ウィンブルドン2019・男子シングルス結果速報と、スコア・勝ち上がりを反映したドロー(トーナメント表)を掲載しています。第8シード錦織ら日本人選手の成績についても触れます。
画像キャプチャ元:ATP公式ウィンブルドン大会ページ
目次
ウィンブルドン2019 男子シングルス結果速報
ウィンブルドン2019・男子シングルスの結果速報です。
ウィンブルドン2019・決勝の結果速報(7/14)
フェデラー vs ジョコビッチの男子シングルス決勝戦、望月慎太郎のジュニア決勝戦が行われました。
錦織超え望月慎太郎のウィンブルドン2019優勝映像!ランキングも1位に!
フェデラー vs ジョコビッチの決勝戦は、タイブレークを2度制したジョコビッチがセットカウント2-1とリードしています。
第4セットではフェデラーが2度ブレイクに成功してSFSを迎えるも、ジョコビッチが土壇場でこの試合初めてのブレイクに成功。
その後、ゲームカウント5-4で再び訪れたSFSを物にしたフェデラーがセットオールに持ち込み、試合の行方はファイナルセット次第となっています。
運命の最終セット、先にブレイクしたのはジョコビッチです。
第6ゲームのフェデラーサーブを破ってゲームカウント4-2としましたが、なんとフェデラーが直後の第7ゲームを即座にブレイクバック。そこからは両者サービスキープを続けていました。
が、第15ゲームでフェデラーがついにブレイクに成功。
ゲームカウント8-7リードでSFCでしたが、フェデラーサーブ40-15から逆転でブレイクバックに成功したジョコビッチが再びスコアをタイの8-8としています。
そのまま両者キープを続けてゲームカウントは12-12。
ウィンブルドンのルールに則り、ここからタイブレークが始まっています。
タイブレークを制して、ウィンブルドン2019で優勝したのはジョコビッチ。
壮絶な決勝戦、意地と意地のぶつかり合いを制したジョコビッチが、5度目のウィンブルドン制覇、連覇達成です。
ウィンブルドン2019・準決勝の結果速報(7/12)
ウィンブルドン2019・男子シングルス準決勝の2試合が、センターコートで行われます。
また、ジュニアの部で出場中の望月慎太郎が、全仏オープンに続いてウィンブルドンでも準決勝に挑みます(No.18コート第1試合で、日本時間7/12(金)の19時から開始予定)。
ジョコビッチはバウティスタ=アグーと今年3度目の対戦。幸先よく第1セットを取るも、第2セットで調子を落としてセットオールになります。
手に汗握るロングラリーも多い中、大事な第3セットを制したのはジョコビッチ。粘るバウティスタ=アグーを振り切って、セットカウント3-1で勝利を収めて決勝進出を果たしました。
フェデラー vs ナダルの試合は、両者キープ合戦で迎えたタイブレークを制してフェデラーが第1セットを取ったものの、第2セット・第4ゲームでナダルがこの試合初めてのブレイクに成功。結局2ブレイクアップでセットオールになりました。
第3セットはフェデラーが復活。1ブレイクアップの6-3でセットを奪って、決勝進出まで残り1セットとしています。
第4セット・第3ゲームでもナダルサーブを攻略したフェデラー、そのままナダルにブレイクされることなく、セットカウント3-1で見事勝利を収めました。
ナダルはフェデラーのサービング・フォー・ザ・マッチでブレイクチャンスを握るなど驚異的な粘りを見せましたが、フェデラーのプレーに屈しました。
ウィンブルドン2019・準々決勝の結果速報(7/10)
ウィンブルドン2019・準々決勝4試合が行われました。
ジョコビッチは第1セットこそ競った展開だったものの、その後は優位に試合を進めて6-4 6-0 6-2で勝利。試合時間は2時間を切る1時間56分でした。
