2024年7月スタート フジテレビ系 “月10”「マウンテンドクター」のあらすじ、ネタバレ、口コミや感想などをまとめています。
そこへ行けば、救える命があるー。
杉野遥亮 主演!
山×医療の知識が必要な“山岳医”役に挑戦
主人公と対峙する先輩山岳医を演じるのは、大森南朋!山岳医療にスポットを当てた完全オリジナル作品
圧倒的なリアリティーとスケール感で描く、新たな“山岳医療ドラマ”誕生
このドラマは、山岳医療の現場に放り込まれた青年医師が、様々な想いを抱えた山岳医や患者と触れ合い、現実と向き合いながら成長していく様子を、圧倒的なリアリティーとスケール感で描く、長野県松本市を舞台にした山岳医療ドラマ。今回解禁となった杉野遥亮、大森南朋ともに山岳医役を演じる。
実際に長野県松本市などでのロケを行いながら、山岳医療の現場を、丁寧に、立体的に描いていく。ヒトもモノも十分でない大自然の中で、己の知識と技術だけを頼りに、目の前の命をつなぐ
“山岳医”にスポットを当てた、心温まるエンターテインメント山岳医療ドラマ!
“山岳医療”とは、山で起こりうる病気とケガを治療する医療。そして、“山の知識”と“医療知識”の双方に長けた医師を“山岳医”と呼ぶ。昨今の登山ブームによって、日本でも急速に注目を集めている医療分野であるが、欧州などに比べると遅れており、日本における山岳医の数はまだまだ少ないのが現状。本作は、この未知なる分野で、山岳医たちの想いのぶつかり合いを通して、山岳医療の課題と未来を描き提示する、新しい医療ドラマとなる。
主人公は、信濃総合病院に赴任してきた青年医師・宮本歩(みやもと・あゆむ)。整形外科医と並行して、病院が近年力を入れ始めた“山岳診療科”の兼務を命じられる。高校卒業以来、故郷である長野県に戻ってきた歩は、小さいころから身近にあり大好きだったはずの山へ、ある想いを抱え続けている。医師としては、これといった目標もなく、志も低めの今時な事なかれ主義だったが、山岳医療チームで過ごす中で少しずつ成長していくことに…。主演・杉野遥亮! 山の知識×医療知識が問われる“山岳医”役に!
「山でしか救えない命がある」 に異論をとなえる山岳医を大森南朋が演じる!
主人公・宮本歩を演じるのは、杉野遥亮。近年では、主演を務めた連続ドラマ『ばらかもん』(フジテレビ系)のみならず、その幅広い表現力で多くの人々を魅了し、今まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの彼は、山岳医として励みながら自分の過去とも向き合っていく複雑な役どころを演じる。
そして、宮本歩(杉野遥亮)が赴任する信濃総合病院の循環器内科医として働く、江森岳人(えもり・がくと)を演じるのは、演技派俳優として名をはせ、多方面で活躍を続けている、大森南朋。大森演じる江森は、国際山岳医としての資格を取得し、海外での活動経験もある山岳医。山岳医療に詳しいからこそ、医師が安易に山に行くことに慎重で、山での負傷者・疾病者は迅速な救助ののち設備の整った病院で治療すべきだという信念を持っている。しかし、歩(杉野遥亮)とぶつかり合いながら、自身も抱える過去のトラウマを乗り越えようとしていく役どころ。舞台は、険しい北アルプスが連なる長野県! 実際に山岳地帯でロケも!
見たことのない“山岳地での救命現場”を圧倒的なリアリティーで壮大に描く!
登山シーズンには多くの観光客・登山者で賑わう長野県の山岳地帯。西側には本州の背骨とも呼ばれる3,000m級の山々が連なる険しい北アルプスが連なり、東側には風光明媚な浅間連峰や筑摩山地が広がる。そんな大自然の美しさがつまった場所で、本作のロケも行われ、救助シーンの緊迫感やスリルなど、大自然が舞台だからこそ生まれるリアリティーとスケール感をお届けする。映像美に関しても期待が広がるドラマ『マウンテンドクター』、今後解禁となる山岳医療チームのメンバーや他キャストに関する続報にも、ぜひ注目を!
