロデビュー戦
2 2013/01/05 Lフライ ガオプラチャン 1R KO勝
3 2013/04/16 Lフライ 佐野友樹 10R TKO勝
4 2013/08/25 Lフライ 田口良一 10R 判定勝 日本Lフライ級王者 獲得
5 2013/12/06 Lフライ マンシオ 5R TKO勝 OPBF東洋太平洋Lフライ級王者 獲得
6 2014/04/06 Lフライ エルナンデス 6R TKO勝 WBC世界Lフライ級王者 獲得
7 2014/09/05 Lフライ サマートレック 11R TKO勝
8 2014/12/30 Sフライ ナルバエス 2R KO勝 WBO世界スーパーフライ級王者 獲得
9 2015/12/29 Sフライ パレナス 2R TKO勝
10 2016/05/08 Sフライ カルモナ 12R 判定勝
11 2016/09/04 Sフライ ペッバーンボーン 10R TKO勝
12 2016/12/30 Sフライ 河野公平 6R TKO勝
13 2017/05/21 Sフライ ロドリゲス 3R KO勝
14 2017/09/09 Sフライ ニエベス 6R 棄権勝 初のアメリカ進出
15 2017/12/30 Sフライ ボワイヨ 3R TKO勝
16 2018/05/25 バンタム マクドネル 1R KO勝 WBA世界バンタム級王者 獲得
17 2018/10/07 バンタム パヤノ 1R KO勝 WBSS1回戦
18 2019/05/18 バンタム ロドリゲス 2R KO勝 IBF世界バンタム級王者 獲得
WBSS準決勝
19 2019/11/07 バンタム ドネア 12R 判定勝 WBSS決勝
20 2020/10/31 バンタム モロニー 7R KO勝 初のラスベガス開催
21 2021/06/19 バンタム ダスマリナス 3R TKO勝
22 2021/12/14 バンタム ディパエン 8R TKO勝
23 2022/06/07 バンタム ドネア 2R TKO勝
24 2022/12/13 バンタム バトラー 11R TKO勝
25 2023/07/25 Sバンタム フルトン 8R TKO勝
26 2023/12/26 Sバンタム タパレス 10R TKO勝

 

井上尚弥は2012年のプロデビューから26戦全勝、その内KO•TKOでの勝利が23回と、圧倒的な戦績を残しています。

そして、ライトフライ級、スーパーフライ級、バンタム級の3階級で世界王者に。

2022年6月にはドネアとの再戦に勝利し、日本人初の3団体王座統一に成功しました。

 

さらに、2022年12月のバトラー戦でも勝利を収め、4団体王座統一の快挙を達成(日本人・アジア人史上初の偉業)すると、2023年12月のタパレス戦でも勝利し史上初となる2年連続の4団体王座統一を達成しています(2階級制覇はクロフォードに続く史上2人目)

 

2018年から約2年かけて、バンタム級最強の選手を決める「ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ」(WBSS)にも参戦し、見事優勝。

現在、名実ともにバンタム級では世界最強の選手と言えるでしょう。

 

通常、階級が上がると相手の体重と耐久力が増えるので、以前の階級ほどKOできなくなることが多いのですが、井上尚弥の場合はしっかりと筋力を付けパワーアップして階級を上げているので、力負けする場面はほとんど見られません。

加えて、井上尚弥のパンチはガードの上からでも相手に衝撃を与えるパワーだけでなく、相手のガードを掻い潜り急所に当てるテクニックも備えているため、大きなダメージを与えることができてKO勝ちの多さにつながっています。

また、井上尚弥はパンチなどの攻撃だけでなく防御も非常に上手く、明らかにダメージを受けた試合は2019年のドネアとの試合くらい。

 

このように攻守で非常にレベルの高い井上尚弥は、未だ無敗という輝かしい戦績を誇っています。

井上尚弥の試合中継

2021年まで

井上尚弥のプロデビュー直後はTBSで試合が放送されていましたが、世界初挑戦となった第6戦のエルナンデス戦より、国内での試合は基本的にフジテレビが放送しています。

また、井上尚弥はアメリカなど海外で試合を開催することもあるのですが、その場合はWOWOWで生中継を行っていました(地上波はフジテレビ、BS放送はWOWOW)。

 

なお、WBSSの試合は、国内開催の一回戦と決勝はフジテレビで生放送され、WOWOWで後日録画放送。

海外開催だった準決勝(ロドリゲス戦)のみWOWOWで生放送、日本時間の夜にフジテレビで録画放送といった具合でした。

 

そんな中、22戦目のディパエン戦は初の地上波放送無しで、「ひかりTV」「Abema」でのペイ・パー・ビュー放送(pay-per-view、有料ライブ配信)を実施。

井上尚弥の知名度と実績であれば、視聴料の必要なペイ・パー・ビュー放送であっても十分に視聴者を確保できるという見込みがあったのではないでしょうか。

2022年

2022年 最初の試合となるドネア戦は、直近のディパエン戦と同じく地上波放送無し。

ドネア戦はAmazonの「プライムビデオ」での配信となります(プライム会員に登録が必要)。

 今回はペイ・パー・ビュー放送ではなく、プライムビデオが見られる環境であれば視聴可能。

 

Amazonプライム会員の年間プランは4900円税込/年(月間プランは500円税込/月)。

学生なら6ヶ月無料体験+会員費半額(250円/月)の特典があるため、よりお得です。

ペイ・パー・ビューのチケット代は通常、安くとも3000円以上はかかるため、ドネア戦の料金は非常に良心的です。

 

プライム会員になると、次のようなメリットが得られます(以下、代表的な特典)。

  • 注文商品の配送料が無料&翌日着も
  • プライムビデオで映画・アニメ・動画が見放題
  • Prime Musicで約200万曲が音楽聴き放題
  • 服や靴の無料試着が可能(返品無料)
  • プライム会員限定セールに参加可能

 

より詳しくは、プライム会員の公式ページにてご確認ください。

アマゾン プライム会員(公式ページ)

 

また、年末の12/13に行われるバトラー戦の放送は「dTV」と「ひかりTV」で生中継されます。

どちらのVODサービスも初回・初月の無料トライアルが用意されているため、まずはお気軽に試してみてください。

dTV(公式サイト)

ひかりTV(公式サイト)

2023年

2023年 最初の試合となるフルトン戦も、同様に地上波放送無し。

フルトン戦・タパレス戦はLemino」にて独占無料ライブ配信があります。

Lemino(公式サイト)

 

今後の井上尚弥の試合は「地上波、BSでチャンネルを変えていたら試合を放送していた」というような新規ファンを掴む放送から「井上尚弥の試合を見たいファンが視聴料を支払って観戦する」放送にシフトしていくのでしょう。

 

 

以上、井上尚弥の試合予定と2023年までの戦績などについてでした!

日本のみならず世界のボクシング界で最強の選手といえる井上尚弥、その活躍を引き続き楽しんでいきましょう!