バウティスタ=アグー vs ペラの一戦は、セットカウント3-1でバウティスタ=アグーが勝利しました。2019年シーズン、ジョコビッチに連勝中のアグーが準決勝でジョコビッチに挑みます。
錦織 vs フェデラーは、錦織が第1ゲームをブレイクして先行、そのまま両者キープを続けて6-4でセット先取しましたが、第2セット以降はフェデラーがサービスキープを続けて勝利しました。
ナダル vs クエリーは、ナダルが58分という長丁場の第1セットを先取、その後はセット連取に成功してストレートで勝利を収めました。試合時間は2時間7分です。
ウィンブルドン2019・4回戦の結果速報(7/8)
ミドル・サンデー明けのウィンブルドン2019・2週目初日に男女シングルス4回戦が行われています。
ジョコビッチ、ナダルが快勝してベスト8進出、それぞれゴファン、クエリーと対戦します。
錦織は今大会イズナー、シュトルフとシード勢をなぎ倒して絶好調のククシュキンとの一戦で、第1セットを先取しましたが、第2セットは取り返される厳しい展開。
しかし、大事な第3セットを奪うと、ブレイク合戦になった第4セットも制して見事勝利を収めました。
ちなみに、後から試合が始まったフェデラーは、ベレッティーニをわずか1時間13分で退ける圧勝で準々決勝に駒を進めました。
ラオニッチ vs ペラは、ペラが2セットダウンからの大逆転劇でラオニッチに勝利、準々決勝でバウティスタ=アグーと対戦します。
ウィンブルドン2019・ボトムハーフ3回戦の結果速報(7/6)
第1試合に登場した錦織は、相変わらずの高い集中力でジョンソンを寄せ付けず、3戦連続となるストレートでの勝利を収めました。この勝利で、錦織はATPツアーでのキャリア400勝達成です。
【#錦織圭 選手 3回戦後インタビュー】
— NHKスポーツ (@nhk_sports) July 6, 2019
ツアー通算400勝目「嬉しいですね」#ウィンブルドン 2019
男子シングルス3回戦
錦織圭 6-4 S.ジョンソン
6-3
6-2
ウィンブルドン2019 NHKで連日放送!#テニス #錦織 #nhk pic.twitter.com/2idON7mdGr
ほぼ同時に試合を終えたビッグサーバーのクエリーも4回戦進出を決めています。
第33シード・シュトルフと第12シード・フォニーニが敗れましたが、ナダルとフェデラーはストレートで快勝しました。
ウィンブルドン2019・トップハーフ3回戦の結果速報(7/5)
第4シード・アンダーソン、第10シード・ハチャノフが共に敗れ、今年のウィンブルドンの波乱はまだまだ収まりそうにありません。
オペルカ vs ラオニッチのビッグサーバー対決は、ラオニッチに軍配。ベルダスコも2回戦の大逆転勝利の勢いそのままに、好調ファビアーノを退けました。
ジョコビッチが不調で今大会初めてセットを落としたものの、若手実力派のフルカチュに勝利して自身12度目のセカンドウィーク(4回戦)進出です。オジェ=アリアシムがアンベールに負けたため、4回戦でフランスの21歳・アンベールと対戦します。
ゴファン vs メドベージェフは、キリオス vs ナダルを凌ぐ大熱戦となりました。お互いに鉄壁のディフェンスで息詰まるラリー戦となった死闘は最後の最後までもつれましたが、ゴファンに軍配が上がりました。
ウィンブルドン2019・ボトムハーフ2回戦の結果速報(7/4)
ウィンブルドン2019・ボトムハーフ2回戦では錦織、フェデラーが地元イギリス選手と対戦します。
錦織はノリーにストレートで勝利して、4年連続・自身7度目となる3回戦進出を決めました。
1回戦とは一変してシードダウンが相次いでいるボトムハーフの2回戦。
イズナー、チリッチ、バシラシビリ、デミノー、シモン、ジェレが姿を消しています。
また、「キプロスの英雄」バグダティスがベレッティーニに敗れ、現役生活に幕を閉じました。