目次
「マウンテンドクター」あらすじ
以下、ドラマ「マウンテンドクター」のあらすじ、ネタバレ、感想についてまとめています。
第1話のあらすじ
整形外科医の宮本歩(杉野遥亮)がある日突然、山岳医に!?大自然の中、目の前の命が消えかけたそのとき、新米山岳医の歩にとっては厳しい現実が待ち受けていて…
北アルプスの麓にある長野県松本市で生まれ育った宮本歩(杉野遥亮)は、ある大切な約束を胸に医師になった整形外科医。11年ぶりに地元に戻り、松澤周子(檀れい)が院長を務め、同級生で麻酔科医の村松典子(岡崎紗絵)がいる信濃総合病院に勤務することになるが、着任早々、整形外科と山岳診療科を兼務するよう命じられる。山岳看護師の鮎川玲(宮澤エマ)によると、山岳診療科は、山で起きた病気やケガの対応と、週1回の山岳外来での診察、さらに、土日には山小屋で泊まり込みの勤務も行うという。事前に何も聞かされていなかった歩は突然の話に戸惑うが、周子には何やら狙いがある様子。
しばらくして、外来で診察中の歩の元に、近くの山で遭難事故が発生したとの知らせが入る。周子の指示で、歩は早速、救助用のヘリに乗って現場へ。しかし、眼下に北アルプスの山々が見えてくると、ある記憶がフラッシュバックし、徐々に呼吸が荒くなっていく――。
現場では、とうてい登山用の装備とは思えない軽装の若者6人組が倒れていた。そのうち、ケガを負った2人の応急処置を終えた歩は、彼らから病院へ搬送するよう救急隊に指示。ところが次の瞬間、転んで胸を打ったという別の1人が、胸が痛いと苦しみ出す。患者の意識レベルが低下していくなか、原因がわからず歩の焦りがピークに達し…。
病院に戻った歩は院長室を訪ね、なぜ自分が山岳診療科に配属されたのか周子を問いただす。するとそこへ、周子から呼ばれた白衣姿の男が入ってくる。男の名は江森岳人(大森南朋)。同じ病院の循環器内科医で、歩と同じく山岳診療科兼務。そのうえ、国際基準の検定に合格した医師だけがなれる国際山岳医だった――。
第2話のあらすじ
復帰早々、周子(檀れい)からMMTのメンバーに任命された歩(杉野遥亮)だったが、チームのリーダーで救急の小宮山(八嶋智人)は山岳医療に否定的で、たとえ山で起きた事故であろうと、患者は病院で治療すべきと考える人物だった。さらに、循環器内科の掛川(近藤公園)と麻酔科の典子(岡崎紗絵)もモチベーションが低く、歩はがく然。当然、山小屋の泊まり込み診療ともなると誰一人として手を挙げず、初回は歩と典子が山へ向かうことになる。
山小屋に着くと、野口七海(西原亜希)と大地(横山歩)親子が診療所にやって来る。2人はこの日が初めての登山だといい、大地は母親との登山が恥ずかしいのか、どこか七海に反発している様子。そんな親子の姿をほほ笑ましく思いながらも、その格好を見た歩は、大地がボロボロのスニーカーを履いていることが気になる。
翌日、山小屋で診療中の歩と典子のもとに、山頂へ向かっていた七海が崖下に滑落したという連絡が入る。大地も腕を負傷しているらしいが、天候が怪しく救助のヘリは飛べない。歩と典子は現場へ急行し、崖下の七海の救助を試みる。
歩たちは七海を救出し、なんとか山小屋まで運んだが、そこで七海の容体が急変。本来ならすぐに病院へ搬送したいところだが、動かすことができない事態に。駆けつけた救助隊にひとまず大地だけを引き渡し、七海の救命にあたる歩。設備の整わない山小屋診療所で、どうすれば命をつなげるのか悩んだ歩は、病院にいる玲(宮澤エマ)にあることを頼む。その頃病院では、小宮山たちが、搬送されてきた大地の様子がおかしいことに気づき…。
マウンテンドクター - フジテレビ
第3話のあらすじ
1年前の落石事故で一体何が!?江森(大森南朋)に患者を殺したという疑惑の目が向けられる中、江森を信じて事故の関係者たちを訪ねる歩(杉野遥亮)。そこで明らかになる“あの日の真実”とは!?
