
ブリスベン国際は年末年始にオーストラリアのブリスベンで開催されるATP250のテニストーナメント。
グランドスラム(テニスの四大大会)の一つである全豪オープンテニスの前哨戦として、多くの有力選手が出場します。
錦織圭が毎年ブリスベン国際をシーズン初戦と位置付けて出場しているので、日本のテニスファンにも馴染みがあるのではないでしょうか。
大会会場であるクイーンズランド・テニスセンターのサーフェスはハードコート。
全豪オープンテニスのコートと同じプレクシクッションが採用されているため、開幕戦でありながら全豪準備も兼ねた重要な大会といえます。
今回はそんなブリスベン国際2019の放送予定や出場選手、観戦方法、優勝者・大会展望などについてまとめています(情報は男子テニス限定です)。
目次
ブリスベン国際2019の放送予定・大会スケジュール
12/31(月)から1/6(日)の日程で本戦が開催されるブリスベン国際2019(大会公式では12/30スタートとなっていますが、当日はマクドナルド主催のキッズテニスデー)。
ブリスベン国際は32ドローで構成されているため、大会スケジュールは次の通りです。
- 31日 1回戦
- 1日 1回戦と2回戦
- 2日 2回戦
- 3日 準々決勝
- 4日 準々決勝
- 5日 準決勝
- 6日 決勝
ブリスベンとの時差は日本が一時間遅れで、年末年始に開催されるため、ATPツアーの中でも特に観戦しやすい(錦織応援がしやすい)大会の一つです。
放送予定は、ブリスベン国際2019を中継する放送局が確定したら情報をアップ予定です。
錦織がツアーファイナルにも出場して世界ランキング9位と好位置にいる(注目を集めている)ので、地上波が放送してくれるかもと期待している方も多いと思います。
ちなみに、WOWOWは男女混合国別対抗戦のホップマンカップと合わせて、ブリスベン国際2019の連日生中継を予定しています。
ブリスベン国際2019の出場選手(エントリー状況)
錦織はブリスベン国際2019にも例年通りエントリー済みで、ナダルやマレー、ディミトロフ、ラオニッチら錦織のライバル達も参戦予定です。
本戦ダイレクトイン選手のエントリー状況は以下の通り(年末ランキング順)。
- ナダル
- 錦織
- カイル・エドマンド
- メドベージェフ
- ラオニッチ
- ディミトロフ
- アレックス・デミノー
- ジョン・ミルマン
- キリオス
- シャルディ
- テイラー・フリッツ
- レオナルド・マイエル
- ヤン=レナード・ストルフ
- サングレン
- ライアン・ハリソン
- クドラ
- デベネ
- ミーシャ・ズベレフ
- トンプソン
- ツォンガ
- アンディ・マレー
(たまにフルネームなのは、その方が表記がしっくり来るという個人的事情です)
錦織は第2シードで出場予定です。
ちなみにツォンガは現在259位で、マレーは現在260位。二人仲良く隣同士です。
プロテクトランキングで出場するので扱いとしてはツォンガ34位、マレー2位でのエントリーとなります。
ブリスベン国際2019メインドロー
メインドローが発表されました(画像は1回戦終了時点のもの)。
ライブ中継を確実に観戦する方法
テニスのライブ中継を確実に見るには今のところWOWOW加入がベストの選択肢ですが、月額2,484円には悩まされるはず。
12月に解約していなければ再加入でも加入月無料の特典があるので、全豪オープン観戦目的で1月加入する方も多いのではないでしょうか(管理人が該当)。
有料サービスでの観戦方法は他にも、DAZN(ダゾーン)に登録する、またはテニスTVに加入する方法があります。
ただし、DAZNは大会途中からしか放送がなかった前科持ちなので過信は禁物。DAZNの番組表で放送スケジュールをチェックしてから登録してください。
テニスTVは月額料金がWOWOWよりもお得で、WOWOWとは違って錦織ら日本人選手以外の試合やダブルスの試合が観戦できる点が強み。
テニスTVについては別記事でまとめています。
ブリスベン国際2019の無料放送は地上波頼みで、無料中継はライストでテニスの試合のネット配信を探しましょう。
もしかしたら2回戦までWOWOWが無料放送をするかもしれませんが、無料放送の詳細情報は確認でき次第アップします。
なお、錦織テニス中継のネット配信等を観る方法は別記事でまとめていますのでご参照ください。
過去の優勝者とブリスベン国際2019の展望
ブリスベン国際は2009年からと新しい大会で、過去10年間で9名の優勝者を輩出しています。
過去の優勝者は次の通り。
- 2009 ステパネク
- 2010 ロディック
- 2011 ソダーリン
- 2012 マレー
- 2013 マレー
- 2014 ヒューイット
- 2015 フェデラー
- 2016 ラオニッチ
- 2017 ディミトロフ
- 2018 キリオス
マレーだけが複数回の優勝(二連覇)を達成しています。
地元オーストラリア選手の優勝はしばらくヒューイットだけでしたが、キリオスが2018年に見事優勝。
錦織は2017年に決勝進出を果たすもフルセットマッチでディミトロフに惜敗。
ただし、2013年から3年連続で準決勝進出の実績があるので、錦織にとって相性は悪くない大会です。
ブリスベン国際2019は一体誰が優勝するのでしょうか。展望を簡潔に。
実績ある選手から見ていくと、トップシードのナダルは右足首の問題があるので厳しいかと思われます。マレーも復帰後いきなりの上位進出は難しそうです。
ラオニッチ、ディミトロフ、錦織ら中堅は、ピーキングが上手くいけば間違いなく優勝候補です。
個人的に期待しているのはキリオスの二連覇。ネクストジェネレーションATPファイナルで準優勝のデミノーの快進撃も見てみたいです。
楽天オープン決勝で二度も対戦したのに、実は過去3年間試合をしていない錦織 vs ラオニッチが、ブリスベン国際の決勝の舞台で実現するなんてのも面白いですね。
ドローや優勝オッズが発表されたら追記しますので、観戦の肴として是非また見に来てください。
以上、ブリスベン国際2019の放送予定や出場選手、観戦方法、優勝者・大会展望まとめでした!