全豪オープンの賞金はいくら?|2023年大会の総額、優勝賞金、日本円内訳と過去の賞金額推移
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全豪オープンテニス(Australian Open)の賞金について、2023年の大会総額、優勝賞金、各ラウンドでの日本円内訳と過去の賞金額推移をまとめています。

1年で最初に開催されるグランドスラムの全豪オープンテニスは、日本円で50億円超の賞金総額を誇ります。

他の大会同様、2023年の全豪オープンの賞金額も前年より増加することが予想されます。

 賞金は確認時点の為替(2023円:1豪ドル=約89円、2022年:1豪ドル=約83円、2021年:1豪ドル=約81円)で計算しています。

全豪オープン2023の賞金総額

全豪オープン2023の賞金総額は7,650万豪ドル(68億4,700万円)で、男子・女子とも同額なので各大会の総額は3,825万豪ドル(34億2,350万円)です。

ちなみに、全豪オープンで男女とも同じ賞金になったのは2001年からで、それまでは男子大会の方が女子大会よりも若干高めの設定でした。

全豪オープン2023の優勝賞金|シングルス/ダブルス 男子/女子/混合

全豪オープン2023のシングルス、ダブルスそれぞれの優勝賞金は次の通り。

2023年の優勝賞金
シングルス:297万5,000豪ドル(2億6,630万円)
ダブルス:69万5,000豪ドル(6,200万円)
混合ダブルス:15万7,750豪ドル(1,410万円)
(参考)2022年の優勝賞金
シングルス:287万5000豪ドル(2億3860万円)
ダブルス:67万5000豪ドル(5500万円)
混合ダブルス:15万4500豪ドル(1260万円)
(参考)2021年の優勝賞金
シングルス:275万豪ドル(2億2275万円)
ダブルス:60万豪ドル(4860万円)
混合ダブルス:15万豪ドル(1215万円)
(参考)2020年の優勝賞金
シングルス:412万豪ドル(2億9664万円)
ダブルス:76万豪ドル(5472万円)
混合ダブルス:19万豪ドル(1368万円)

ダブルスは賞金額をペアで分けるので、選手一人当たりが獲得する優勝賞金は半減します。

全豪オープン2023 各ラウンドの獲得賞金|シングルス・ダブルス

全豪オープン2023の1回戦敗退〜優勝までの各ラウンドの獲得賞金ブレイクダウンです(ドル=$AUD)。

シングルスの賞金ブレークダウン

ラウンド 2023年 2022年
優勝 $2,975,000
(2億6,477万5,000円)
$2,875,000
(2億3,862万5,000円)
準優勝 $1,625,000
(1億4,462万5,000円)
$1,575,000
(1億3,072万5,000円)
準決勝
(ベスト4)
$925,000
(8,232万5,000円)
$895,000
(7,428万5,000円)
準々決勝
(ベスト8)
$555,250
(4,941万7,300円)
$538,500
(4,469万5,500円)
4回戦
(ベスト16)
$338,250
(3,010万4,300円)
$328,000
(2,722万4,000円)
3回戦 $227,925
(2,028万5,400円)
$221,000
(1,834万3,000円)
2回戦 $158,850
(1,413万7,700円)
$154,000
(1,278万2,000円)
1回戦 $106,250
(945万6,300円)
$103,000
(854万9,000円)
予選決勝 $55,150
(490万8,400円)
$50,000
(415万円)
予選2回戦 $36,575
(325万5,200円)
$33,500
(278万500円)
予選1回戦 $26,000
(231万4,000円)
$24,000
(199万2,000円)