高原にある神社で安産祈願をするため、友人と山に登った松田結衣(畦田ひとみ)が、道中で突然倒れ、ヘリで運ばれてくる。妊娠5カ月の妊婦ということもあり胎児への影響が心配されるが、検査の結果、問題はなく、一晩入院して経過観察することに。ところが結衣は、駆けつけた父・健作(おかやまはじめ)に連れられ、なかば強引に退院。実は、結衣は江森(大森南朋)が一年前に山で死なせたという倉持菜月(舟木 幸)の娘で、江森を訴えている遺族だったのだ。
退院の際、健作は江森を“人殺し”だと触れ回り、院内は一時騒然となる。周子(檀れい)は「気にする必要はない」と一蹴するが、早紀(トラウデン直美)によると、どうやら完全なデタラメとも言えないらしい。聞けば、江森は1年前に落石事故で負傷者たちの救命に当たった際、激しい外傷を負った菜月を助からないと判断。しかし、江森が助かる見込みがないと黒のトリアージを記したにも関わらず、その後、現場で菜月の意識が一時的に回復したという。そのため、遺族は菜月の死の原因は江森の判断ミスで、医療過誤だとして訴訟に。そのうえ江森は、遭難者の1人で、今はリハビリ中の少年・飯塚亘(森優理斗)に、何やら事故当時のことを口止めしているらしく、疑惑はさらに深まっていく。それでも、江森が救える命をあきらめるようなまねをするはずがないと信じる歩(杉野遥亮)は、独自に事故のことを調べ始めて…。
第4話のあらすじ
MMTが帯同する登山ツアーで落雷事故が発生!玲(宮澤エマ)の脳裏によみがえる7年前の悲しい事故の記憶――。江森(大森南朋)が山に憎しみを抱く理由も明らかに!
「江森先生(大森南朋)が山に復讐を誓う原因は私にある」――。歩(杉野遥亮)や典子(岡崎紗絵)が玲(宮澤エマ)の言葉の意味を気にするなか、鮎川山荘では、篤史(石丸謙二郎)が7年ぶりの登山ツアーを企画し、MMTもツアーに帯同してほしいと依頼される。周子(檀れい)から話を聞いた歩は、山の良さを知ってもらういい機会だと乗り気になるが、ある理由から山を嫌う玲は強く反対。篤史にも「7年前のことを忘れたわけじゃないでしょ?」と忠告する。
数日後、玲の反対を押し切ってツアーが開催され、MMTからは歩が帯同することに。ところが、山頂に向かってしばらく進むと次第に雲行きが怪しくなり、ツアーを引率する小屋番の絵理子(工藤美桜)はやむなく中止を決断。遠くでゴロゴロと雷が鳴り始め、一行は歩の誘導のもと樹林帯へと避難するが、雷雲は徐々に近づいてくる。そして強い雷鳴が響いた次の瞬間、辺り一帯に激しい閃光が走り、歩が目を開けると、そこには雷に打たれた絵理子が倒れていた――!
恐れていた事態が起きたことで、玲は病院に駆けつけた篤史に「7年前から何も学んでない」と怒りをぶつける。歩はそこで初めて、玲が山に恐れを抱き、背を向けることになった理由を知り、それこそが、江森が山に憎しみを抱く原因だと分かり…。
第5話のあらすじ
MMTに新たな試練!活動に懐疑的な県の視察担当者から突きつけられる課題!
