ATPツアー、チャレンジャー、グランドスラム初優勝年齢ランキング|男子テニス最年少大会制覇記録

ATPツアーやチャレンジャー大会、テニスの四大大会・グランドスラムに初優勝した選手の年齢を、ランキング形式でまとめています。

 

21世紀に入ってから、ナダルが19歳で全仏オープン制覇を成し遂げたり、錦織圭が18歳でツアー初優勝、最近ではオジェ=アリアシムが16歳でチャレンジャー優勝を達成したりしていますが、歴代ではどのくらいの位置なのかを調べました。

なお、ランキング内容は全てオープン化以降の記録で集計したものです。

3/2更新
チリ・オープン2020に19歳でツアー優勝したThiago Seyboth Wild(チアゴ・ザイブチ・ビウチ)を追加しました。
 古い記録は日数が正確でない可能性があります。ご了承ください。

ATPツアー初優勝年齢 最年少ランキング(10代優勝者など)

テニスの国際大会にプロ選手が出場できるようになった、いわゆるオープン化が1968年。

また、ATPツアーの仕組みが現行のものになったのが1990年のことです。

ツアー優勝の年少記録、特に10代での初優勝は、1990年以前と以降で著しく頻度が違っているので、それぞれ別で表にまとめています。理由は定かではありませんが...

 

大会優勝の年少記録(オープン化以降・17歳以下)

オープン化以降の最年少優勝は、クリックステインが打ち立てた16歳75日という大記録。

グランドスラム最年少優勝記録保持者のマイケル・チャンも2位にランクインしています。

ヒューイット、メドベデフ以外は全て1990年よりも前に優勝した選手たちです。

順位 選手名 年齢 開催地
1 クリックステイン 16歳75日 テルアビブ 1983
2 チャン 16歳223日 サンフランシスコ 1988
3 ヒューイット 16歳321日 アデレード 1998
4 クリックステイン 16歳355日 ボストン 1984
5 クリックステイン 17歳45日 テルアビブ 1984
6 クリックステイン 17歳52日  ジュネーブ 1984
7 ペレス=ロルダン 17歳202日 ミュンヘン 1987
8 ベッカー 17歳206日 クイーンズクラブ 1985
9 アガシ 17歳214日 イタパリカ 1987
10 キャッシュ 17歳220日 メルボルン 1983
11 ボルグ 17歳228日 オークランド 1974
12 ペレス=ロルダン 17歳244日 アテネ 1987
13 ボルグ 17歳263日 ロンドン 1974
13 チャン 17歳263日 ウェンブリー 1989
15 ベッカー 17歳276日 シンシナティ 1985
16 ボルグ 17歳284日 サンパウロ 1974
17 メドベデフ 17歳295日 ジュネーブ 1992
18 アガシ 17歳298日 メンフィス 1988
19 メドベデフ 17歳323日 シュトゥットガルト 1992
20 ビランデル 17歳330日 ボースタード 1982
21 ボルグ 17歳361日 ローマ 1974

 

ATPツアー優勝の年少記録(1990年以降・TOP10)

1990年以降に限ると、18歳未満で優勝したのはたったの2人でした。TOP10は次の通り。

順位 選手名 年齢 開催地
1 ヒューイット 16歳321日 アデレード 1998
2 メドベデフ 17歳295日 サンフランシスコ 1992
3 メドベデフ 17歳323日 シュトゥットガルト 1992
4 メドベデフ 18歳20日 ボルドー 1992
5 錦織圭 18歳50日 デルレイビーチ 2008
6 ナダル 18歳73日 ソポト 2004
7 ヒューイット 18歳74日 デルレイビーチ 1999
8 チャン 18歳157日 トロント 1990
9 サンプラス 18歳197日 フィラデルフィア 1990
10 メドベデフ 18歳216日 エストリル 1993

 

ATPツアー10代初優勝選手一覧(2000年以降)

