WTAファイナルズ2019のルールと出場資格|決勝トーナメント進出条件や試合形式など

WTAファイナルズ2019(大坂なおみ出場決定)・女子シングルスのルールと出場資格についてまとめています。

WTAファイナルズは8名のみが参加できる女子テニスWTAツアーのシーズン最終戦で、他の大会とは違って独自のルールや出場資格が設けられています。

画像引用元:WTAファイナルズ大会ページ

WTAファイナルズ2019の出場資格

WTAファイナルズ2019に出場するには、その年の累計獲得ポイントで世界8位以内に入る必要があります。

ちなみに、その年に獲得したポイントで争うランキングのことを「レースランキング」と呼びます。

女子テニスのランキング

・WTAランキング:公式の世界ランキングで、過去52週の戦績が反映されます。

・WTAレースランキング:別名「ポルシェ・レース・トゥ・深セン」。年始からファイナルズ直前までの合計ポイントで争うランキングです。

・WTAライブランキング:大会終了後に発表されるWTAランキングとは違い、1試合ごとの勝敗結果を反映した「速報」ランキングです。

WTAファイナルズに出場するためには、レースランキングの上位8選手に該当する必要があります。

 

2019年の大坂なおみは全豪オープン優勝で幸先よく2000ポイントを獲得しましたが、春先の不調やグラスコートシーズンの不振などで安定して勝ち星を積み重ねることができず、5番目でのWTAファイナルズ出場権獲得でした。

大坂なおみが2019年に勝ち取ったポイントは5246ポイント。

シーズン終盤のアジアン・スイング(東レPPOテニスとチャイナオープン)で連続優勝した甲斐あって、レースランキングも3位フィニッシュとなりました。

 

余談ですが、女子テニス最終戦の発足当初(1972年〜)は、実は上位16名が出場資格を得られ、1回戦からのトーナメント方式で優勝者が決められていました。

現行の「予選総当たり+4名による決勝トーナメント」方式に変わったのは2003年のことです。

WTAファイナルズ2019のルール

WTAファイナルズ2019のルールについて、組み合わせ抽選の方法や試合形式、ポイント獲得の仕方などに触れます。

 

組み合わせ抽選(グループ分け)のルール

出場資格を満たして参戦可能となった8名は、各4選手ずつの2グループに分けられます。

組み合わせ抽選の方法は、ランキング上位2名ずつを別々のグループに振り分ける方式です。

 

2019年のレースランキング順は以下の通り。

  1. アシュリー・バーティ
  2. カロリーナ・プリスコバ
  3. 大坂なおみ
  4. ビアンカ・アンドリースク
  5. シモーナ・ハレプ
  6. ペトラ・クビトバ
  7. ベリンダ・ベンチッチ
  8. エリナ・スビトリナ

1位・バーティと2位・プリスコバは別々のグループになります。

同様に、3位・大坂なおみと4位・アンドリースク、5位・ハレプと6位・クビトバ、7位・ベンチッチと8位・スビトリナも、それぞれ別グループに振り分けられます。

 

仮に上記8名の中から欠場者が出た場合、2019年WTAレースランキング9位以下の上位補欠選手(セリーナ・ウィリアムズ、キキ・ベルテンス)が代わりに試合に出場します。

 

試合形式・大会進行のルール

他の女子テニス大会と同じく、WTAファイナルズもデュース有りの3セットマッチ(2セット先取した方が勝利)で試合が行われ、ゲームカウント6-6で並んだ場合には7ポイント先取のタイブレークに入ります(コーチが選手のもとに駆け寄ってアドバイスを行える「オンコートコーチング」も採用されています)。

 

大会は、まずは4名ずつの2グループに分かれて、6日間かけて予選(ラウンドロビン)総当たり戦を行います(1日2試合ずつ)。

各グループの成績上位2名が決勝トーナメントに進出し、1位通過選手は別グループの2位通過選手と準決勝を戦います。

準決勝で勝てば、シーズン最終戦となるWTAファイナルズの決勝に進出。決勝戦に勝利すれば優勝です。

なお、ラウンドロビンで成績が並んだ場合の措置は後述します。

 

ポイント獲得のルール

WTAファイナルズのポイント獲得ルールは非常に独特なもので、他の大会では考えられない「試合に負けてもポイントが入る」制度が採用されています。

名誉ある成績上位者によるツアー最終戦だからなのか、出場するだけでポイント獲得の対象になります。

 

ラウンドロビン(予選)では、1試合戦うごとに125ポイント、勝てばさらに125ポイント追加で合計250ポイント獲得です。

決勝トーナメント進出後は、準決勝に勝てば330ポイント、優勝するとさらに420ポイントが上乗せされます。予選から決勝まで5連勝を飾れば、実に1500ポイントもの大幅加点です。

WTAファイナルズで獲得したポイントは、ボーナス扱いで加算される(通常は上限16大会の獲得ポイントのみで世界ランキングが決まるが、最終戦のみ例外で上乗せされる)ので、上位8名とそれ以下の選手とのポイント差はますます開くことになります。

 

WTAファイナルズの決勝トーナメント進出条件

WTAファイナルズで決勝トーナメントに進出するための条件は、グループ予選で成績上位2名に入ることです。

ところが、3試合を戦って、2勝1敗や1勝2敗で2位選手の勝敗が同じになる場合があります。

 

同成績で並んだ場合も含め、ラウンドロビンの通過ルールは次の順序で決まります。

  1. 勝利数
  2. 出場試合数
  3. 直接対決の勝者(2人が同成績の場合)
  4. セット取得率(3人が同成績の場合)
  5. ゲーム獲得率(3人が同成績の場合)

 

 

大坂なおみが2年連続で出場するWTAファイナルズ。

初出場だった2018年は予選全敗で大会を去りましたが、2019年は一皮むけた姿を見せたいところ。

アジア全勝で勢いに乗ったまま深セン入りしている大坂なおみの活躍に期待しましょう!

 

以上、WTAファイナルズ2019(大坂なおみ出場決定)の、女子シングルスのルールや出場資格についてでした!

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