夜の山では熊による襲撃事件が発生し、居合わせた宇田(螢雪次朗)は歩(杉野遥亮)に助けを求め…山での死亡者ゼロをかなえるため、周子(檀れい)は医師が一刻も早く山へ救助に行けるよう、病院でレスキューヘリを所有しようと考える。しかし、日本ではまだ前例がなく、周子は国の認可を取得するため、まずは県に協力を要請。医療政策課から純家健一(松尾諭)が視察にやってくるが、純家はMMTの活動に懐疑的で、説得するには確かな実績を上げなければならない。
一方、心臓に疾患を抱えながらも、歩(杉野遥亮)の指導を受け、登山好きだった亡き妻の足跡をたどり登山を楽しんでいた宇田(螢雪次朗)は、妻の節子が生前、ブログに「宝石箱のようだった」と書き残した、夕暮れに照らされる美しいテントサイトの景色を見るべく、これまでより険しい山にチャレンジしようと考えていた。
歩の許可を得て念願だった山を登り始めた宇田は、途中、同じテントサイトを目指す中林尚樹(高島豪志)・麻里子(新原ミナミ)夫妻に出会う。その仲むつまじい姿に思わず自分たち夫婦を重ね、生前の妻にしてやれなかった夫婦での登山を楽しむ尚樹と麻里子をほほ笑ましく思う宇田。ところがその晩、テントの中で休んでいた中林夫妻が襲撃され、麻里子が頭部に重傷を負ってしまう。襲ったのは、近ごろ出没件数が急増している熊。慌てて夫妻のテントに駆けつけた宇田は、動転しながら歩に電話をかける。
歩はすぐさま、テントサイトに向かう途中の鮎川山荘に連絡を入れ、この日、初めての当番で山小屋診療所に泊まり込んでいた小宮山(八嶋智人)と連携をとるが、宇田は重傷を負った麻里子を助けるために背負って山荘まで下山することを決めて…。
第6話のあらすじ
歩(杉野遥亮)がMMTから離脱!?江森(大森南朋)が山岳医療の知識不足を理由にMMTの解散を進言するなか、典子(岡崎紗絵)たちメンバーの胸にはある思いが生まれ…
宇田(螢雪次朗)が山で命を落としたのは、自分が身体の変調を見落としたから――。宇田の死に打ちひしがれる歩(杉野遥亮)は、患者の思いに寄り添うだけでは命を救えないとの思いから、診断に対して必要以上に慎重になり、ついに周子(檀れい)から、しばらくMMTを休むよう命じられる。
その矢先、歩のいないMMTに山でけいれんを起こした子どもが運ばれてくるが、小宮山(八嶋智人)たちはなかなか原因を特定することができない。見かねた江森(大森南朋)の診察で、患者が毒性のある植物を口にしたことが分かるが、江森はメンバーの山に関する知識が乏しいことを指摘。このレベルならチームを解散した方がいいと苦言を呈す。さらに、山での死亡者が出たことで、県から視察に来ていた純家(松尾諭)も厳しい見解を示し、MMTは存続の危機に追い込まれる。
一方、典子(岡崎紗絵)はひょんなことから、母・聖子(池津祥子)にMMTのメンバーであることを知られてしまう。初耳の聖子は当然、典子を叱責するが、意外にもそれに反発し、山岳医療への思いを吐露する典子。さらに、その思いは宇田の死を経験した小宮山や掛川(近藤公園)の中にも芽生えていて…。
そんなメンバーたちとは裏腹に、すっかり自信を失った歩は、仕事中に母・幸恵(石野真子)から1本の電話を受ける。電話口の幸恵は慌てた様子で、まだら認知症を抱えた父・市朗(遠山俊也)の行方が分からないと告げて…。
第7話のあらすじ
迫りくる命のタイムリミット!落石の下敷きになった登山者を救うため、究極の判断が突きつけられる歩(杉野遥亮)!典子(岡崎紗絵)は母に麻酔科医だとバレてしまい…
歩(杉野遥亮)がMMTに復帰することが決まり、メンバーたちも山岳医療への思いを新たに、再び前へ進み始めた直後、聖子(池津祥子)が周子(檀れい)の元へあいさつにやって来る。典子(岡崎紗絵)は母の突然の訪問に何とかその場をやり過ごそうと焦るが、事情を知らない周子の前で取り繕えるはずもなく、ついに麻酔科医であることを聖子に知られてしまう。すると案の定、聖子は怒りをあらわにし、今すぐ病院を辞めさせると典子を連れ帰ってしまう。
週末、当番だった典子に代わって山小屋診療所を訪れた歩は、カメラマンの長田拓(谷恭輔)と出会う。拓は、妻と娘と出かける約束をほごにして、山へ写真を撮りにきたらしく、家族より山を優先させたことで妻の怒りを買ってしまったという。それでも、山が好きな気持ちは譲れないという拓の思いがどことなく理解できる歩。するとそこへ、典子が聖子の制止を振り切ってやって来る。典子は、なぜ母親にうそをついてまで麻酔科医になったのか、その理由を歩に打ち明けて…。
翌日、鮎川山荘に、落石事故に巻き込まれたと登山者自ら助けを求める連絡が入る。歩が急いで現場に駆けつけると、そこには右足が岩に挟まれ身動きがとれなくなった拓の姿が。事故が発生した時刻から考えると、脚の細胞が壊死(えし)し始めている可能性も考えられる。岩の撤去作業も難航し、このままでは拓の命が危ない――。考えあぐねた歩が電話で江森(大森南朋)に相談すると、江森は命を守る方法は一つしかないと告げ、歩は究極の決断を迫られて…。
第8話のあらすじ
同時多発する山での救命!歩(杉野遥亮)の行動で息子の命が危険にさらされたと知った真吾(向井康二)は…。医師としての正義と父としての愛情が激しくぶつかり合う!