ナダル vs キリオスは、笑いありブーイングあり感情爆発ありの大熱戦でしたが、BIG4の集中力・強さを発揮したナダルが第3セット・第4セットとタイブレーク連取、勝利を手繰り寄せました。
ウィンブルドン2019・トップハーフ2回戦の結果速報(7/3)
オペルカ、カルロビッチの両ビッグサーバーは明暗別れる結果に。
オペルカは第22シードのバブリンカに勝利、カルロビッチは身長差41cmのファビアーノに敗れました。いずれもフルセットマッチの接戦です。
オペルカは次戦でラオニッチとのビッグサーバー対決が控えています。
メドベージェフ、ゴファンは順当勝ちし、3回戦で顔を合わせます。
男子ダブルスに出場していたマクラクラン勉/シュトルフ組は、第1シードのクボット/メロ組にセット1-3で敗戦。シュトルフは今後シングルスに専念します(4回戦で錦織と対戦する可能性有)。
地元選手で第30シードのカイル・エドマンドが、センターコートでベルダスコを相手に2セットアップからの逆転負けを喫しました。バブリンカとエドマンドが2回戦でシードダウンです。
ウィンブルドン2019・ボトムハーフ1回戦の結果速報(7/2)
ウィンブルドン2019の1回戦に臨んだ錦織圭はストレートの快勝。
3回戦で対戦が想定されるデミノーも芝でベーグルを焼くなど絶好調でチェッキナートを一蹴しています。
シモンもストレート、バシラシビリは2セットダウンからの逆転勝ちを収めるなどシード勢が順調に勝利する中、第5シードのティームが強敵クエリーに屈して初戦敗退。
フェデラーもハリスに第1セットを取られて不穏な空気になっていましたが、底力を発揮してセット3-1で勝利しました。
今大会での引退を表明しているバグダティスは2回戦進出を決めましたが、ベルディヒはフリッツに完敗で白星をあげられず。去就に関する弱気発言も飛び出しているだけに少し心配です。
ウィンブルドン2019・トップハーフ1回戦の結果速報(7/1)
ウィンブルドン2019・センターコートの第1試合に登場したジョコビッチは、コールシュライバーとの接戦をストレートで制して良い滑り出し。
同じく第1試合のバブリンカ、アンダーソン、バウティスタ=アグーはストレートで初戦突破です。
ところが、第2試合に登場したズベレフとチチパスの両一桁シードが不調でウィンブルドン初戦敗退。
芝コートの試合らしく、オペルカ、カルロビッチ、ベセリ、フェリシアーノ・ロペス、シャルディらビッグサーバー系選手が2回戦進出を決めています(コピルはペラに敗れていますが)。
ジョコビッチ、アンダーソンのいるトップハーフのシードダウンは、第6シード・ズベレフ、第7シード・チチパス、第16シード・モンフィス、第32シード・ラヨビッチとなっています。
ウィンブルドン2019 日本人試合結果
ウィンブルドン2019・男子シングルスに出場している日本人選手4名(錦織圭、西岡良仁、杉田祐一、内山靖崇)の結果をまとめています。
錦織圭 vs フェデラー|ウィンブルドン2019・準々決勝
錦織圭の準々決勝はセンターコートの第2試合で行われ、第1セットを奪ったものの、ギアを上げたフェデラーに屈して準決勝進出はなりませんでした。
錦織圭 vs ククシュキン|ウィンブルドン2019・4回戦
錦織圭は4回戦でククシュキンとの接戦を制して準々決勝進出、グランドスラム5大会連続ベスト8を達成しています。
錦織圭 vs ジョンソン|ウィンブルドン2019・本戦6日目
錦織圭の3回戦はNo.3コートの第1試合で行われ、終始試合の主導権を握っていた錦織がストレートで勝利しました。
錦織圭 vs ノリー|ウィンブルドン2019・本戦4日目
錦織圭の2回戦はセンターコートの第1試合で行われ、初戦に続いてストレートの快勝です。
錦織圭 vs モンテイロ|ウィンブルドン2019・本戦2日目
錦織圭の1回戦はコート12の第1試合で行われ、ストレートで勝利を収めました。
