
US男子クレーコート選手権2022(ATP250)の放送日程、出場選手、ドロー(結果速報トーナメント表)、賞金・ポイントなどをまとめています。
目次
全米男子クレーコート選手権2022|ATP250
全米男子クレーコート選手権2022の大会まとめ一覧表です。
大会名 | Fayez Sarofim & Co. U.S. Men's Clay Court Championship (全米男子クレーコート選手権) ⇒公式サイト |
開催地 | アメリカ/ヒューストン |
会場 | River Oaks Country Club (リバー・オークス・カントリー・クラブ) |
日程 | 4/2(土)〜4/10(日) |
日本との時差 | 15時間 日本が進んでいる |
カテゴリー | ATP250 |
賞金総額 | 59万4,950ドル |
放送・配信 | TENNIS TV(ネット中継) WOWOW(ネット中継、テレビ放送) |
ドロー数 | シングルス28ドロー ダブルス16ドロー |
US男子クレーコート選手権は、1910年にネブラスカ州/オマハで始まった歴史ある大会。
これまでにアトランタ、ウィンストンセーラム、ポンテベドラビーチなどアメリカ各地で開催され、現在はテキサス州/ヒューストンで開かれています。
アメリカ開催のATPツアー大会では唯一のクレーコート大会です。
会場・コート
会場はリバー・オークス・カントリー・クラブ(River Oaks Country Club)。
3000人収容のスタジアムや500人収容のセカンドコートなどがあり、試合は屋外クレーコートで試合が行われます。
全米男子クレーコート選手権2022の日程(予選〜決勝戦)
全米男子クレーコート選手権2022は4/2(土)〜4/10(日)の日程で予選&本戦が開催される見込み。
⇒当日OOP(ATP公式サイト)
全米男子クレーコート選手権2022の試合スケジュールはこちら(シングルスのみ抜粋)。
日 | 男子シングルス |
4/2(土) | 予選 |
4/3(日) | 予選 |
4/4(月) | 1回戦 |
4/5(火) | 1回戦 |
4/6(水) | 2回戦 |
4/7(木) | 2回戦 |
4/8(金) | 準々決勝 |
4/9(土) | 準決勝 |
4/10(日) | 決勝 |
※スケジュールは変更になる場合があります。
マイアミオープン終了後に開かれるヒューストン大会は、マラケシュ(ATP250)と同時期開催。
翌週にはモンテカルロ・マスターズが控えています。
日程 | 開催地 | 大会名 | サーフェス | カテゴリー |
3/23 | マイアミ | マイアミ・オープン | ハード | Masters 1000 |
4/4 | ヒューストン | US男子クレーコート選手権 | クレー | ATP 250 |
マラケシュ | ハッサン2世グランプリ | クレー | ATP 250 |
|
4/10 | モンテカルロ | ロレックス・モンテカルロ・マスターズ | クレー | Masters 1000 |
2022年ATPツアー日程の一覧は「2022年 ATPツアー日程・錦織圭 試合予定」をご覧ください。
全米男子クレーコート選手権2022の結果速報
地元アメリカ勢同士の決勝戦になったヒューストンは、オペルカがイズナーに6-3 7-67で勝利して今シーズン2勝目を挙げました。
全米男子クレーコート選手権2022の賞金・ポイント
全米男子クレーコート選手権2022の賞金総額は$594,950(約6,890万円)です。
ATP250の大会なので、優勝すると250ポイント獲得です。
ラウンド | ポイント | 賞金 |
優勝 | 250 | $90,495 (約1,110万円) |
準優勝 | 150 | $52,790 (約650万円) |
準決勝 (ベスト4) |
90 | $31,035 (約380万円) |
準々決勝 (ベスト8) |
45 | $17,985 (約220万円) |
2回戦 (ベスト16) |
20 | $10,440 (約130万円) |
1回戦 | 0 | $6,380 (約80万円) |
予選突破 | 12 | - |
予選2回戦 | 6 | $3,190 (約40万円) |
予選1回戦 | 0 | $1,740 (約20万円) |
全米男子クレーコート選手権2022のチケット
公式サイトにて購入可能です。
⇒Tickets | Mens Clay Court Championship(チケット販売ページ)
全米男子クレーコート選手権2022の放送(テレビ放送・ネット中継)
チャンネル サービス |
月額料金 | 無料お試し トライアル |
再放送 見逃し配信 |
テレビ放送 | ネット中継 |
民放 | 無料 | 無し | × | × | × |
NHK | 無料 | 無し | × | × | × |
BS朝日 | 無料 | 無し | × | × | × |
