BNPパリバ・オープン2019の決勝戦が行われ、ドミニク・ティームがロジャー・フェデラーに見事勝利!

自身3度目となるATPマスターズ1000決勝の舞台で、ティームが念願のマスターズ初優勝を飾りました。

 

ティーム 3-6  6-3  7-5 フェデラー(試合時間は2時間2分)

 

通算勝率が約75%という得意なクレーコートでの優勝ではなく、「クレーコートライクな」インディアンウェルズ(ハードコート)でのマスターズ初優勝というのが何とも面白いところです。

ティーム決勝戦ハイライト動画|BNPパリバ・オープン2019

ティーム優勝の瞬間(チャンピオンシップ・ポイント)の動画はテニスTV公式アカウントがすぐにアップしました。

第1セット途中ではこんなロングラリーがあったり、各セット・各ポイントとも見応え十分な内容でした!

 

ティーム vs フェデラー決勝戦のハイライト動画はこちら(ESPN公式とATP Tour公式)。

勝敗を分けたフェデラーのドロップショット?

BNPパリバ・オープン2019決勝戦のフェデラー vs ティームは、フェデラーのドロップショットとティームの強打が印象的な一戦でした。

 

ティームは若さあふれるパワフルなサーブとストロークでフェデラーに対して強気に攻め続けます。

それに対して待ったをかけるのが、百戦錬磨のフェデラーのテニス。

特に、第2セットはじめ頃に完全に意表をつくタイミングで放たれたフェデラーのドロップショットは、ティームがすぐに追うのを諦めてしまうほどの精度でした。

 

しかし、途中まで決まっていたフェデラーのドロップショットが、試合終盤の重要局面で連続でティームに拾われて万事休すこととなります。

ゲームカウント5-5で迎えた最終セット第11ゲーム、このまま両者キープでタイブレーク突入かと思われたフェデラーのサービスゲームで、2本連続でドロップを拾ってポイントを奪い取ったティーム。

ずっと先にフェデラーにキープを続けられ、プレッシャーのかかる中でもキープを続けたティームの強靭なメンタルは、自身初マスターズ制覇がかかるSFC(サービング・フォー・ザ・チャンピオンシップ)でも強気なプレーを後押ししました。

フォアの逆クロスの威力は今年見たテニスの中では一番の打球。それをバックハンドのスライスで何とか返球してしまうフェデラーにも脱帽でした。

セカンドサーブでもサービスウィナーを何度も記録していたティームのサーブ。最後までフェデラー相手に豪快なサーブを打ち込み続けました。

 

そして、フェデラーのバックハンドがロングになった瞬間、コート上で仰向けで倒れ、手で顔を覆って喜びをかみしめたティーム。

ティーム、フェデラーとも非常にハイレベルな、マスターズ決勝の舞台に相応しい圧巻のプレーの数々でした!

 

さて、クレーキングことナダルは、右膝の怪我再発でクレーコートでの活躍が未知数な状態。

もちろん11度の優勝を誇る3連覇中のモンテカルロ・マスターズに照準を合わせてくるでしょうが、ティームの勢いが止まらない恐れもあります。

 

(そして秋のアジアンスイングには失速してて、寿司職人になったりしながら早期敗退祭りのアジアツアーが待っているティーム)

 

ティームがハードコートで一皮向けた姿を披露して、幕を閉じた2019年のインディアンウェルズ。

次戦はもうすぐ予選が始まるマイアミ・オープン2019です。

 

今年はツォンガがワイルドカードで予選からの挑戦だったり、大坂なおみの実姉大坂まりがワイルドカードで本戦出場を果たしていたりと、男女とも注目度の高い大会となっています。

マイアミ・オープンの大会情報まとめや、結果・ドロー表の記事、エントリー選手一覧・速報の記事も別で用意してますので、よろしければご一読ください!

 

以上、ティームのATPマスターズ1000初優勝(インディアンウェルズ2019制覇)についてでした!