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全米オープンの前哨戦2大会の欠場を発表していたスタン・バブリンカが、2017年残りシーズンの全休を新たに発表しました。

 

日本時間の8月4日(金)夜、そろそろ日付が変わろうかという頃に、自身のFacebookに声明文を載せたバブリンカ。

世界ランキング5位のノバク・ジョコビッチに続いて、世界ランキング4位のバブリンカまでツアー離脱となり、ファンの間で衝撃が走っています。

バブリンカのFacebook全文と意訳

I am sad to announce that after talking with my team and doctor I had to make a difficult decision to undergo a medical intervention on my knee. This was the only solution to make sure I will be able to compete at the top level for many more years.

This is obviously extremely disappointing, but I’m already looking
ahead and planning my recovery. I love this sport and I will work hard to get back to my top level and play many more years. I also want to take this opportunity to thank my fans for sending plenty of messages of support during the last couple of days. I will see you all in 2018!

「チームや医者と話した結果、私は膝の治療を受けるためにツアー離脱するという難しい決断をしなければならなかった。これが、この先何年もトップレベルで争っていけるようにするための唯一の方法。」

「間違いなく残念な決断ですが、回復への第一歩を踏み出しています。私はテニスが大好きなので、トップレベルに戻せるよう一生懸命やります。ここ数日間でたくさんのサポートのメッセージを送ってくれたファンの皆さんに感謝したいと思います。皆さん、2018年にお会いしましょう!」

 

これからの失効ポイントと全豪2018の予想シード

バブリンカは全米オープン優勝があるので、失効ポイントが多くなります。

ロジャーズ・カップのディフェンド分360ポイントが引かれ、現在のポイントは5,780ポイントとなっています。

そこから引かれる分は以下の通りです。

 

【バブリンカが年末までに失うポイント】

-90(ウエスタン&サザン・オープン)
-2,000(全米オープン)
-150(サンクトペテルブルク・オープン)
-90(上海・ロレックス・マスターズ)
-90(スイス・インドア)
-10(BNPパリバ・マスターズ)
-200(ツアーファイナル)

合計で2,630ポイント失効するので、残るポイントは3,150ポイント

(以下、バブリンカが全豪オープンに出場すると仮定して話を進めます)

全豪前にはブリスベン国際ベスト4の90ポイントも失効し、全豪2018のシードを決める際のポイントは3,000ポイント前後になります。

 

過去5年間の傾向をみると、3,000ポイントは9位〜12位くらいに位置するので、バブリンカは全豪2018に第10シード前後で出場予定となりそうです。

ジョコビッチが第13シード前後予想なので、もしかしたら2人とも二桁シードとして全豪オープンに臨むことになるかもしれません...。

 

長期離脱しても大丈夫。そう、ロジャーならね。

バブリンカにとって、2017年の同胞ロジャー・フェデラーの復活は明るいニュースでしょう。

フェデラー、ナダルが長期休養から見事なカムバックを果たしているだけに、ジョコビッチ、バブリンカも続きたいところです。

 

長期離脱しても大丈夫。そう、スタンならね。

 

左膝に不安を抱えたままだと選手生命の危機にもなり得るだけに、まずはしっかりと治ってくれますように...。

そして、マレーとの全仏準決勝のように熱い戦いをみせてくれるよう、祈っています。

きっと2018年年始には、ビッグタイトルをかっさらって500以下のグレードでは早期敗退する「いつものバブリンカ」が戻っているはずです!

(なお、手術をするか否か、復帰時期についてなどは、まだ明かされていません)

 

楽天ジャパンオープンにも来る予定だっただけに残念ですが、こればかりは仕方ありませんね...。

 


その頃、怪我の経過が心配されている彼は、犬と戯れていましたとさ。