
ウィンブルドン2021・男子シングルスのドロー(トーナメント表)、錦織圭・西岡良仁の対戦相手組み合わせなどをまとめています。
目次
ウィンブルドン2021のドロー発表
ウィンブルドン2021のドロー発表は、例年通りであれば6/25(金)頃に行われます。
錦織圭と西岡良仁はランキング上位のため予選免除が確定していますが、内山靖崇、杉田祐一らも本戦出場が期待されます。
その他、ダニエル太郎、添田豪、伊藤竜馬ら実績ある日本人も、本戦ストレートインや予選突破が期待できます。
⇒ウィンブルドン 予選ドロー・結果(wimbledon.com)
ウィンブルドン2021のドロー(トーナメント表)
ウィンブルドン2021のドロー(男子シングルスのトーナメント表)は発表され次第で更新します。
当記事では、第1シード・ジョコビッチ、第2シード・フェデラー、第3シード・ナダル、第4シード・アンダーソンそれぞれの山ごとにクオーターでドローを分けて、32名のトーナメント×4を掲載中です(勝ち上がれば準決勝進出)。
名前の左側の数字はシード順で、シード選手の位置はグレー背景です。
名前の右側の表記ルールは次の通り。
トップハーフ(ジョコビッチ山)ドロー
トップハーフ・ジョコビッチ山32名のトーナメント表です(準々決勝終了)。
ジョコビッチ山には第7シードのチチパスが入りました。
チチパスは2回戦で大先生ことカルロビッチとの対戦が想定されるタフドローです。そして、順当に勝ち上がると4回戦で「因縁の相手」メドベージェフと当たります。
また、コールシュライバーは、ジョコビッチと2019年4度目の対戦となります。インディアンウェルズ、モンテカルロ、ローマのマスターズ3大会に続いて、グランドスラムでも当たってしまいました(IWのみコーリィの勝利)。
トップハーフ(アンダーソン山)ドロー
トップハーフ・アンダーソン山32名のトーナメント表です(準々決勝終了)。
西岡良仁がティプサレビッチとの1回戦に臨みます。勝利すれば、第4シードのアンダーソンとの対戦が想定されています。
ラオニッチ vs バブリンカが、全豪オープン2019・2回戦で全セットタイブレークの熱戦を繰り広げた(セット3-1でラオニッチが逆転勝利)のに続き、またもアーリーラウンドの3回戦で実現してしまいそうです。
ボトムハーフ(ナダル山)ドロー
ボトムハーフ・ナダル山32名のトーナメント表です(準々決勝終了)。
ティーム vs クエリー、ティアフォー vs フォニーニ、チリッチ vs マナリノなど、1回戦とは思えない好カードが目白押しのナダル山。
内山靖崇は同レベルのサングレンとの対戦なので、グランドスラム本戦初出場ながら初勝利に期待がかかります。
一方、杉田祐一はナダルとの1回戦。得意の芝で、予選上がりの勢いを発揮できれば金星も不可能ではありません(結婚報告もしたところなので波に乗って欲しいですね)。
ご報告をさせて頂きます。
— 杉田祐一 / Yuichi SUGITA (@sugitayuichi88) June 28, 2019
私事ですが、かねてよりお付き合いしていた方と入籍いたしました。
昨日行われたウィンブルドン予選を突破し、サポートしてくれている方々、そして妻と再びウィンブルドンの本戦の舞台へ向かえる事を嬉しく思っております。
引き続きよろしくお願い致します。
ナダルは杉田祐一、キリオス、シャポバロフ or ツォンガ、チリッチとの対戦が想定されるという超タフドロー。無事に勝ち上がれれば相当自信を深めることになりそうです。
ボトムハーフ(フェデラー山)ドロー
ボトムハーフ・フェデラー山32名のトーナメント表です(準々決勝終了)。
錦織圭、フェデラーともアーリーラウンドは視界良好な印象ですが、4回戦は一筋縄ではいかなさそうです。
ウィンブルドン2019を最後に現役引退を表明しているバグダティスは、好調シュトルフとの1回戦に挑みます。
フリッツ vs ベルディヒ、プイユ vs ガスケなどは1回戦ながら好カードと言えます。
ウィンブルドン2021 男子シングルス・スコア詳細ドロー
ウィンブルドン2021・男子シングルスのスコアを反映したドロー(トーナメント表)です。
錦織圭のドロー位置、対戦相手の組み合わせ
錦織圭はウィンブルドン2019に第8シードで出場するので、3回戦でようやくシード選手と対戦することになります。
上記1〜4シードのいずれかの山に入りますが、避けたいのはジョコビッチ山とフェデラー山。
