コンパとは何の略?意味と由来!大学の新歓名物も現在は死語?
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合同コンパや新歓コンパなどの言葉でよく耳にする「コンパ」というカタカナ語。

意味や由来、そして現在どのように使われているのかを調査しました。

コンパとは(意味・略語)

コンパとは、コンパニーの略語

意味は「仲間と親睦を深めるために行う飲み会」のことです。

日本では大学生の集まりで行われるコンパ(新歓コンパ、追いコン)が有名ですが、出会いを目的に男女複数名で集まって食事などを楽しむ合コン(合同コンパ)などの言葉もあります。

コンパ自体にマイナスな意味はありませんが、未成年の飲酒や、大学生集団の一気飲み強要によって引き起こされた急性アルコール中毒による死亡事故などが原因で言葉のイメージは悪化の一途を辿っており、現在ではあまり使われない言葉(=死語)になりつつあります。

一般的には、男女の出会いが目的で開催される飲み会を指します。

音楽用語「コンパ」の意味は?
コンパ(Kompa)は、ハイチの伝統的な宗教音楽をブレンドして作られた音楽。
隣国・ドミニカ共和国の「メレンゲ」と共通部分の多い「メラング」というスタイルに、キューバ音楽やザイールのポップスなどの要素をミックスして発展させたものを指します。

コンパの由来・語源

コンパの由来は、英語のカンパニー(company)が語源です。

カンパニーには「会社」という意味のほかに「仲間」や「集まり」などの意味もあります。英語の発音では「カンパニー」のカタカナの方が近いはずですが、スペルをそのままローマ字読みして略した「コンパ」で定着しています。

コンパという言葉が日本で使われ始めたのは明治時代と言われており、当時の史料に「同じ寮やクラスの友人と、お金を出し合って買ったパンや焼き芋を食べながら歓談する『コンパニー』という集まり」について記されています。

コンパの種類|新歓コンパほか

コンパには様々な種類があります。

合コン

合同コンパの略で、共通の友人を通じた男女の出会いの場として開催される飲み会で、男女が同じ人数で集まってテーブルを囲むのが一般的です。

新歓コンパ

新入生歓迎コンパの略で、大学入学時期にサークルや部活の集まりで開催される新入生向けの食事会です。

現役合格の大学生は未成年で飲酒がNGな年齢なので、サークル側の配慮が求められます。

追い出しコンパ(追いコン)

サークルやゼミなどのグループから卒業する先輩を祝う目的で開催されるのが追い出しコンパです。

思い出話に花を咲かせたり、後輩・先輩間で想いを伝えたりといった場になります。

街コン

出会い・グルメ・地域活性化をテーマに、街ぐるみで行われる大規模合コンのことです。

個人開催の合コンに比べ大人数で行われるため、複数の異性との出会いを一度に楽しめるメリットがあります。

コミュニティにもよりますが、合コン以上に真剣な出会いを求めているケースがほとんどです。

趣味コン

共通の趣味を持った仲間が集まって交流を深めるイベントです。

アニメコン、音楽コン、ゴルフコン、登山コン、料理コン、電車コン、お散歩コンなど名のつくものから、好きなペット・動物をきっかけに出会いを求め集まるパーティもあります。

コンパは死語?

コンパという言葉は、年々使われなく、つまり死語になりつつあるようです。

原因としては、コンパの代表格「合コン」の響きから「上品じゃない」印象を受けるから、合コンというイベント自体が「ガツガツしているようで恥ずかしい」イメージを覚えるからなどが挙げられます。

 

若者の合コン離れが進んでいると言いますが、趣味コンなどはむしろ活性化しています。

「飲み会」や「食事会」は変わらず開催されていることから、単純に多く使われる呼び名がコンパから変わっているだけ、というのが真相です。

コンパ自体は多く開催されていますが、名称に「コンパ」が出てこず「○○コン」と略称が付けられていて、「合コン」という言葉は「食事会」などに取って代わられているのが現在の主流です。

 

 

以上、コンパについてでした。