2,530円 | 加入月無料 | △ | △ | △ | |
GAORA | 1,374円〜 | 無し | × | × | × |
TENNIS TV | 1,067円〜 | 無し | ○ | × | ○ |
DAZN | 3,000円 | 無し | × | × | × |
全米男子クレーコート選手権2022の放送予定について、まずはテレビ放送状況です。
地上波テレビ放送(NHK・民放)
NHK、民放5局(日本テレビ放送網、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビジョンの在京民放各社)など、地上波でのテレビ放送予定はありません。
CS放送(GAORA)
CS254chの「GAORA SPORTS」にて、錦織出場試合で急遽テレビ放送を行った実績はありますが、基本的にATP250の放送はありません。
⇒男子テニスATPツアー(ガオラ 放送予定)
BS放送(WOWOW)
WOWOWでは決勝戦のみテレビ放送が予定されています。
- 4/12(火)午前0:15 男子テニスATPツアー 250 ヒューストン 決勝
※終了時間変更の場合あり
WOWOWテレビ視聴にはBS環境(BS放送が見られる環境)が必須です。
簡単2ステップで、BS環境の確認から始めましょう!
①リモコンの「BS」⇒「9」のボタンを押して、テレビ画面の状態を確認。
②「ご案内チャンネルに切換えますか?」または、画面左上にメッセージが表示されていれば、登録可能なテレビです!公式サイトよりお申し込みください。
⇒WOWOW(公式サイト)
テレビ放送予定は以上で、以下はネット中継のサービス(有料・無料)です。
WOWOWオンデマンド
全米男子クレーコート選手権2022はWOWOW会員専用のネット中継サービス「WOWOWオンデマンド」で準々決勝〜決勝まで配信されます。
⇒WOWOW(公式サイト)
⇒WOWOWオンデマンド(MOD公式サイト)
WOWOWは加入月は料金がかからない(初月無料)なので、2月に契約した場合、3月末まで1ヶ月分の値段で視聴可能です(無料特典は再加入の方も対象)。
GAORA Live&オンデマンド
GAORA Live&オンデマンドは、「スカパー!on demand」と「J:COM オンデマンド」で同時動画配信されるシステムで、テレビが見られない環境でもPC、スマートフォン、タブレットで視聴できます。
しかし、ガオラのテレビ放送がないため2022年はご利用頂けません。
Paravi
以前はParavi(パラビ)でも配信していましたが、2022年大会のATPツアー放送はありません。
ちなみに、料金が月額1,017円(税込)とお得でドラマや映画などラインナップも充実しており、新規登録後は2週間の無料お試しもあります。
テニス中継はありませんが、よろしければ配信番組をチェックしてみてください。
⇒Paravi(パラビ公式サイト)
TENNIS TV
TENNIS TV(テニスTV・TTV)で配信があります。
ただし、ATP250の場合は全試合ではなく「センターコートのみ配信」などの可能性が高そうです。
英語実況のみですが、雨天順延時にも映像配信が途切れない、試合前後の入退場シーンやインタビュー映像もカットされないなど、TENNIS TVのメリットは小さくありません。
料金や登録方法はまとめ記事をご覧ください(英語サイトですが、画像付きで解説しているのでクレジットカードが手元にあれば簡単に登録・視聴できます)。
DAZN
DAZNは女子ツアーの試合のみ配信です。
女子プロテニスWTAツアーの放映権を独占しているDAZN限定で、 US男子クレーコート選手権と同時期に開催されるWTA大会の試合観戦が可能です。
料金は月額3,000円税込。年間プランだと27,000円税込で、9月分の料金(3ヶ月分が無料)になりお得です。
女子テニス以外にも日本代表W杯予選を含む国内外のサッカーやプロ野球、F1・F3などモータースポーツ、ボクシング、競馬まで網羅されてますので、気になった方はチェックしてみてください。
⇒DAZN(公式サイト)
テニス無料視聴はライスト
ライスト観戦については別記事でまとめていますのでご参照ください。
男子プロテニス協会(ATP:Association of Tennis Professionals)が開催するATPツアーには、3つのカテゴリーがあります(下部ツアーのチャレンジャー、フューチャーズを除く)。
- ATPマスターズ1000(ATP Tour Masters 1000)
- ATP500(ATP World Tour 500 series)
- ATP250(ATP World Tour 250 series)
上記に国際テニス連盟(ITF: International Tennis Federation)公認のテニス4大大会(Grand Slam:グランドスラム)を合わせた4カテゴリーの大会に、男子プロテニスプレーヤーは参戦します。
