2020年のBNPパリバオープン(インディアンウェルズ)について、日程、チケット、賞金、ポイント、放送、ドロー、歴代優勝者などの大会情報、日本人選手(錦織圭、大坂なおみ、西岡良仁)の過去成績をまとめています。

フェデラーは欠場(2/20更新)
右膝の手術を行ったため、ロジャー・フェデラーはインディアンウェルズ・マスターズを欠場します。復帰時期は芝シーズンの予定です。
フェデラー 右ひざを手術(テニス365ニュース)
錦織も欠場(3/2更新)
錦織圭も欠場します。錦織の次戦出場予定は「マイアミオープン2020」です。

BNPパリバオープン2020はコロナウイルスの影響で中止

BNPパリバオープン2020は、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大への懸念から、大会開催を取り止めると発表がありました。

男子はATPマスターズ1000、女子はWTAプレミアマンダトリーという、グランドスラムに次ぐ規模の大会のまさかのキャンセル報告に、全世界が驚いています。

2020年大会は開催されず(3/9更新)
BNPパリバオープン2020は、コロナウイルスの影響により開催されない方向となりました。
インディアンウェルズで症例確認がされた後、公衆衛生緊急事態宣言が発表されていました。
イベント参加者や選手の安全に対する懸念から、米国疾病管理センターとカリフォルニア州のガイダンスに基づき中止を決定しました。

トーナメントディレクターのトミー・ハース氏は、別日程での開催を検討中とのことですが、ただでさえ過密スケジュールのプロテニスツアーなので実現は難しそうだと思われます。

例えば、他の地域でコロナウイルスが猛威を奮い、アメリカ本土で収まっていた場合などには開催の可能性は残されていますが...。

BNPパリバオープン2020|インディアンウェルズ テニス

BNPパリバオープンのイメージ画像

インディアンウェルズ・マスターズ

大会名BNP Paribas Open 2020
(BNPパリバオープン2020)
開催地アメリカ/カリフォルニア州/インディアンウェルズ
会場名インディアンウェルズ・テニス・ガーデン
カテゴリーATPマスターズ1000(男子)
プレミア・マンダトリー(女子)
サーフェスハードコート(屋外)
ドロー数シングルス 96ドロー
シングルス予選 48ドロー
ダブルス 32ドロー
時差16時間(日本が進んでいる)

グランドスラム以外では最多となる96ドローのトーナメント表が組まれるインディアンウェルズ。

96選手の内訳は、男子がランキング上位の本戦ストレートイン79名(DA/Direct Acceptance)、ワイルドカード5名(主催者推薦枠)、予選勝者12名。女子はDA76名で、8名がワイルドカードで出場権を獲得します。

BNPパリバオープン2020の日程

BNPパリバオープン2020の日程について。

本戦ストレートインの西岡良仁は1回戦から、シード権獲得予定の錦織圭、大坂なおみは1回戦免除で不戦勝(=BYE)なので2回戦から登場します(※表のS=シングルス、D=ダブルス)。

日程(現地)男子S女子S
3/9
(月)
予選
3/10
(火)
予選予選
3/11
(水)
予選1回戦
3/12
(木)
1回戦1回戦
3/13
(金)
1回戦2回戦
3/14
()
2回戦2回戦
3/15
()
2回戦3回戦
3/16
(月)
3回戦3回戦
3/17
(火)
3回戦4回戦
3/18
(水)
4回戦準々決勝
3/19
(木)
準々決勝準々決勝
3/20
(金)
準々決勝準決勝
3/21
()
準決勝
(D決勝)
(D決勝)
3/22
()
決勝決勝

2019年大会では、錦織圭はマッシモ・ゴンサレスとペアを組んでダブルスにもエントリーしていました。2020年も出場なら試合日程を追記します。

BNPパリバオープン2020のチケット

チケット購入は公式サイト・チケットページ(https://bnpparibasopen.com/tickets/)での購入がおすすめです。

チケットの種類は次の通りで、ホテルパッケージが宿泊込みのコース、シリーズパッケージは全日程の通し券、ミニパッケージは一部や夕方以降など期間限定のチケット、グループパッケージは団体客向け、スイートは究極のラグジュアリー体験(!)がしたい方に最適です。

  • Single Session Tickets(1日券)
  • Hotel Packages(ホテルパッケージ)
  • Series Packages(シリーズパッケージ)
  • Mini Packages(ミニパッケージ)
  • Group Packages(グループパッケージ)
  • Suites(スイート)

 

なお、英語サイトでの購入が難しい方は、手数料が発生しますがviagogoなどの日本語のチケット売買サイトや観戦ツアーなどでお求めください。

BNPパリバオープン2020のチケット一覧(viagogo公式)

BNPパリバオープン2020のチケット一覧(Stubhub公式)

BNPパリバ・オープン2020観戦チケット, 観戦チケット&ホテル(有限会社フライト)

