大坂なおみは世界トップのテニスプレイヤーの1人であり、女子プロスポーツ選手の代表と言っても過言ではありません。日本を代表する女性アスリートとして活躍を続けています。
東京オリンピックでは最終の聖火ランナーという大役を務めるなど知名度も抜群。
そんな活躍を見せる大坂なおみの年収推移やスポンサー料、獲得賞金の内訳をまとめています。
目次
大坂なおみの年収推移(2018年〜2021年)
大坂選手の年収推移を、全米オープン初優勝を果たした2018年から追っていきましょう(金額は日本円の概算)。
年 | 年収 | スポンサー料 | 獲得賞金 | 年末ランキング | 主な成績 |
2018 | 20億円 | 15億円 | 5億円 | 5位 (最高4位) |
全米OP優勝 |
2019 | 26億円 | 17億円 | 9億円 | 3位 (最高1位) |
全豪OP優勝 |
2020 | 40億円 | 37億円 | 3億円 | 3位 | 全米OP優勝 |
2021 | 65億円 | 60億円 | 5億円 | 13位 | 全豪OP優勝 |
2018年に世界ランク1桁順位になり、テニスの四大大会である全米オープンに優勝。
その後、2021年まで全米・全豪とグランドスラムに毎年優勝するなど、安定して好成績を残してきました。
グランドスラム4回の優勝は、アシュリー・バーティやアンジェリック・ケルバーらの3回をも上回る記録です。
なお、2021年の年収60億円は、世界の女子アスリートの中でもナンバーワンの金額でした(2位は同じくテニス選手のセリーナ・ウィリアムズで約52億円)。
年収面では大坂なおみがテニス界の頂点に君臨しています。
大坂なおみの生涯年収
2021年までの生涯年収
大坂なおみの2021年までの生涯年収は、160億円程度だと予想されます。
特に2018年以降は年収が数十億円単位になっており、生涯年収を大きく伸ばしています。
大坂の場合、テニスでの好成績に加え、日本人と米国人のハーフ、父親がハイチ系アメリカ人なのでハイチにもルーツがあるという多様性や、黒人差別講義活動への積極的な取組み、SNSを使った発信力などが商品価値を高めていると言えます。
日本では「わがまま」「気分屋」などのレッテルがマスコミのネガティヴ報道によって貼られており、一部アンチからの批判の的となっていますが、世界に目を向けると彼女ほど人気のある現役テニスプレーヤーは他にいないほどです。
今後の年収予想
2021年シーズンは中盤以降、心身の不調もあり苦しい成績が続きました。
2018年から世界トップで戦い続けてきた負担は計り知れないもので、常にフィジカルを整えモチベーションを保つのは容易ではありません。
2022年にはランキング80位程度まで順位が落ち、復調までしばらく時間を要するかもしれませんが、大坂なおみはまだ20代前半と若く才能に満ち溢れていることから、トップフォームを取り戻すことは間違いありません。
世界トップの実力を維持できれば、生涯年収200億円超えはもちろん、300億円超えも現実味を帯びてきそうです。
大坂なおみのスポンサー料、契約スポンサー
大坂なおみの莫大な年収の多くを占めるのがスポンサー料。
特に、2020年以降は年収の9割程度となっています。
スポンサー一覧
大坂なおみの主なスポンサーは以下の通りです。
スポンサー企業名 | 業種 |
ナイキ | スポーツ用品(ウェア、シューズなど) |
ヨネックス | スポーツ用品(ラケット) |
日産自動車 | 自動車 |
マスターカード | クレジットカード |
森永製菓 | 食品(ウィダー in ゼリー) |
パナソニック | 電機メーカー |
Hyperice | トレーニング機器 |
WOWOW | 放送 |
ルイ・ヴィトン | ファッション |
タグ・ホイヤー | 時計 |
FTX | 仮想通貨 |
大坂なおみに見合うというべきか、日本や世界を代表する企業が名を連ねています。
ナイキのスポンサー料は年間10億円以上。数々のスポーツ選手と契約してきたナイキにとっても、大坂の価値は特別なのでしょう。
ヨネックスは、大坂なおみがプロ転向する前、10歳の頃から用具提供のサポートを続けてきたと言われています。
商売道具であるラケットを提供してくれるメーカーとして、気心知れた日本企業の存在は彼女の中で小さくないはずです。
なお、所属スポンサー契約を締結していた日清食品は、2021年末で契約解除となりました。
大坂なおみ スポンサーから見た魅力
スポンサーを引きつける、大坂なおみの魅力には以下の要素が挙げられます。
- 世界トップのテニスプレイヤーとしての知名度
- まだ20代前半と若く、今後数年は活躍してくれるであろう将来性
- インタビュー、会見で見せる素直な受け答えによる親近感
- 「複数の国にルーツがある」という多様性を象徴した存在
- 黒人差別抗議活動に力を入れる行動力
- 行動を多くの若者に支持されているカリスマ性
大坂なおみのテニスはもちろん、インタビュー、会見やSNSなどで見せる彼女の人間性について、多くのスポンサーが魅力を感じ、支援したいと考えているのだと思われます。
そして、大坂自身も、AR/VRスポーツトレーニングの技術を開発するスタートアップ企業や植物性由来の食品企業への投資を行っており、自身のスキンケアブランドも立ち上げるなど活動は多岐にわたっています。
大坂なおみの獲得賞金
獲得賞金は年間5億円前後となっています。
グランドスラム(テニスの四大大会)
賞金の多くを占めるのは、テニス界最大のタイトルであるグランドスラム(全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン、全米オープン)での優勝賞金。
全米オープンの優勝賞金が約4億円、全豪オープンが約3億円と言われています。
一大会に優勝するだけで数億円の賞金獲得が達成できる、夢があるのがテニス界のトップです。
WTAツアー
大坂なおみは世界トップレベルの選手が参加するWTAツアーにも継続的に参戦しています。
同ツアーでは毎週のように大会が開催されており、優勝賞金は一大会1,000万円以上、WTAツアーの年間優秀選手が集うWTAファイナルズの優勝賞金はグランドスラム並の約2億円にも上ります。
大坂なおみはグランドスラム4勝に加え、インディアンウェルズなどWTAツアーの大会でも2021年までに3度の優勝を飾っています。
ツアーでも継続的に結果を残すことで、獲得賞金がますます増えていくことが予想されます。
以上、大坂なおみの年収推移、生涯年収、スポンサー料、獲得賞金についてでした!