ウィンブルドン2019・2回戦の対戦相手は、モンテイロと同じくレフティーのノリーに決まっています。
内山靖崇 vs サングレン|ウィンブルドン2019・本戦2日目
内山靖崇の1回戦はコート6の第3試合に行われ、セットカウント1-3で逆転負けを喫しました。
幸先よくセットを先取したものの、第2セット以降は勢いづいたサングレンを止められず。
途中、MTO(メディカルタイムアウト)を取る場面もあるなど苦しい中で懸命に挑みましたが、グランドスラム初出場での初勝利とはなりませんでした。
(試合時間 2時間11分)
ウィンブルドン本戦は一回戦負けでした。
— 内山靖崇 / Yasutaka UCHIYAMA (@yasutaka0805) July 2, 2019
途中から腹筋に痛みがあり、試合後に検査したら肉離れでした。
何で今日だよ…と思いましたが、この怪我も実力のうちだと思います。
予選を突破してプレーしたウィンブルドンは素晴らしい舞台でした。
また来年も帰ってきます!
応援ありがとうございました😊 pic.twitter.com/TLYPbwwc10
杉田祐一 vs ナダル|ウィンブルドン2019・本戦2日目
杉田祐一の1回戦はNo.1コートの第3試合に行われ、ナダルにストレートで敗れました。
スコアは完敗スコアでしたが、試合開始早々にナダルサーブをブレイクしたり、ラリー戦で主導権を握る場面もあるなど、見応えある試合内容でした。
特に、杉田らしい高速ラリーやスーパープレーが随所で見られたのは収穫です。ATPツアー復帰への良いキッカケになりそうな、ウィンブルドン1回戦でした。
(試合時間 2時間1分)
素晴らしい環境の中、ナダル選手と試合ができた事を嬉しく思います。できる限りコートに残っていたいと強く思えた事はこの上なく大切な事だと感じます。
— 杉田祐一 / Yuichi SUGITA (@sugitayuichi88) July 3, 2019
いやーとにかく楽しかった!!また多くの選手とコート上で語り合いたいですね。 pic.twitter.com/klJVG3iPfw
西岡良仁 vs ティプサレビッチ|ウィンブルドン2019・本戦1日目
西岡良仁は「錦織キラー」ティプサレビッチと対戦、リードされた中でも必死で食らいついてフルセットまでもつれましたが、安定感ある攻撃を続けたティプサレビッチに屈する結果に。
アンフォーストエラーはティプサレビッチの60に対して西岡良仁が41。
西岡もらしさは発揮しましたが、ウィナーを64本(西岡は31本)決められ、ブレイクポイントなど要所で勝負強さを見せたティプサレビッチに軍配が上がりました。
ウィンブルドン一回戦4時間の試合の末敗退しました。調整も出来ない中勝つチャンスはありましたが思った以上に芝でプレー出来たと思います。まだ右手首に不安があり打つのが怖いので早く治したいです。アメリカシーズンで頑張れるように日本で右手首の完治に努めたいと思います。
— YOSHIHITO NISHIOKA (@yoshihitotennis) July 1, 2019
ウィンブルドン2019のドロー(トーナメント表)
ウィンブルドン2019のドロー(男子シングルスのトーナメント表)です。
当記事では、第1シード・ジョコビッチ、第2シード・フェデラー、第3シード・ナダル、第4シード・アンダーソンそれぞれの山ごとにクオーターでドローを分けて、32名のトーナメント×4を掲載中です(勝ち上がれば準決勝進出)。
名前の左側の数字はシード順で、シード選手の位置はグレー背景です。
名前の右側の表記ルールは次の通り。
トップハーフ(ジョコビッチ山)ドロー
トップハーフ・ジョコビッチ山32名のトーナメント表です(準々決勝終了)。
ジョコビッチ山には第7シードのチチパスが入りました。