麻酔科医への思いを理解してもらえず、聖子(池津祥子)との関係が悪化した典子(岡崎紗絵)は、家を飛び出し、歩(杉野遥亮)、玲(宮澤エマ)と真吾(向井康二)の店で飲んでいた。するとそこへ、真吾の息子・圭吾(湯田幸希)が突然訪ねてきて、母の凛(冨手麻妙)に、学童で予定している登山に行くことを反対されていると相談する。実は、圭吾は心臓に疾患を抱えているため、体のことを考えれば凛が反対するのは当然なのだが、圭吾は自分も友達と同じように山に登り、大好きなカブトムシを捕まえたいのだという。ほかならぬ幼なじみの息子ということもあり、その願いをかなえてあげたい歩は、MMTの山岳外来を受診したらどうかと提案する。圭吾を診察したのは、MMTに新たに加わった江森(大森南朋)。検査の結果、江森はカテーテル手術をすれば運動も可能だと真吾たちに伝え、圭吾本人の意思を尊重した凛は手術を決断。それでも、登山への不安が拭えない凛に、歩はMMTの自分が帯同すると申し出る。
無事に手術を終えた圭吾は、歩と玲とともに、いざ山へ。ところが途中、軽装で入山した登山者から負傷したと連絡が入り、医師として見過ごすことができない歩は、迷った末、すぐに戻るつもりで負傷者の元へ急ぐ。ところがその直後、子どもたちが遊んでいた山道に蜂が出て、圭吾が蜂に刺されてアナフィラキシーを発症し――。
第9話のあらすじ
山岳医が二次遭難!?江森(大森南朋)の忠告を聞かず友人の救助に向かった歩(杉野遥亮)の行動が大きな波紋を呼び、MMTは厳しい世論の波に飲み込まれ…
篤史(石丸謙二郎)が入院することになり、MMTのメンバーはオーナー不在の鮎川山荘のために、何とか力になりたいと考える。その頃、院長室には再び聖子(池津祥子)が乗り込んできて、聖子は通常業務と山岳医療を兼務するMMTは過重労働に当たり、そこには周子(檀れい)によるパワハラがあったのではないかと問い詰める。一方、歩(杉野遥亮)と真吾(向井康二)の関係は、いまだギクシャクしたまま。真吾の怒りは収まりそうになかったが、それでも歩は、治療が必要な患者がいる以上、持ち場を離れてでも現場へ向かうのは医師としての責務であり、圭吾(湯田幸希)の一件も自分の判断が100%間違っていたとは思えない。江森(大森南朋)は、そんな歩の山岳医としての正義感と、理想に向かってひた走る姿に危機感を覚える。
そんななか、亡くなった翔(時任勇気)と歩の友人・丸川聡一(森準人)が宮本家を訪ねてくる。聡一は週末に鮎川山荘経由で山に登るといい、当日は歩も山荘を手伝いにいくことに。ところが、山荘を出発した聡一は霧のせいもあり途中で道に迷ってしまう。連絡を受けた歩は救助隊に助けを求めるよう聡一に伝え、自らも山小屋当番の江森の制止を振り切って山へ急ぐ。
日が暮れる時間になってようやく見つけた聡一は、体が冷え切っていて、低体温症と高山病を併発している可能性も。歩は少しでも標高を下げようと、救助隊の到着を待たずに下山することを決めるが、これにより救助は難航。山岳医の二次遭難はやがて大きな問題を引き起こし、MMT存続の危機にまで発展して…。
第10話のあらすじ
大規模土砂災害が発生!江森(大森南朋)が命を削って負傷者の救命にあたる中、MMTの活動自粛が決定!?山で負傷者の命をつなぐために歩(杉野遥亮)たちMMTは誇りを胸に――
人知れず心臓に疾患を抱えていた江森(大森南朋)が倒れた。週刊誌の一件といい、立て続けに飛び込んできた悪いニュースに、重たい空気が漂うMMT。特に歩(杉野遥亮)はその責任の一端を感じるが、小宮山(八嶋智人)は「江森先生の分も自分たちが頑張るしかない」と、メンバーを鼓舞する。そのさなか、鮎川山荘の近くで大規模な土砂災害が発生し、4人の登山者が行方不明に。入院先の病院でニュースを見ていた江森は、現場を映し出した映像の中に、見覚えのある古いリュックとカラビナを見つけ、ハッとする。それは、山で亡くなった婚約者・美鈴(中越典子)の所持品だった――。
