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1試合のサービスエース数ランキング歴代TOP10

    2017/07/05

全豪オープンテニス2017は1回戦が全て終了し、イボ・カルロビッチ大先生が、またしても恐ろしい記録を打ち立てました。

 

全豪史上最多となる総ゲーム数「84」で、サービスエースの数は何と「75」

オラシオ・セバジョスを相手に2セットダウンからの大逆転劇で、スコアは6-7(6-8) 3-6 7-5 6-2 22-20でした。

 

さて、このサービスエース75本というのは、歴代でどれくらいの位置にあたるのか、気になったので調べてみました。

 

今回は、1試合のサービスエース数ランキング歴代TOP10と、サービスエースにまつわるあれこれをまとめています。

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サービスエースの数は最近のデータしか残っていない

過去にさかのぼると、数々のビッグサーバーが誕生してきたはずなので、知らない名前も出てくるかと思いきや…

 

実は、サービスエースの数が公式に記録されるようになったのは1991年からです(サーブの速度に関しても同様です)。

それよりも前の選手たちの記録は残念ながら残っていません…。

 

それでは、歴代TOP10を見てみましょう(2017年1月17日時点)。

 

1試合のサービスエース数ランキング歴代TOP10

<1>113本 ジョン・イズナー(全英2010 1回戦 VS ニコラ・マウー)W

<2>103本 ニコラ・マウー(全英2010 1回戦 VS ジョン・イズナー)L

<3>78本 イボ・カルロビッチ(デビスカップ2009 準決勝 VS ラデク・ステパネク)L

<4>75本 イボ・カルロビッチ(全豪2017 1回戦 VS ホレイショ・ゼバロス)W

<5>61本 イボ・カルロビッチ(全米2016 1回戦 VS ルー・イェンスン)W

<6>56本 アルバノ・オリベッティ(全英2016 1回戦 VS マシュー・バートン)L

<7>55本 イボ・カルロビッチ(全仏2009 1回戦 VS レイトン・ヒューイット)L

<8>53本 イボ・カルロビッチ(全英2015 2回戦 VS アレクサンドル・ドルゴポロフ)W

<9>52本 ジョン・イズナー(全英2014 3回戦 VS フェリシアーノ・ロペス)L

<10>51本 ヨアキム・ヨハンソン(全豪2005 4回戦 VS アンドレ・アガシ)L

<10>51本 イボ・カルロビッチ(全英2005 1回戦 VS ダニエレ・ブラッチャーリ)L

<10>51本 ジル・ミュラー(全英2016 1回戦 VS サンティアゴ・ヒラルド)W

※行末は試合結果で、W=勝利、L=敗北です。

 

1位はアンタッチャブルレコードのサービスエース3桁

1位・2位の記録は、2010年ウィンブルドンの、あの「70-68」です。

ジョン・イズナーが勝利したこの試合、最終スコアは6-4 3-6 6-7(7-9) 7-6(7-3) 70-68でした。

 

2日連続日没サスペンデッドという前代未聞の事態となったこの試合、試合時間11時間5分をはじめ、12個ものギネス記録が誕生しました。

【イズナー VS マウーのハイライト動画(最終セットのゲームカウント68-69から開始)】

 

歴代TOP10で目立っているのは、やはりカルロビッチの名前。

冒頭で触れた全豪オープン1回戦のサービスエース「75」は、歴代4位の記録でした。

 

こうして一覧で見てみると、エースの数が多くても必ずしも勝てていないというのが面白いです。

2009年デビスカップのステパネク戦は「78」本ものエースを叩き込むも、7-6(7-5) 6-7(5-7) 6-7(7-9) 7-6(7-2) 14-16で破れました。

ここまでタイブレークばかりの試合は、なかなか観られませんね…!

 

2009年全仏オープン1回戦のヒューイット戦も「55」本のエースを記録しましたが、7-6(7-1) 7-6(7-4) 6-7(4-7) 4-6 3-6と、2セットアップからの逆転負けを喫しました。

 

カルロビッチはツアー屈指(最強?)のサーブを持っていますが、サーブ以外の能力は平凡(or 並以下)なので、なかなか相手サーブをブレイクできず、もつれる事が多くなってしまいます。

 

しかし、そのスタイルで40歳手前になっても一線で活躍しているというのは、驚異の一言です(1979年2月28日生)。

 

※「サービスエース」も「エース」も同じ内容を指しており、レシーバーがボールに触れられずにサーブだけでポイントが決まる(=ノータッチエース)ことです。


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サービスエース数にまつわる記録あれこれ

色んなサービスエースの記録を集めてきました。

 

【年間最多サービスエース数】

1477本 ゴラン・イワニセビッチ(1996年、96試合、15.385本/試合)

 

【キャリア通算サービスエース数】(2017年6月末時点)

12,018本 イボ・カルロビッチ(※更新中、約19.5本/試合)

(追記)2位のイワニセビッチが10,131本、3位はロジャー・フェデラーで、ウィンブルドン2017の1回戦で通算10,000本の大台に乗せました!

 

【1試合平均サービスエース数の年間最高記録】

22.968本/試合 イボ・カルロビッチ(1,447本、63試合)

 

【4セットで決着の試合の最多サービスエース数】

52本 ジョン・イズナー(全英2014 3回戦 VS フェリシアーノ・ロペス スコアは7-6(10-8) 6-7(6-8) 6-7(3-7) 5-7で逆転負け)

 

【3セットで決着の試合の最多サービスエース数】

45本 イボ・カルロビッチ(ゲリー・ウェバー・オープン2015 準々決勝 VS トマーシュ・ベルディヒ スコアは7-5 6-7(6-8) 6-3で勝利)

 

最近はカルロビッチ、イズナーだけでなく、ミロシュ・ラオニッチ、ケビン・アンダーソン、ジル・ミュラーなど、強いビッグサーバーも多くいます。

強くてサービスエースの多い選手が出てくると、もしかしたらイワニセビッチの年間記録を破ることがあるかもしれません。

 

錦織 圭はビッグサーバーとの試合を「つまらない」と表現したこともありますが(僕も同感です)、記録を眺める分には楽しめます。

ラケットやトレーニングの進化で、今後ますますサービスエースの生まれやすい時代になっていくのかもしれません…。

 

以上、テニスのサービスエースについてでした。

また歴代TOP10等に変動があれば、更新していきます!

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