BNPパリバオープン2020の賞金

BNPパリバオープン2020の賞金総額は男女合わせて$17,085,360(約18億7560万円)

男子と女子は同じ賞金で、それぞれ総額$8,542,680(約9億3780万円)です。

優勝賞金など各ラウンドごとの獲得賞金は下表の通りで、ダブルスはチームに対して支払われる賞金額なので選手個人で入手できるのは半分の金額になります。

ラウンドシングルス賞金ダブルス賞金
優勝$1,361,360
(約1億4940万円)
$479,290
(約5260万円)
準優勝$693,670
(約7610万円)
$233,890
(約2570万円)
準決勝
(ベスト4)
$358,795
(約3940万円)
$117,240
(約1290万円)
準々決勝
(ベスト8)
$186,230
(約2040万円)
$59,740
(約660万円)
4回戦
(ベスト16)
$93,965
(約1030万円)
3回戦$51,895
(約570万円)
2回戦$29,045
(約320万円)
$31,500
(約350万円)
1回戦$18,155
(約200万円)
$16,870
(約185万円)

BNPパリバオープン2020のポイント

BNPパリバオープン2020で優勝すると男女とも1000ポイント獲得ですが、各ラウンドや予選でのポイント獲得ルールには違いがあります。

ラウンド男子
ATPポイント
女子
WTAポイント
優勝10001000
準優勝600650
準決勝
(ベスト4)
360390
準々決勝
(ベスト8)
180215
4回戦
(ベスト16)
90120
3回戦4565
2回戦2535
1回戦1010
予選通過1630
予選2回戦820
予選1回戦02

BNPパリバオープン2020の放送予定

BNPパリバオープン2020の放送を行うのは次のサービスで、男子大会は5通り、女子大会は1通りの視聴方法があります。

放送予定
  • NHK・BS1
  • WOWOW
  • GAORA
  • Paravi
  • TENNIS TV
  • DAZN(女子テニス独占)

各サービスの放送日程や登録方法など、別記事で詳しくまとめています。

BNPパリバオープン2020のドロー(トーナメント表)

BNPパリバオープン2020のドロー(トーナメント表)、日本人の対戦相手組み合わせは別記事をご参照ください。

ドロー発表は、女子が現地3/9(月)の15時から、男子が現地3/10(火)の15時から行われるドローセレモニー内で行われます。

シード選手(男子シングルス・女子シングルス)

ランキング上位32名に入りそうなシード候補選手を男女とも一覧にしています(下表は3/2付の最新世界ランクTOP40)。

錦織圭は怪我で6ヶ月以上プレーできなかったため、10位前後のプロテクトランキングを取得できるはずです(通常ランキングは30位前後の予想)。

順位男子女子
1ジョコビッチバーティ
2ナダルハレプ
3ティームプリスコバ
4フェデラーアンドレスク
5メドベージェフケニン
6チチパスベルテンス
7A・ズベレフスビトリナ
8ベレッティーニベンチッチ
9モンフィスS・ウィリアムズ
10ゴファン大坂なおみ
11フォニーニサバレンカ
12バウティスタ=アグークビトバ
13シュワルツマンキーズ
14ルブレフマルティッチ
15ハチャノフムグルッサ
16シャポバロフコンタ
17バブリンカリバキナ
18ガリンボンドルソバ
19ディミトロフリスク
20オジェ=アリアシムサカーリ
21イズナーケルバー
22ペールコンタベイト
23ラヨビッチメルテンス
24フリッツベキッチ
25カレーニョブスタヤストレムスカ
26デミノームチョバ
27バシラシビリアレクサンドロワ
28エバンズアニシモワ
29フルカッチュワン・チャン
30ラオニッチパブリウチェンコワ
31錦織圭ストリコバ
32クライノビッチクズネツォワ
33チョリッチプティンセバ
34シュトルフジェン・サイサイ
35ペラジャン・シューアイ
36ルードリネッテ
37チリッチスティーブンス
38オペルカゲルゲス
39キリオスジャバー
40ラモス=ビニョラスクデルメトバ

BNPパリバオープンの歴代優勝者

BNPパリバオープン(インディアンウェルズ)で過去10年間に優勝・準優勝した選手一覧です。

男子大会 優勝・準優勝
男子優勝男子準優勝
2019ティームフェデラー
2018デルポトロフェデラー
2017フェデラーバブリンカ
2016ジョコビッチラオニッチ
2015ジョコビッチフェデラー
2014ジョコビッチフェデラー
2013ナダルデルポトロ
2012フェデラーイズナー
2011ジョコビッチナダル
2010リュビチッチロディック
女子大会 優勝・準優勝
女子優勝女子準優勝
2019アンドレスクケルバー
2018大坂なおみカサキナ
2017ベスニナクズネツォワ
2016アザレンカS・ウィリアムズ
2015ハレプヤンコビッチ
2014ペンネッタラドバンスカ
2013シャラポワウォズニアッキ
2012アザレンカシャラポワ
2011ウォズニアッキバルトリ
2010ヤンコビッチウォズニアッキ