日本でのテレビ放送・ネット配信の中継情報は以下の通り(2023年情報)。
主要テレビ局のテレビ放送状況一覧
チャンネル | 料金 | グランドスラム | ATPマスターズ1000 | ATP500 | ATP250 |
NHK 総合 NHK Eテレ |
無料 | ウィンブルドン |
× | × | × |
日テレ | × | × | |||
tv asahi | × | ||||
TBSテレビ | × | ||||
テレビ東京 | 全仏OP | × | |||
フジテレビ | × | × | |||
NHK・BS1 | △ | ||||
BS日テレ | × | ||||
BS朝日 | × | ||||
BS-TBS | × | ||||
BSテレ東 | |||||
BSフジ | |||||
2,530円 | ○ | × | × | × | |
GAORA | 1,374円〜※1 | × | ○ | × | △※2 |
※1 GAORAの料金はスカパー!基本料金込み。
※2 錦織圭がトーナメント上位進出時に緊急番組編成の実績有り。
WOWOWはテレビ放送こそグランドスラムのみですが、ネット会員が無料利用できるオンデマンドにてATPツアー各大会の試合配信があります。
グランドスラムのうち、全仏オープン、ウィンブルドンの2大会は、衛星放送(BS・CS放送)が映らなくても地上波の民法キー局にて視聴可能です(全豪・全米はWOWOW加入が必須)。
NHK・BS1、BS朝日のATPツアー放送は、2021年以降(錦織圭の故障離脱後)減少・終了しています。
主要VODサービスの配信状況一覧
テレビ局 チャンネル |
料金 | グランドスラム | ATPマスターズ1000 | ATP500 | ATP250 |
2,530円 | ○ | ○ | △ | △ | |
GAORA※2 | 1,374円〜※3 | × | ○ | × | × |
Paravi |
1,017円※4 | × | × | × | |
TENNIS TV | 1,067円〜※5 | ○ | ◯ | △ | |
DAZN | 2,250円〜 | × | × | × | |
プライムビデオ | 408円〜※6 | × | × | × | |
960円※7 | × | × | × |
※1 正式名称「WOWOWメンバーズオンデマンド or WOWOWオンデマンド」
※2 正式名称「GAORA SPORTS Live&オンデマンド」
※3 GAORAの料金はスカパー!基本料金込み。
※4 ParaviベーシックプランにiTunes Store決済で契約した場合の月額利用料金は1,050円(税込)。
※5 TENNIS TVの料金は年契約(12,800円税込)を12ヶ月で割り算した月額。
※6 Amazonプライムビデオの年間プランは4900円/年(月間プラン500円/月)。学生は6ヶ月無料体験+会員費半額(250円/月)の特典アリ。
※7 ABEMAプレミアムの月額費用が960円税込で、ABEMA通常会員は無料で利用可能。
GAORAは2021年シーズン以降、ATP500・ATP250とも放送対象外。
WOWOWオンデマンドは、錦織圭が出場する試合を中心にATP500、ATP250を配信リストに入れています(錦織不参加の大会は準々決勝以降のみ配信することも)。
DAZNは女子プロテニスのツアー各大会をインターネット配信で生中継、ABEMAは過去にATPカップを、プライムビデオも過去にレーバーカップ関連の映像を配信していました(Paraviは2019年シーズンにATPツアーをネット配信)。
有料放送やVODサービスは月額費用が発生しますが、大半のサービスで無料体験(トライアル)が用意されているので初心者にも安心となっています。
US男子クレーコート選手権2022 出場選手
日本人はダニエル太郎がエントリーしていましたが、欠場します。
Main Draw
シード | 選手名 | シード用順位 | エントリー順位 |
---|---|---|---|
1 | Casper Ruud | 8 | 8 |
2 | Taylor Fritz | 13 | 20 |
3 | Reilly Opelka | 18 | 17 |
4 | John Isner | 22 | 23 |
5 | Cristian Garin | 30 | 25 |
6 | Frances Tiafoe | 31 | 30 |
7 | Tommy Paul | 37 | 39 |
8 | Jenson Brooksby | 39 | 43 |
Marcos Giron | 52 | 55 | |
Mackenzie McDonald | 54 | 59 | |
Jordan Thompson | 78 | 78 | |
Denis Kudla | 84 | 102 | |
Jaume Munar | 89 | 99 | |
Alejandro Tabilo | 95 | 96 | |
