ウィンブルドン2017は大会4日目に、ボトムハーフの2回戦が行われました。

 

注目の杉田 祐一はアドリアン・マナリノと、この1週間で2度目となる対戦。

予選決勝で戦った同士が、片方がラッキールーザー化して本戦で再戦することは稀にありますが、今回はツアー決勝とグランドスラム2回戦。

両者とも世界50位前後の実力者というだけあって、熱戦必至予想の中での一戦でした。

 

今回はボトムハーフ2回戦の試合結果や、アンディ・マレーの3回戦プレビューをまとめています!

杉田は惜しくもフルセットの末敗れる

1-6 7-5 6-4 6-7(2-7) 2-6。

3時間33分に及ぶ熱戦でマナリノに惜敗し、杉田のウィンブルドン2017は終わってしまいました。

 

しかし、世界に与えたインパクトは小さくなかったでしょう。

杉田に関する数々の記事を読むと、彼の苦労と決意が汲み取れます。

勝てばガエル・モンフィスとの対戦だっただけに残念ですが、大健闘の芝シーズンでした。

 

体の強さは折り紙付き。

これからのハードコートシーズンでもポイントの上積みが期待できますね!

日本の2番手として、錦織 圭、ダニエル 太郎や離脱中の西岡 良仁らとともに、世界で活躍して良いニュースを届けてくれることでしょう!

 

杉田の暫定順位は42位ですが、周辺の選手はロジャーズ・カップの失効ポイントが割とあったりなので、7月下旬〜8月上旬には初の30位台が実現するかもしれません。

 

杉田 VS マナリノのハイライト動画は、残念ながら見つからず...。

 

フェデ・ジョコは順調、デルポが脱落

優勝候補のロジャー・フェデラーとノバク・ジョコビッチは順調そのもの。

両者とも1時間30分前後でストレート快勝...状態の良さが伺えます。

シードダウンはジャック・ソック(17)、ジョン・イズナー(23)、ファン・マルティン・デルポトロ(29)、パラオ・ロレンツィ(32)の4名(カッコ内はシード順)

デルポトロは、エルネスツ・グルビスに4-6 4-6 6-7(3-7)のストレートで破れて2回戦敗退となりました。

 

プロテクトランキングで出場中のグルビスは、グランドスラムでフェデラーを倒した(全仏オープン2014)経験もある逸材。

僕の中では、忘れた頃に新フォームをひっさげて戻ってくる、個性派ながら実力派選手という印象です。

映像を見る限りは、かなり調子が良さそうです(そしてまたフォアのフォームが変わってますね)。

次はジョコビッチ、彼は昨年3回戦敗退を喫しているだけに、2年連続での早期敗退となってしまうのか...世界中が注目の一戦となりそうです。

 

大会4日目のベストショット集があったので載せておきます!

 

マレーはセンターコートの第3試合!

ここからはマレーについて。

 

3回戦はセンターコートの第3試合に予定されています。

これで3試合連続センターコートです!

 

対戦相手の第28シード、ファビオ・フォニーニはイタリア1番手の強敵。

ランキング最高位はシングルス13位、ダブルス7位と単複とも強いプレーヤーです(ダブルスでは全豪オープン2015で優勝経験もアリ)。

 

タッチ感覚が抜群で、強烈なサーブとストロークにドロップで緩急もつけるプレーが魅力のフォニーニ。

ウィンブルドンシングルスは3回戦が最高なので、初の4回戦進出をかけて意気込みは十分でしょう。

 

集中している時間はかなり手強いですし、マレーの立ち上がりが悪いとセットダウンスタートも覚悟しないといけません。

その場合、試合終了までフォニーニの集中が持続しないはずで、劣勢でも前後左右に返球し、じわじわとスタミナを消耗される粘りが重要です。

 

過去の対戦成績は3勝3敗の五分。

芝では初対戦なので、マレーとしては序盤から飛ばして試合の流れをつかんで、リードした展開で戦いたいところ。

クレーで強いフォニーニですが、ハードコートだったリオ五輪でもフルセットマッチと接戦でした。

 

彼のホームグラウンド・イタリアのクレーで対戦した時(デビスカップ2014とBNLイタリア国際2017)は、いずれもストレートで完敗...。

今回はローマの借りを返すリベンジマッチです!

 

正直、ブノワ・ペール VS イェジ・ヤノビッチの勝者と戦う4回戦よりもやりづらい相手で、3回戦フォニーニ戦が1週目の山場と言えます。

 

 

アンディファンの皆さん、いつもありがとうございます!(コメントレスは空いた時間でしていきます)

3回戦も深夜間違いなしで体力的にキツくなってくる頃ですが、大事な3回戦、一致団結して応援していきましょう!

 

Let's Go Andy!!

ウィンブルドン2017最新オッズの確認はこちら