チチパスは2回戦で大先生ことカルロビッチとの対戦が想定されるタフドローです。そして、順当に勝ち上がると4回戦で「因縁の相手」メドベージェフと当たります。
また、コールシュライバーは、ジョコビッチと2019年4度目の対戦となります。インディアンウェルズ、モンテカルロ、ローマのマスターズ3大会に続いて、グランドスラムでも当たってしまいました(IWのみコーリィの勝利)。
トップハーフ(アンダーソン山)ドロー
トップハーフ・アンダーソン山32名のトーナメント表です(準々決勝終了)。
西岡良仁がティプサレビッチとの1回戦に臨みます。勝利すれば、第4シードのアンダーソンとの対戦が想定されています。
ラオニッチ vs バブリンカが、全豪オープン2019・2回戦で全セットタイブレークの熱戦を繰り広げた(セット3-1でラオニッチが逆転勝利)のに続き、またもアーリーラウンドの3回戦で実現してしまいそうです。
ボトムハーフ(ナダル山)ドロー
ボトムハーフ・ナダル山32名のトーナメント表です(準々決勝終了)。
ティーム vs クエリー、ティアフォー vs フォニーニ、チリッチ vs マナリノなど、1回戦とは思えない好カードが目白押しのナダル山。
内山靖崇は同レベルのサングレンとの対戦なので、グランドスラム本戦初出場ながら初勝利に期待がかかります。
一方、杉田祐一はナダルとの1回戦。得意の芝で、予選上がりの勢いを発揮できれば金星も不可能ではありません(結婚報告もしたところなので波に乗って欲しいですね)。
ご報告をさせて頂きます。
— 杉田祐一 / Yuichi SUGITA (@sugitayuichi88) June 28, 2019
私事ですが、かねてよりお付き合いしていた方と入籍いたしました。
昨日行われたウィンブルドン予選を突破し、サポートしてくれている方々、そして妻と再びウィンブルドンの本戦の舞台へ向かえる事を嬉しく思っております。
引き続きよろしくお願い致します。
ナダルは杉田祐一、キリオス、シャポバロフ or ツォンガ、チリッチとの対戦が想定されるという超タフドロー。無事に勝ち上がれれば相当自信を深めることになりそうです。
ボトムハーフ(フェデラー山)ドロー
ボトムハーフ・フェデラー山32名のトーナメント表です(準々決勝終了)。
錦織圭、フェデラーともアーリーラウンドは視界良好な印象ですが、4回戦は一筋縄ではいかなさそうです。
ウィンブルドン2019を最後に現役引退を表明しているバグダティスは、好調シュトルフとの1回戦に挑みます。
フリッツ vs ベルディヒ、プイユ vs ガスケなどは1回戦ながら好カードと言えます。
ウィンブルドン2019 男子シングルス・スコア詳細ドロー
ウィンブルドン2019・男子シングルスのスコアを反映したドロー(トーナメント表)です。
錦織圭のドロー位置、対戦相手の組み合わせ
錦織圭はウィンブルドン2019に第8シードで出場するので、3回戦でようやくシード選手と対戦することになります。
上記1〜4シードのいずれかの山に入りますが、避けたいのはジョコビッチ山とフェデラー山。
アンダーソンは昨年ウィンブルドンで準優勝しましたが、肘の怪我で2019年のクレーコートシーズンは全休、ウィンブルドン前哨戦のフィーバーツリー選手権では2回戦敗退と不安の残る内容です。
ナダルは全仏オープン2019で優勝、クレーで相変わらずの強さを見せつけたものの、錦織と同じくウィンブルドン前哨戦には出場せずエキシビションマッチをこなしたのみ。昨年のベスト4が実に7年ぶりだったことからも、芝での安定感はフェデラーやジョコビッチには劣ります。
Wimbledon men's QF draw
— Tumaini Carayol (@tumcarayol) June 28, 2019
(1)Djokovic-(7)Tsitsipas