テニスの四大大会の一つ 全豪オープンでは、シングルス1回戦敗退でも900万円を超える賞金が獲得できます。

ダブルスの賞金ブレークダウン

ラウンド 2023年 2022年
優勝 $695,000
(6,185万5,000円)
$675,000
(5,602万5,000円)
準優勝 $370,000
(3,293万円)
$360,000
(2,988万円)
準決勝
(ベスト4)
$210,000
(1869万円)
$205,000
(1,701万5,000円)
準々決勝
(ベスト8)
$116,500
(1,036万8,500円)
$113,000
(937万9,000円)
3回戦 $67,250
(598万5,300円)
$65,250
(541万5,750円)
2回戦 $46,500
(413万8,500円)
$45,100
(374万3,300円)
1回戦 $30,975
(275万6,800円)
$30,050
(249万4,150円)

全豪オープンテニス 賞金総額の推移

男女同額になった2001年以降の、全豪オープンの賞金総額推移は以下の通り(ドル=$AUD)。

賞金総額 増加率
2023 $76,500,000 3.38%
2022 $74,000,000 3.50%
2021 $71,500,000 0.70%
2020 $71,000,000 13.60%
2019 $62,500,000 13.64%
2018 $55,000,000 10.00%
2017 $50,000,000 13.64%
2016 $44,000,000 10.00%
2015 $40,000,000 21.21%
2014 $33,000,000 10.00%
2013 $30,000,000 15.38%
2012 $26,000,000 3.98%
2011 $25,005,635 3.78%
2010 $24,094,000 4.12%
2009 $23,140,000 12.33%
2008 $20,600,000 3.00%
2007 $20,000,000 3.63%
2006 $19,300,000 1.05%
2005 $19,100,000 0.53%
2004 $19,000,000 4.51%
2003 $18,180,000 10.18%
2002 $16,500,000 19.07%
2001 $13,857,625

男女同額になった2001年以来、毎年増加傾向にある全豪オープンの賞金。

特に目を引くのは2013年以降の上がり幅で、毎年10%以上の高水準で賞金が増額になっています。

2010年から2020年までの10年間だけで、賞金総額は約3倍(2.95倍)にまで膨れ上がりました。

全豪オープンテニス シングルス優勝賞金の推移

2011年以降の、全豪オープン・シングルスの優勝賞金額推移は以下の通り。

2021年大会の優勝賞金は3割以上のカットとなっていました(その分、アーリーラウンドに賞金が上乗せされています)が、2022年は再び増額に転じました。

日本円の金額は当時の為替での計算結果で、増加率はドル基準です(ドル=$AUD)。

シングルス優勝賞金 増加率
2023 $2975,000
(約2億6,478万円)
3.48%
2022 $2875,000
(約2億3863万円)
4.55%
2021 $2750,000
(約2億9664万円)
-33.25%
2020 $4,120,000
(約2億9664万円)
0.49%
2019 $4,120,000
(約3億2136万円)
2.50%
2018 $4,000,000
(約3億5200万円)
8.11%
2017 $3,700,000
(約3億1820万円)
8.70%
2016 $3,400,000
(約2億9240万円)
9.68%
2015 $3,100,000
(約2億8210万円)
16.98%
2014 $2,650,000
(約2億3850万円)
9.05%
2013 $2,430,000
(約2億2842万円)
5.65%
2012 $2,300,000
(約1億8400万円)
4.55%
2011 $2,200,000
(約1億8040万円)
0%

2018年まで毎年10%に迫る増加率で優勝賞金も増えていましたが、2019年以降は微増です。

実はここ数年は、優勝・準優勝の賞金はほぼ据え置きで、ベスト4以下〜予選ラウンドの賞金が10%以上の伸び率を記録しています。

そして、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2021年大会ではトーナメント上位進出者の賞金が大きく削られています(その分、予選や本戦アーリーラウンド敗退者に分配されているため、総額は増加)。

 

全豪オープンは、2019年、2021年に女子シングルスで大坂なおみが優勝した大会です。

2019年当時の獲得賞金は412万豪ドル。日本円では約3億2136万円という大金でした(2021年の獲得賞金も約3億円)。

なお、豪ドルは為替変動の大きい通貨なので、日本円換算だと2018年の優勝賞金が史上最高額となっています(当時は1豪ドル=88円)。

 

以上、テニスのグランドスラム「全豪オープン」の賞金まとめでした!