ウィンブルドン2017は、雨が心配されたものの大会8日目を無事に消化し、大会9日目を迎えました。
ノバク・ジョコビッチだけが日没サスペンデッドで、女子シングルスに紛れて試合を行ってましたね(マナリノにストレートで勝利)。
大会9日目は、男子シングルス準々決勝の4試合が行われます。
アンディ・マレーは、前の試合で好調ケビン・アンダーソンとのビッグサーバー対決を制したサム・クエリーと対戦します。
ウィンブルドン大会9日目の試合予定
センターコートに、マレーとフェデラーが登場します!
(第1試合)マレー VS クエリー
(第2試合)ラオニッチ VS フェデラー
NO.1コートでは、残り2試合が行われます(ジョコビッチだけが連戦)。
(第1試合)ミュラー VS チリッチ
(第2試合)ベルディヒ VS ジョコビッチ
両コートとも、現地時間13時(日本時間21時)の試合開始です!
今日も雨が心配されますが、センターコートは屋根が閉められるので定刻スタートの予定です。
マレーはこれで5試合連続センターコートでの試合となっています。
男子シングルス準々決勝の展望
マレーについては後ほど触れますので、それ以外の3試合を…。
フェデラーはここまで全くセットを落とさず、順調そのものです。
フェデラーの試合時間
(1R)0:43
(2R)1:30
(3R)1:49
(4R)1:38全てストレートもさることながら、全て2時間以内????????
— mori_ichi_ (@mori_ichi_) 2017年7月10日
しかし、今日の相手は芝で無類の強さを誇るラオニッチなだけに、接戦が予想されます。
接戦で無いとしたらフェデラーの快勝だと思いますが、ラオニッチのサーブを攻略するのは簡単ではないでしょう。
昨年のリベンジを果たして、セットを落としながらもフェデラーが制する予想です。
ミュラーとチリッチの一戦は、勝ち上がり・実力を踏まえるとチリッチ優勢かと思います。
ミュラーはナダルとの4時間48分もの死闘の次で、リカバリーが間に合わない可能性が大。
一方のチリッチはわずか1時間41分でアグーを一蹴、早々とベスト8入りしていただけに、日程面での追い風もあります。
ただ、両者ともサービスゲームには自信があるので、スコアは拮抗しそうな気がします。
ベルディヒは調子が良いと相手に付け入る隙を与えないオールラウンダー。
ですが、ジョコビッチとの対戦成績は2勝25敗...。
救いは、そのうちの1勝がここウィンブルドンでの勝利(2010年)だということと、ジョコビッチが連戦だという点でしょうか。
ジョコビッチは体調万全ではない(メディカルタイムアウトを取った)という情報もあります。
2010年当時のジョコビッチは現在と同じくランキング3位、ベルディヒが勝ったとしても、決して番狂わせではありません。
(しかし僕の予想はジョコビッチの勝利です)
マレーは相性の良いクエリーとの対戦
ツアー屈指のリターン力が武器で、ビッグサーバータイプとは相性の良いマレー。
クエリーとの対戦成績も7勝1敗と、大きく勝ち越しています。
サービスゲームをしっかりとホールドするのは勝利の前提条件なので割愛し、リターンゲームについて。
クエリーのファーストサーブが入っているうちは我慢の時間です。
セカンドサーブを積極的に叩いて、ドロップやネットプレーも取り入れながら揺さぶりをかけていければ、自ずと結果はついてくるはずです。
3回戦ツォンガ、4回戦アンダーソンと、連続でフルセットを勝ち上がってきてるだけに、接戦でのビッグサーブは驚異。
もつれない展開が期待されます。
アンディファンの皆さまからのコメントが、日に日に増えてきていて嬉しい限りです。
今日もマレーのブロックリターンが冴え渡るよう祈願して、応援しましょう!
Let's Go Andy!!