【錦織圭 年収】生涯年収・獲得賞金の推移とスポンサー料、支出額
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錦織圭といえば、テニス界のみならず、プロスポーツ界において日本を代表するトップアスリート。

128ドローのトーナメントで争われるグランドスラム(四大大会)での活躍やオリンピックでのメダル獲得など、日本人男子選手として前人未踏の成績を残してきました。

そんな錦織、プロ選手としてどれだけの年収を稼いできているのか、活躍を続けるためにどのくらい支出があるのか等、収入・支出などについてまとめています。

錦織圭の年収推移

錦織圭が全米オープンで準優勝を飾るなど、世界トッププレイヤーの仲間入りを果たした2014年以降の年収推移がこちら。

年収 獲得賞金 スポンサー料 年末順位 年間成績
2014 約11.8億円 4.6億円 7.2億円 5位 54勝14敗
(全米OP準優勝)
2015 約21.3億円 3.6億円 17.7億円 8位 54勝16敗
(世界ランク4位)
2016 約36.9億円 4.7億円 32.2億円 5位 58勝21敗
(リオ五輪 銅メダル)
2017 約37.0億円 1.6億円 35.4億円 22位 30勝13敗
(全仏OPベスト8)
2018 約38.1億円 4.1億円 34.0億円 9位 43勝21敗
(全米OPベスト4)
2019 約40.0億円 2.3億円 37.7億円 13位 29勝14敗
(GS3大会で8強)
2020 約35.0億円 0.2億円 34.8億円 41位 2勝4敗
(怪我で離脱)
2021 約30.7億円 1.2億円 29.5億円 47位 26勝17敗
(東京五輪 単複8強)

2014年から2016年にかけて、年収が一気に3倍になりました。

全米オープンでジョコビッチ、バブリンカらを倒して準優勝を果たし、世界ランキング一桁、五輪でもナダルに勝利して銅メダル獲得など、錦織のキャリア全盛期と言ってもいい時期です。

 

ご覧のように、年収を獲得賞金とスポンサー料に分けてみると、スポンサー料の方が賞金よりも圧倒的に多いことが分かります。

特に2019年は、成績だけ見ると前年までよりも見劣りするものの、2018年の成績が反映されたスポンサー料が増加したことで、年収も過去最高額を記録しました。

錦織圭の収入(生涯年収)

錦織圭の生涯年収は、2022年3月時点で230億円程度ではないかと予想できます。

2016年から2020年までの年収は日本円で30億円超と、日本人プロスポーツ選手としてトップクラスの年収でした。

 日本人アスリートでは大坂なおみ、錦織圭の推定3700万ドル(約40億円)が歴代最高年収記録です。

その間、グランドスラムでも年に1回以上はベスト8まで勝ち残り、世界ランキングは10位前後をキープ。

瞬間的な活躍ではなく、継続的に結果を出すことが特に重要なテニスにおいて、怪我に苦しみつつも非常に安定感のある成績を収めてきたことが分かります。

錦織圭 スポンサー契約とスポンサー料

スポンサー料はここ数年、年間30億円以上となっており、錦織圭の主な収入源と言えます。

錦織が契約している主なスポンサーは以下の通りです。

スポンサー企業名 業種
ユニクロ アパレル・ウェア
ウイルソン ラケット
inゼリー 食品・栄養
ジャックス クレジットカード
ジャガー 自動車
エアウィーヴ 寝具
リクシル 住関連サービス
日本航空 航空
NTTグループ 通信
ナイキ シューズ
IMG スポーツマネジメント
WOWOW 放送

2012年に所属スポンサー契約を締結していた日清食品は、2021年末で契約解除となりました。

数々のCMに出演するなど、「錦織=NISSIN」のイメージが強い方も多いと思いますが、現在はフリーです。

日本、世界を代表する企業がスポンサーとして名を連ねており、錦織圭が日本のみならず世界トップクラスの選手たる所以が窺い知れます。

 

ユニクロのウェアを着てプレイする錦織の姿は印象的ですし、テニスの四大大会の放映権を長年所持しているWOWOWにとって、錦織の活躍は視聴者獲得のために欠かせません。