歩たちが災害現場への医師同行の要請を待ちつつ、今後運ばれてくる負傷者の受け入れ準備を進める一方、居ても立ってもいられず病院を抜け出した江森は、周子(檀れい)へ連絡をし、自分が災害現場に向かえば救える命があると伝え、周子の制止も聞かず、心臓に爆弾を抱えたまま山を登り始める。現場では、救助隊によって行方不明者が発見され、到着した江森もすぐさま負傷者の処置にあたる。
その頃、周子は純家(松尾諭)に呼び出され、県庁にいた。歩の二次遭難を重く見た県は、正式にMMTの活動自粛を通達。聞けば、航空隊からも山岳救助は自分たちに任せてほしいとの陳情があったという。山岳医療の未来を切り開くためのプロジェクトが頓挫し、落ち込む周子だったが、そこへ災害現場にいる江森から再び電話が。一刻を争う状況にもかかわらず災害現場で医師が足りないと助けを求められた周子は、意を決し、知事室へと向かう。
やがて、周子の説得もあり山へ向かうことを許可された歩と玲(宮澤エマ)は、救助隊のヘリで災害現場へ。病院では小宮山や典子(岡崎紗絵)たちが受け入れ態勢を整え、負傷者の到着を待つが…。
第11話のあらすじ
山で江森(大森南朋)の容体が急変するも、日没で救助は不可能!?消えかける命のともしびと突き付けられた解散宣告に、歩(杉野遥亮)とMMT、そして山岳医療の未来は…!?
土砂災害に巻き込まれた登山者全員が病院へ搬送され、救命処置にあたった歩(杉野遥亮)、江森(大森南朋)、玲(宮澤エマ)の間に安堵の空気が広がった直後、江森が胸に激しい痛みを覚え、苦しみだす。心筋梗塞の可能性を考えた歩はすぐに救助ヘリを要請するが、すでに日没が迫っていて救助は難しい。そうなれば、恐らく江森の命は朝までもたない――。歩から状況を聞いた周子(檀れい)も必死で消防に救助を頼み込むが、やはり聞き入れてはもらえず、その様子を見た純家(松尾諭)からは自業自得だと容赦ない言葉を浴びせられ、「MMTは救助隊の足手まとい」とまで言われてしまう。日が沈みかける山では、江森が心不全を発症し、意識がもうろうとし始めていた。もはや救助ヘリがやってくる見込みはなく、玲は最悪の事態を覚悟するが、それでも諦められない歩は、江森を背負って下山することを決意。その脳裏には、これまでの江森の厳しくも愛ある言葉の数々が浮かんできて、歩は悔しさのあまり「医者が山で死んでどうするんだよ!」と声を荒らげる。しかし次の瞬間、玲が江森の呼吸が止まっていることに気付いて…。
「医師が山へ行けば、救える命がある」――くしくも、江森がMMTの掲げる理想を自ら体現した直後に起きた絶体絶命の事態。そこへ追い打ちをかけるように、知事からはMMTの解散が告げられ、夏の間、山と向き合い、そこにいる患者に寄り添い、命を救ってきたメンバーは納得がいかない。
はたして、MMTは大事なメンバーを失い、このまま解散してしまうのか。山岳医療に再び希望の光をともし、新しい医療の扉を開く日は訪れるのか…!?
ネタバレ・口コミ・感想
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⇒マウンテンドクター - ドラマ情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarksドラマ(フィルマークス公式)
ドラマ「マウンテンドクター」の視聴率は?
マウンテンドクター 第1話〜最終回の視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)はわかり次第掲載します。
以上、フジテレビ月曜22時放送のドラマ「マウンテンドクター」のあらすじ・ネタバレなどについてでした!