BNPパリバオープンで過去10年間に複数回優勝しているのはフェデラー、ジョコビッチ(男子)とアザレンカ(女子)の3選手のみ。

最近2年間のインディアンウェルズは、男女とも新しいチャンピオンが誕生しており、大坂なおみも含まれます。

最多優勝はフェデラー、ジョコビッチの5回です(決勝進出回数はフェデラー9、ジョコビッチ5)。

BNPパリバオープン 錦織圭ら過去成績

活躍が期待される日本人選手3名の、インディアンウェルズでの過去成績をまとめています。

錦織圭のインディアンウェルズ成績

錦織圭の大会通算成績は11勝10敗(勝率.524)、最高成績はベスト8進出(2016年、2017年)です。

成績最終対戦相手
20193回戦フルカッチュ
2018大会欠場
2017準々決勝ソック
2016準々決勝ナダル
20154回戦F・ロペス
20143回戦ハース
20133回戦ベルロク
20122回戦ヒラルド
20111回戦アンドレエフ
2010大会欠場
20091回戦リュビチッチ
20081回戦チリッチ

インディアンウェルズが苦手な錦織(理由は後述)は、シード権獲得の2012年以降、目ぼしい活躍が中々出来ませんでしたが、最近は克服傾向です。

ランキング5位で出場した2017年大会がドロー的にも最もチャンスでしたが、ソックにフルセットで敗れベスト4入り&フェデラーとの対戦実現ならずでした。

西岡良仁のインディアンウェルズ成績

西岡良仁の大会通算成績は6勝3敗(勝率.667)、最高成績はベスト16進出(2017年、2019年)です。

成績最終対戦相手
20194回戦ケツマノビッチ
20181回戦バグダティス
20174回戦バブリンカ
2016予選1回戦M・ズベレフ

2017年には予選敗退後、ラッキールーザーで本戦入りを果たし、当時21位・カルロビッチ、同14位・ベルディヒに連勝、同3位・バブリンカともフルセットマッチ&最終セットはタイブレークという大接戦を演じて世界中の注目を集めました。

2019年大会でもランキング22位・バウティスタ=アグー、同58位・オジェ=アリアシムを撃破するなど快進撃を見せました。

大坂なおみのインディアンウェルズ成績

大坂なおみの大会通算成績は11勝2敗(勝率.846)、最高成績は優勝(2018年)です。

成績最終対戦相手
20194回戦ベンチッチ
2018優勝カサキナ
20173回戦キーズ
2016予選2回戦Siegemund

2019年は天敵ベンチッチに3-6  1-6の完敗を喫して連覇達成ならずだった大坂なおみ。

ツアー初優勝を飾った記念すべき大会なだけに、2018年の再現が期待されます。

錦織圭はBNPパリバオープンが苦手

BNPパリバオープン(インディアンウェルズ)は錦織圭にとって比較的相性の悪い大会です。

その原因の1つと言われているのが、大会公式球(Penn製のテニスボール)

 

実は「重く感じてうまくコントロールできない、好きじゃない」と苦手意識を過去に話していて、インディアンウェルズの乾燥した気候や強風も、錦織の繊細なテニスにとっては悪条件です。

インディアンウェルズ テニスの特徴

インディアンウェルズは砂漠地域で非常に乾燥していて、BNPパリバオープンのハードコートはクレーコートのようにボールが高く弾むことで有名です。

また、砂漠地帯の昼夜の温度差も選手を苦しめます。

乾燥でボールがよく飛ぶとも言われている状況で試合が行われ、時折吹き付ける強風や足の引っかかりやすいサーフェスなど特殊なコート環境の影響で、上位シード選手でも早期敗退が目立つマスターズの大会です。

ちなみに、毎年のように「標高が高いインディアンウェルズ」発言をする錦織ですが、BNPパリバオープンの特殊性は標高ではありません(苦笑)。

BNPパリバオープン2019・錦織圭の2回戦終了後に更新されたNumber記事内でも、インディアンウェルズの特殊性について触れられていました。

今年のインディアンウェルズは例年より気温が低く、日中でも20度以下、夜は10度を下回るほど寒暖の差が大きい。

第1試合で戦った錦織だが、気温が低くラケットのストリングのテンションとボールの飛びが合わなかったようだ。

「難しかったですね。今日は気温が低くてボールが重く感じたので、決めにくい環境だった。太陽がしっかり出てくれば球も飛ぶけど、天気によってテンションもボールの感じも変わってくるので」

この春の大会が毎年波乱含みなのは、様々な要因があるためだ。

 

とはいえ、近年は苦手意識を克服しつつある錦織圭。

ベスト16入りを2度達成していてインディアンウェルズが得意な西岡良仁、優勝経験もある大坂なおみと共に、カリフォルニア開催「春の祭典」での日本人選手の活躍に期待しましょう!

 

以上、BNPパリバオープン2020の大会情報まとめでした!