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アンディ・マレーの2回戦は大会4日目に行われ、台湾のルー・イェンスンに6-3 6-2 6-1のストレートで快勝しました。

試合開始直後の自身のサービスゲームをいきなりブレイクされる相変わらずのスロースターターだったマレーでしたが、スコア1-3以降は復調し1時間40分で終了させました。

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【マレー VS ルーのハイライト】

2回戦敗退のルー・イェンスンについて

少しだけルー・イェンスンについて触れておきます。

ルーは錦織 圭がランキングを上げてくるまではアジア勢トップの選手でした。

2010年のウィンブルドンでは、4回戦で第5シードのアンディ・ロディックと対戦。

4-6 7-6(7-3) 7-6(7-4) 6-7(5-7) 9-7のフルセットで破り、台湾人初のウィンブルドンベスト8進出を果たしました。

2010年11月にはキャリアハイの33位までランキングを上げた実力者です。(ちなみに同時期の錦織は126位でした)

32歳の現在は76位ですが、もうひと花咲かせて欲しいものです。

 

マレー3回戦の相手はノーシードのミルマン

先日の記事でマレーの対戦相手について触れた通り、3回戦の相手はジョン・ミルマンです。

しかし、何故か全く気にならなかったんですが、本来3回戦の相手は順当ならシード選手のはずです。

本来なら第26シードのブノワ・ペールが来るはずでしたが、初戦の泥試合が影響したのかミルマンの安定したプレーを前にあえなく敗退でした。

大きな特徴はないものの、堅実で丁寧なテニスがミルマンの持ち味です。

ちなみに僕は京都在住なのですが、2月に毎年京都で行われている「島津全日本室内テニス選手権大会」に、昨年(2015年)ミルマンが来ていたようです!

当時の様子、赤枠で囲ったのがミルマンです。(大会公式Facebook投稿より)shimadzu-millman

両者は1度だけ2013年のブリスベン国際(オーストラリアで1月に開催されるATP250の大会で、いわゆる開幕戦の位置付け)で対戦しており、当時は6-1 5-7 6-3でマレーの勝利でした。

グランドスラムでは初対戦ですが、次も快勝を期待しています!

 

「Mirror」はどうやってペールのシードダウンを予想したのか!?

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完全に謎ですが、確かにマレーの優勝への道のりにペールが除外されていました(笑)

ペールが特別ウィンブルドンを苦手にしている訳でもありません。

ただ、ミルマンの綴りが誤っている程度なので(Milanって...)、単にシード選手を見逃していただけかもしれません。

 

そして、ちょうど今試合中なのですが、もしかしたら準決勝の相手がスタニスラス・バブリンカではなくなるかもしれません。

前回に少し触れましたが、ファン・マルティン・デルポトロが復帰しています!

全盛期の力を取り戻せば、ノバク・ジョコビッチの1強時代に待ったをかけられるであろう存在なだけに、2016年後半戦の活躍に注目です。

(追記)デルポトロがバブリンカを3-6 6-3 7-6(7-2) 6-3で破りました!

手首大手術からの復活の勝利です。おかえりなさい、デルポトロ!

【デルポトロ VS バブリンカのハイライト】

錦織はベネトー相手に逆転勝ち、次戦は難敵クズネツォフ

錦織はジュリアン・ベネトーに4-6 6-4 6-4 6-2で勝利し3回戦に駒を進めています。

第1セット終了時点では、動きが鈍くて覇気のない様子だったので棄権もあるのかと思って観ていましたが、本調子じゃない中で工夫してラリーを展開していました。

ただ、雨の影響もあり連戦で3回戦の相手はアンドレイ・クズネツォフ。

同じロシアだったニコライ・ダビデンコを彷彿とさせる、フラット気味の高速ラリーが持ち味の選手です。

芝には相性が良さそうなので、かなりの難敵と言えます。

厳しい相手ではありますが、何とか持ち前の緩急自在のテニスでペースを崩して欲しいですね。

 

第8シードのティームがまさかの敗退でベルディヒ歓喜?

2回戦のビッグニュースとしては、全仏ベスト4だったドミニク・ティームがイジ・ヴェセリに6-7(4-7) 6-7(5-7) 6-7(3-7)のストレートで敗れたことでしょう。

タイブレークを一つも取れずにストレート負けするのはなかなか珍しい光景です。

ヴェセリといえば、2016年ジョコビッチが棄権以外ではじめて負けた相手です。長身からの角度あるサーブが武器のサウスポーなので、芝が得意なタイプといえそうです。

ティームの敗退により、トマーシュ・ベルディヒのベスト8までが比較的ぬるいドローとなりました。

ベルディヒは2010年のウィンブルドンで決勝進出の実績があるので、相変わらず存在感はあまりありませんがじわじわ勝ち上がっていきそうです。

 

雨による順延や遅延が続いており、なかなか試合の消化が進まない2016年のウィンブルドン。

ノーシードながら実力者のデルポトロやクズネツォフ、グリゴール・ディミトロフらにも注目です。

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