Peter Gojowczyk | 100 | 94 | |
(WC) Nick Kyrgios | 102 | ||
Pablo Cuevas | 105 | 104 | |
Steve Johnson | 107 | 115 | |
Sam Querrey | 110 | 114 | |
Feliciano Lopez | 114 | 112 | |
Daniel Elahi Galan | 118 | 103 | |
Juan Pablo Varillas | 119 | 117 | |
(WC) Jack Sock | 144 | ||
(WC) J.J. Wolf | 167 | ||
(Q) | |||
(Q) | |||
(Q) | |||
(Q) |
Alternates (補欠待機)
待機順 | 選手名 | シード用順位 | エントリー順位 |
---|---|---|---|
1 | Bernabe Zapata Miralles | 124 | 118 |
2 | J.J. Wolf | 167 | 127 (PR) |
3 | Elias Ymer | 131 | 131 |
4 | Nick Kyrgios | 102 | 132 |
5 | Bjorn Fratangelo | 158 | 144 |
6 | Tomas Barrios Vera | 147 | 145 |
7 | Fernando Verdasco | 123 | 150 |
8 | Tennys Sandgren | 151 | 153 |
9 | Mikhail Kukushkin | 159 | 154 |
10 | Max Purcell | 163 | 163 |
11 | Mitchell Krueger | 160 | 164 |
12 | J.J. Wolf | 167 | 209 |
13 | Cedrik-Marcel Stebe | 218 | 218 |
14 | Yasutaka Uchiyama | 235 | 234 |
15 | Matthew Ebden | 360 | 256 |
16 | Gonzalo Lama | 254 | 257 |
17 | Goncalo Oliveira | 265 | 270 |
18 | Denis Istomin | 285 | 290 |
19 | Steven Diez | 289 | 296 |
20 | Eduard Esteve Lobato | 300 | 297 |
Withdrawals (欠場)
選手名 | シード用順位 | エントリー順位 | |
---|---|---|---|
Lloyd Harris | 44 | 32 | |
Adrian Mannarino | 61 | 66 | |
Soonwoo Kwon | 63 | 64 | |
Kevin Anderson | 91 | 90 | |
Francisco Cerundolo | 103 | 100 |
全米男子クレーコート選手権2022のドロー(トーナメント表)
男子シングルスのドロー
全米男子クレーコート選手権2022・男子シングルスのドローは、28選手(ランキング上位19名+ワイルドカード3名+予選勝者4名+SE2名)によるトーナメントです。
選手名の左の数字はシード順で、シード位置はグレー背景です。 トーナメント開始後は、赤い名前欄の選手が勝ち上がっています。
(WC)=ワイルドカード(主催者推薦枠)
(LL)=ラッキールーザー(予選敗退したが欠場者が出て代わりに本戦入りの選手)
(SE)=スペシャルイグザンプト(前週大会で準決勝以上で予選と日程が被った選手)
(PR)=プロテクトランキング(ケガにより6ヶ月以上戦列を離れた選手に対するATPツアーの救済処置用ランキングを使用して出場)
シングルス予選のドロー

男子ダブルスのドロー

全米男子クレーコート選手権 歴代優勝者
歴代の男子シングルス優勝・準優勝選手はこちら(2010年〜)。
年 | 優勝 | 準優勝 |
2021 | 中止 | |
2020 | 中止 | |
2019 | クリスチャン・ガリン | キャスパー・ルード |
2018 | スティーブ・ジョンソン | テニス・サングレン |
2017 | スティーブ・ジョンソン | トーマス・ベルッチ |
2016 | フアン・モナコ | ジャック・ソック |
2015 | ジャック・ソック | サム・クエリー |
2014 | フェルナンド・ベルダスコ | ニコラス・アルマグロ |
2013 | ジョン・イズナー | ニコラス・アルマグロ |
2012 | フアン・モナコ | ジョン・イズナー |
2011 | ライアン・スウィーティング | 錦織圭 |
2010 | フアン・イグナシオ・チェラ | サム・クエリー |
以上、 全米男子クレーコート選手権2022の大会情報まとめでした!