2000年以降にATPツアーで達成された、10代での初優勝者の一覧です。

最年少記録は2008年の錦織圭で、18歳でのツアー優勝者は錦織以来まだ現れていません。

BIG4は全員が10代のうちにツアー優勝を飾っていました。

順位 選手名 年齢 開催地
1 錦織圭 18歳50日 デルレイビーチ 2008
2 ナダル 18歳73日 ソポト 2004
3 ロディック 18歳242日 アトランタ 2001
4 マレー 18歳280日 サンノゼ 2006
5 モンフィス 18歳340日 ソポト 2005
6 ガスケ 19歳 ノッティンガム 2005
7 Vinciguerra 19歳15日 コペンハーゲン 2000
8 ベルディヒ 19歳16日 パレルモ 2004
9 コリア 19歳36日 ビニャ・デル・マール 2001
10 ジョコビッチ 19歳63日 アーメルスフォールト 2006
11 ロブレド 19歳89日 ソポト 2001
12 ズベレフ 19歳158日 サンクトペテルブルク 2016
13 フェデラー 19歳180日 ミラン 2001
14 ロクス 19歳257日 パレルモ 2000
15 ルブレフ 19歳276日 ウマグ 2017
16 ゴンサレス 19歳283日 オーランド 2000
17 デルポトロ 19歳294日 シュトゥットガルト 2008
18 デミノー 19歳329日 シドニー 2019
19 チリッチ 19歳330日 ニューヘブン 2008
20 ビウチ 19歳357日 サンティアゴ 2020

 

なお、1990年以降で、10代のうちに何回ツアー優勝したかをランキングにすると、次のようになります(グランドスラム優勝も回数に含む)。

  • ナダル 16回
  • メドベデフ 8回
  • ヒューイット 7回
  • サンプラス 5回
  • ロディック 5回
  • ジョコビッチ 5回
  • デルポトロ 4回
  • チャン 3回(1990年より前にも3回)
  • リオス 3回

 

やっぱりナダルは異常でした。

ちなみに、オープン化以降の歴代最多はボルグの17回。ナダルが2位で、ビランデル13回、ベッカー12回、アガシ10回と続きます。

グランドスラム初優勝年齢 最年少ランキング

グランドスラム初優勝時の年齢で最年少はマイケル・チャンの17歳。

10代でグランドスラム大会優勝を果たした記録は次の通りで、直近の記録は2005年のナダルです。

順位 選手名 優勝時年齢 大会
1 チャン 17歳109日 全仏オープン 1989
2 ベッカー 17歳227日 ウィンブルドン 1985
3 ビランデル 17歳288日 全仏オープン 1982
4 ボルグ 18歳9日 全仏オープン 1974
5 ベッカー 18歳226日 ウィンブルドン 1986
6 ナダル 19歳2日 全仏オープン 2005
7 ボルグ 19歳9日 全仏オープン 1975
8 サンプラス 19歳28日 全米オープン 1990
9 ビランデル 19歳111日 全豪オープン 1983
10 エドベリ 19歳323日 全豪オープン 1985

なお、20歳でのグランドスラム優勝は、サフィン(全米2000)、ヒューイット(全米2001)、ジョコビッチ(全豪2008)、デルポトロ(全米2009)が2000年以降に達成。

21歳では、フェデラー(ウィンブルドン2003)、ロディック(全米2003)が達成しています。

チャレンジャー初優勝年齢 最年少ランキング

チャレンジャー初優勝時の年齢で最年少は、またもマイケル・チャンで15歳。

16歳以下で優勝した8回の記録(7選手)は次の通りです。

順位 選手名 優勝時年齢 開催地
1 チャン 15歳238日 ラスベガス 1987
2 ガスケ 16歳19日 モンタルバン 2002
3 トミック 16歳131日 メルボルン 2009
4 カールソン 16歳215日 ニューアルム 1984
5 Ondruska 16歳231日 ダーバン 1989
6 ガスケ 16歳271日 サラエボ 2005
7 ナダル 16歳300日 バルレッタ 2003
8 オジェ=アリアシム 16歳314日 リヨン 2017

グランドスラム・ジュニアの部に16歳以下で優勝したガスケ、トミック、オジェ=アリアシムらが堂々のランクインです。

16歳なりたてでウィンブルドン優勝を果たした望月慎太郎も、16歳でのチャレンジャー優勝に期待がかかりましたが達成できず。

 

代わりに注目を集めているのが、望月と同い年のカルロス・アルカラス(スペイン)。

2020年8月に17歳でチャレンジャー初優勝を達成すると、なんと10月までにチャレンジャー通算3勝をマーク。

チャレンジャー3勝を記録した時点での年齢ランキングで、ガスケに次ぐ2番目の若さです。

  1. ガスケ(16歳10ヶ月)
  2. アルカラス(17歳5ヶ月)
  3. オジェ=アリアシム(17歳10ヶ月9日)
  4. デルポトロ(17歳10ヶ月13日)
  5. ジョコビッチ(17歳11ヶ月)

 

 

以上、ATPツアーやチャレンジャー大会、テニスの四大大会・グランドスラムに初優勝した選手の年齢ランキングでした!

Twitterのフォローもお願いします!