また、普段のATPツアーでは海外を飛び回って転戦するため、移動で日本航空を利用する機会も多そうです。

IMGに関しては、錦織がプロ選手になる前、中学生の頃からサポート。米国にあるIMGアカデミーに盛田正明テニス・ファンドを利用してテニス留学していた話は有名です。

錦織圭の生涯獲得賞金

金額だけを見るとスポンサー料に比べて見劣りしますが、獲得賞金だけでも年間1億円から4億円超をコンスタントに稼いでいます。

1大会の賞金で1億円以上を稼げる個人種目のスポーツはテニス、ゴルフくらいではないでしょうか(ボクシングの注目試合で獲得賞金が跳ね上がった例はありますが)。

2021年シーズン終了までの錦織圭の生涯獲得賞金は$25,065,492。日本円で約27億5720万円です。

通算勝敗 獲得タイトル 決勝進出 獲得賞金
431-211 12 26 $25,065,492

グランドスラムの賞金

テニスの大会で最も有名なグランドスラム(テニスの四大大会)である全米オープン、全仏オープン、全豪オープン、全英オープンは優勝賞金も非常に高額です。

その中でも毎年最多の賞金額を記録する全米オープンでは、優勝賞金が日本円換算で4億円を超えた年もあります。

錦織は優勝経験こそありませんが、賞金数千万円が獲得できるベスト8以上に何度も進出しているため、通算の獲得賞金も多くなっています。

錦織圭のグランドスラム獲得賞金は、$9,512,296(1ドル110円換算で約10億4630万円)です。

グランドスラム各大会での通算獲得賞金と、1大会最多賞金がこちら。

大会 通算獲得賞金
(日本円概算)
1大会最多賞金
(成績・年)
全豪オープン $1,647,346
(1億8120万円)
$460,000=5400万円
(2019年・ベスト8)
全仏オープン $2,112,324
(2億3240万円)
€415,000=5380万円
(2019年・ベスト8)
ウィンブルドン $1,618,501
(1億7800万円)
£294,000=4540万円
(2019年・ベスト8)
全米オープン $4,134,125
(4億5480万円)
$1,450,000=1億7100万円
(2014年・準優勝)

ATPツアーの賞金

錦織など世界トップクラスの選手達(世界ランク100位以内など)が世界中の大会を転戦するATPツアー。

選ばれし選手達が争う舞台として、四大大会よりも賞金総額は下がるものの、優勝賞金は1,000万円以上、中には1億円近くになる大会が毎週のように世界各地で開催されています。

休みなく世界中を巡るため、長距離移動などでの心身への負担は小さくありませんが、結果を残せばそれに見合った収入を稼ぐことができます。

錦織圭の支出額

プロテニスプレーヤーとしてツアー転戦すると、収入だけでなく支出額も多額になります。

野球やサッカーといった団体競技であればチームが負担するような費用も、個人種目であれば選手自身で負担しなければなりません。

以下、代表的な費用を見ていきましょう。

コーチ代

テニスの場合、コーチは選手と契約し、コーチ代を選手が払う仕組みが一般的。

錦織のコーチとして有名なマイケル・チャンは、フルタイムでコーチをしている訳ではなく、主要な大会のみの帯同で指導していますが、それでもコーチ代として年間2億円程度と言われています。

スタッフ人件費

その他、トレーナーーや栄養管理士など、15名にも及ぶ専属スタッフが帯同しており、スタッフの人件費総額が年間3億円程度。

一人あたり2,000万円程度となっており、世界トップで闘うためにはスタッフも一流の人材を揃える必要があります。チームKが一丸となって、錦織圭をサポートしているわけです。

移動費

世界中を転戦するということで、移動費だけでもかなりの金額になります。

主な移動手段は航空機になりますが、テニスのトップ選手になると、プライベートジェットを所有することが一般的なようです。

錦織選手は、スポンサーである日本航空との間で、航空機での移動をサポートする契約を結んでいるようですが、それでも移動費は年間1億円程度かかってくるとのこと。

税金

最後は誰にでもかかる税金。

当たり前ですが、収入が多いと課される税金も多額になります。

実際とは異なるかと思われますが、日本の税制で考えると所得税で収入の半分近くが税金になるため毎年15億円以上の納税に。支出における税金のインパクトは甚大です。

 

 

度重なる怪我からの脱却のために手術を敢行した錦織、現在はリハビリ中ですが、ツアー復帰後はまた元気な姿を見せてくれるはずです。

今後の活躍にも期待しましょう!

 

以上、錦織圭の年収推移と生涯年収、スポンサー料と獲得賞金の詳細、支出額などまとめでした!

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