アンダーソンは昨年ウィンブルドンで準優勝しましたが、肘の怪我で2019年のクレーコートシーズンは全休、ウィンブルドン前哨戦のフィーバーツリー選手権では2回戦敗退と不安の残る内容です。
ナダルは全仏オープン2019で優勝、クレーで相変わらずの強さを見せつけたものの、錦織と同じくウィンブルドン前哨戦には出場せずエキシビションマッチをこなしたのみ。昨年のベスト4が実に7年ぶりだったことからも、芝での安定感はフェデラーやジョコビッチには劣ります。
Wimbledon men's QF draw
— Tumaini Carayol (@tumcarayol) June 28, 2019
(1)Djokovic-(7)Tsitsipas
(4)Anderson-(6)Zverev
(5)Thiem-(3)Nadal
(8)Nishikori-(2)Federer
錦織1回戦・2回戦の対戦相手(グランドスラム男子初の本戦日本人対決なるか)
第8シードの錦織、ウィンブルドン2019の1・2回戦はノーシードの選手と対戦します。
錦織以外の日本人選手3名は全員ノーシードなので、日本人対決の可能性もあります。
錦織の日本人対決が実現すれば、楽天オープン2018・1回戦で対戦した杉田祐一以来。
グランドスラム大会では、錦織は日本人とシングルス対戦経験がないので初となります(調査の結果、そもそもオープン化以降、日本人同士がグランドスラム本戦で対戦した記録は一度も無さそうです)。
錦織1回戦の対戦相手は世界ランキング115位のモンテイロに決まりました。
2回戦ではイストミン vs ノリーの勝者と対戦します。
ちなみに注目していた日本人対決は、最も早いケースで内山靖崇 vs 杉田祐一の準々決勝ですが、実現は厳しそうです...。
錦織3回戦の対戦相手シード選手(想定)
錦織は3回戦で25〜32シードの選手との対戦が想定されています。
- デミノー
- ペラ
- プイユ
- ペール
- シャポバロフ
- エドマンド
- ジェレ
- ラヨビッチ
候補は上の8名で、2019年に対戦したのはプイユ(ウィンブルドン前哨戦のエキシビション)、ペール(ドバイと全仏)、ジェレ(全仏)、ラヨビッチ(マイアミ)の4選手です。
錦織4回戦の対戦相手シード選手(想定)
錦織は4回戦で9〜12シード、または17-24シードの選手との対戦が想定されています。
- イズナー
- ハチャノフ
- メドベージェフ
- フォニーニ
9〜12シードは上の4名で、17-24シードにも好調な選手が多くいます。誰が勝ち上がってきても接戦が予想されます。
- ベレッティーニ
- バシラシビリ
- オジェ=アリアシム
- シモン
- ゴファン
- バブリンカ
- バウティスタ=アグー
- シュワルツマン
想定シード選手は第9シードのイズナー、第17シードのベレッティーニです。
イズナーは本調子であれば難敵のビッグサーバー、ベレッティーニも今年の芝大会で優勝しています。
錦織のウィンブルドン2019準々決勝、準決勝、決勝の対戦相手
錦織のウィンブルドン2019準々決勝以降の対戦相手(想定)は、ドロー発表後、1〜4シードのどの山に入るかで決まります。
希望としてはアンダーソン>ナダル>ジョコビッチ=フェデラーといったところでしょうか。
ちなみに、ノーシードの注目選手としては、ディミトロフ、ツォンガ、ベルディヒら元ランキング上位選手や、シュトルフ、エルベールら2019年好調勢、そしてグラスコートで強さを見せるビッグサーバー達が挙げられます。
キリオス
オペルカ
カルロビッチ
クエリー
錦織の1回戦、2回戦の対戦相手が、緑枠の選手ばかりにならないよう祈るばかりです...。
ウィンブルドン ドローの平均年齢推移
最後におまけで、ウィンブルドンのドロー過去40年間の平均年齢推移をご紹介します。
#wimbledon men's singles draw age composition pic.twitter.com/lbV5gUzcPN
— Luca Brancher (@LucaBeck) June 27, 2019
図によると、1980年に26.32歳だったドロー平均年齢は一旦1988年の24.12歳まで下降。
その後、ほぼ右肩上がりで上昇を続けており、2016年には過去最高のドロー平均年齢28.49歳を記録しました。
ウィンブルドン2019のドロー平均年齢も28.11歳と高くなっていました。
2021年大会もカルロビッチやフェデラーら「オーバー40」が出場すれば、高齢化必至です。笑
以上、ウィンブルドン2021・男子シングルスのドロー(トーナメント表)についてでした!