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全豪オープン2019は8日目の試合が行われ、錦織圭がパブロ・カレーニョブスタとの4回戦で2セットダウンからの劇的な逆転勝利をあげました!

グランドスラムで簡単な試合は無いとよく言われますが、それにしてもタフな...壮絶な打ち合いでした。

 

序盤から絶好調で、錦織の強打に対して一歩も引かずに深めへと返球を続けていたカレーニョブスタ。

錦織は決して調子が悪いようには見えませんでしたが、第2セットを取られたあたりでは流石に気落ちした様子を見せていました...。

しかし!本人はもちろんですが、僕(@mori_ichi_)も一ファンとしてネガティブ排除で応援を続けてましたよ!

最後はどちらが勝ってもおかしくない、まさに死闘となりました。

カレーニョブスタのことを思うと勝敗のつく残酷さに少し心が痛みますが、素晴らしい試合を見せてくれた両者に拍手を送りたいと思います👏

錦織圭 vs カレーニョブスタの試合結果速報|全豪オープン2019・4回戦

錦織圭 66 4 77 6 710
パブロ・カレーニョブスタ 78 6 64 4 68

(試合時間:5時間5分)

壮絶!感動!ファイナルセットのタイブレーク

全豪オープン2019から採用されているスーパータイブレーク(10ポイント先取のタイブレーク)で、錦織は絶体絶命のピンチをまたも切り抜けました。

正直言って、試合全体のハイライト動画を見なくても、このタイブレークを見るだけで感動します笑

ポイント先行されていた中で、体を投げ出してジャックナイフのバックダウンザラインが決まった時点で既に鳥肌モノでしたが、クライマックスはポイント5-8と窮地に追いやられてからの連続ポイントでした。

フルセットに強い、タイブレークに強い、その原動力は「負けたくない」というシンプルな負けず嫌いさなんだろうなと感じました。

 

それにしてもこの錦織、ノリノリである。

錦織圭 vs カレーニョブスタのハイライト動画

セット毎に細かくハイライト動画がアップされています。

前日にフェデラー撃破を成し遂げたチチパスの4回戦と同じ扱いです。

錦織の4回戦も、間違いなく全豪2019のベストマッチの一つでしょう。

 

第1セットから1時間16分もの長丁場。断然多くのブレイクチャンスがありながら、セットを取ったのはカレーニョブスタ...。

 

セカンドセットもお互い4度のブレイクポイントを握りながら、カレーニョブスタの1ブレイクアップでセット連取。錦織は苦しい戦いを強いられます。

 

第3セット、第4セットは錦織が取り返してフルセットマッチへ。逆転の錦織の追い上げ、ここにあり。

 

そして最終セット、5-4リードで錦織のサービング・フォー・ザ・マッチ。

食い下がるカレーニョブスタ。土壇場で試合をタイに戻す離れ業を見せて、そのままタイブレーク突入!

タイブレーク前にはこんなとんでもないロングラリーから、最後はフォアハンドのダウンザライン。

両者とも必殺技のごとく、一瞬の隙を逃さずウィナーを撃ち抜きます。

 

そして先に載せたタイブレーク...。

もう言葉がありません。

全豪オープン2019・準々決勝の相手はジョコビッチ

さて、錦織戦の第4セット途中あたりから始まったジョコビッチ vs メドベージェフ。

メドベージェフは第2セットのタイブレークを制して、ジョコビッチからセットを奪う健闘を見せました。

が、やはりそこは王者ジョコビッチ。すぐに持ち直して、付け入る隙無しのいつもの姿に戻ってしまいました。

ということで、錦織の準々決勝の相手は、やっぱりジョコビッチです。

優勝候補筆頭の第1シードに対して、どこまで全力を出して戦えるのか。しっかりリカバリーして準備して欲しいです。

 

力を出し切れるなら、今夜のような大接戦になってもおかしくないはず(しかし力を出させないジョコビッチのテニス...)。

 

錦織の準々決勝は1/23(水)に行われます。

錦織圭、パブロ・カレーニョブスタ、素晴らしい試合をありがとうございました!!