(4)Anderson-(6)Zverev
(5)Thiem-(3)Nadal
(8)Nishikori-(2)Federer
錦織1回戦・2回戦の対戦相手(グランドスラム男子初の本戦日本人対決なるか)
第8シードの錦織、ウィンブルドン2019の1・2回戦はノーシードの選手と対戦します。
錦織以外の日本人選手3名は全員ノーシードなので、日本人対決の可能性もあります。
錦織の日本人対決が実現すれば、楽天オープン2018・1回戦で対戦した杉田祐一以来。
グランドスラム大会では、錦織は日本人とシングルス対戦経験がないので初となります(調査の結果、そもそもオープン化以降、日本人同士がグランドスラム本戦で対戦した記録は一度も無さそうです)。
錦織1回戦の対戦相手は世界ランキング115位のモンテイロに決まりました。
2回戦ではイストミン vs ノリーの勝者と対戦します。
ちなみに注目していた日本人対決は、最も早いケースで内山靖崇 vs 杉田祐一の準々決勝ですが、実現は厳しそうです...。
錦織3回戦の対戦相手シード選手(想定)
錦織は3回戦で25〜32シードの選手との対戦が想定されています。
- デミノー
- ペラ
- プイユ
- ペール
- シャポバロフ
- エドマンド
- ジェレ
- ラヨビッチ
候補は上の8名で、2019年に対戦したのはプイユ(ウィンブルドン前哨戦のエキシビション)、ペール(ドバイと全仏)、ジェレ(全仏)、ラヨビッチ(マイアミ)の4選手です。
錦織4回戦の対戦相手シード選手(想定)
錦織は4回戦で9〜12シード、または17-24シードの選手との対戦が想定されています。
- イズナー
- ハチャノフ
- メドベージェフ
- フォニーニ
9〜12シードは上の4名で、17-24シードにも好調な選手が多くいます。誰が勝ち上がってきても接戦が予想されます。
- ベレッティーニ
- バシラシビリ
- オジェ=アリアシム
- シモン
- ゴファン
- バブリンカ
- バウティスタ=アグー
- シュワルツマン
想定シード選手は第9シードのイズナー、第17シードのベレッティーニです。
イズナーは本調子であれば難敵のビッグサーバー、ベレッティーニも今年の芝大会で優勝しています。
錦織のウィンブルドン2019準々決勝、準決勝、決勝の対戦相手
錦織のウィンブルドン2019準々決勝以降の対戦相手(想定)は、ドロー発表後、1〜4シードのどの山に入るかで決まります。
希望としてはアンダーソン>ナダル>ジョコビッチ=フェデラーといったところでしょうか。
ちなみに、ノーシードの注目選手としては、ディミトロフ、ツォンガ、ベルディヒら元ランキング上位選手や、シュトルフ、エルベールら2019年好調勢、そしてグラスコートで強さを見せるビッグサーバー達が挙げられます。
キリオス
オペルカ
カルロビッチ
クエリー
錦織の1回戦、2回戦の対戦相手が、緑枠の選手ばかりにならないよう祈るばかりです...。
ウィンブルドン ドローの平均年齢推移
最後におまけで、ウィンブルドンのドロー過去40年間の平均年齢推移をご紹介します。
#wimbledon men's singles draw age composition pic.twitter.com/lbV5gUzcPN
— Luca Brancher (@LucaBeck) June 27, 2019
図によると、1980年に26.32歳だったドロー平均年齢は一旦1988年の24.12歳まで下降。
その後、ほぼ右肩上がりで上昇を続けており、2016年には過去最高のドロー平均年齢28.49歳を記録しました。
ウィンブルドン2019のドロー平均年齢も28.11歳と高くなっていました。
以上、ウィンブルドン2019・男子シングルス結果速報と、錦織圭、望月慎太郎ら日本人選手の試合結果、スコア・勝ち上がりを反映したドロー(トーナメント表)でした!