全仏オープンテニス2019・男子シングルス、ジュニアの部で、ベスト4入りを果たしている望月慎太郎。

錦織圭がジュニア時代に記録した「グランドスラム・ジュニアの部ベスト8」という日本記録を、初挑戦で更新しています!

中央にいるのが望月慎太郎。両脇の選手も望月と同じIMGアカデミー所属で、3人とも全仏オープンでベスト4入りを果たしています!(投稿に対して、錦織圭がいいね!とポチっ)

 

今回は、望月慎太郎について、プロフィール・経歴やプレースタイル、将来予測などをまとめています。

画像引用元:松岡修造オフィシャルWEBサイト/2ピース LINK#67 望月慎太郎選手

望月慎太郎のプロフィール・経歴

2003年6月2日生まれのテニスプレーヤー、望月慎太郎。

3歳からテニスをはじめて、右利き、両手バックハンドでプレーします。

 

盛田正明テニスファンドの奨学生(強化選手)で、12歳からIMGアカデミーにテニス留学。

2017年にはジュニア・オレンジボウルの男子14歳以下シングルスで優勝を果たしています(錦織は2003年に準優勝)。

2018年9月のジュニアデビスカップでは、日本代表で出場してシングルス5勝。日本の5位進出に大きく貢献しました。

 

そして、今回の全仏オープン2019ではグランドスラム・ジュニアに初挑戦ながら見事ベスト4進出。

3回戦の第2セットからと準々決勝を同じ日にこなす「ダブルヘッダー」ながら、両方の試合に勝利しての快挙達成です。

 

ジュニア世界ランキングは現在キャリアハイの31位(2019年6月3日付)。

2018年度末の時点では122位だったので、1年余りでランキングを急上昇させています。

 

ITF公式プロフィールによると、憧れのプロテニスプレーヤー(Idol)はロジャー・フェデラーで、ダブルスでペアを組みたい夢の選手(Dream doubles partner)はマックス・ミルヌイと、至って王道です。笑

ちなみに、好きな食べ物は寿司。アンディ・マレーみたいな選手になって欲しいですね(寿司つながり)

錦織圭が全仏ヒッティングパートナーに望月慎太郎を指名

IMGアカデミーで錦織と一緒に練習することもあったという望月慎太郎ですが、全仏オープンでも錦織とコートで打ち合う機会に恵まれました。

錦織が、全仏4回戦 vs ブノワ・ペールの試合前に望月をヒッティングパートナーに指名したのです。

 

錦織自身もジュニア時代の2006年に、ナダルからヒッティングパートナーに指名されていました。

それもフェデラーとの決勝戦を控えたタイミングでの練習相手としてです。

 

「当時の思い出が大きいので、ジュニアたちに自分も伝えたいようだ」と盛田会長が話したように、錦織はかつての自分を望月に重ねているのでしょう。

そして、その期待に応えるように全仏オープン・ジュニアの部で快進撃を見せている望月慎太郎。

今後の成長が楽しみな逸材と言えます。

全仏オープン・ジュニアの部ベスト4の凄さ(過去の達成選手)

全仏オープン・ジュニアの部でベスト4!錦織圭超え!と聞いても、ピンとこない方も多いと思います。

そこで、過去に全仏オープン・ジュニアの部(男子シングルス)でベスト4入りしていた選手たちをピックアップしてみました。

 

サーブに頼らないプレー、攻守の切り替えの速さやフットワークなど、戦術面で高い水準が要求されるクレーコートでの上位進出。

現在活躍するような選手名がきっと出てくるのではと調べてみると...。

2018年全仏オープン・ジュニア ベスト4

ツェン・チュンシン(優勝)
セバスティアン・バエス(準優勝)
セバスチャン・コーダ
Thiago Seyboth Wild

2017年全仏オープン・ジュニア ベスト4

アレクセイ・ポプリン(優勝)
ニコラ・クーン(準優勝)
ミオミール・ケツマノビッチ
アレハンドロ・ダビドビッチフォキナ

2016年全仏オープン・ジュニア ベスト4

ジェフリー・ブランカノー(優勝)
フェリックス・オジェ=アリアシム(準優勝)
デニス・シャポバロフ
ニコラ・クーン

2015年全仏オープン・ジュニア ベスト4

トミー・ポール(優勝)
テイラー・フリッツ(準優勝)
マイケル・モー
Corentin Denolly

2014年全仏オープン・ジュニア ベスト4

アンドレイ・ルブレフ(優勝)
ジャウメ・ムナール(準優勝)
カンタン・アリス
オーランド・ルス

2013年全仏オープン・ジュニア ベスト4

クリスチャン・ガリン(優勝)
アレクサンダー・ズベレフ(準優勝)
ボルナ・チョリッチ
ニコラ・ミロジェビッチ

 

やはり、よく知っている名前が多くいました!

2017年は最近ながら4人ともATPツアーでよく見かける名前で、2016年には現在活躍中のカナダ次世代2トップの名前が。

2013〜2015年のベスト4の面々は、Next Gen ATPファイナルズに出場したりツアー優勝を果たしている選手が多くいます。

 

もちろんジュニアで結果を残してもATPツアーで思わしくない選手は無数にいます。

しかし、望月慎太郎も自分のテニスの長所(とできれば身長)を伸ばしていければ、きっと世界と戦える選手に成長してくれることでしょう!

松岡修造、錦織圭、杉田祐一、ダニエル太郎、西岡良仁に続くATPツアー優勝者になれる日を楽しみにしています。いつの間にか5人もいた...

 

望月慎太郎のプレースタイル

最後に、望月慎太郎のプレースタイルについて簡単に触れます。

と言っても、公開映像もまだ少ないので、テニスデイリーの記事からの引用メインにはなりますが...。

望月のゆるいボールがクロスの浅いところに飛んでいく。一見、甘いボールだが、相手は前に入れず、攻撃的に返球できない。トップスピンの深いクロスと、回転量の少ないショートクロスのミックスに、相手が戸惑っているのが分かる。その返球を待ち構えてダウン・ザ・ラインにアタックする。このショットも、ストレートと逆クロス気味のボールなど、コースは多彩だ。さらに、ネットに詰めてフィニッシュに持っていく形も頻繁に見せる。ベテランのような組み立ての妙、パターンの豊富さだ。

実は、クレーコートよりも球足の速いハードコートが得意という望月慎太郎。

それでいて全仏オープン・ジュニアでいきなりベスト4とは末恐ろしい限りですが、確かにパターンの豊富さは目を引きます。

こちらは2017年に行われたジュニア・オレンジボウル決勝戦での望月慎太郎のプレー映像ですが、堅実なバックハンド、展開力のあるフォアが目を引きます。

山なりのボールを打って相手のポジションを下げた直後に鋭角に強打したり、ドロップショットやネットプレーも織りまぜるプレースタイルは、天才型の錦織圭というよりは西岡良仁の「頭を使った」テニスを彷彿とさせます。

動画で学び、クレーの実戦で練習、四大大会ジュニアで披露するというのがこの世代らしさだが、短期間でものにする学習能力の高さ、このしたたかさは、どの選手にもある才能ではない。175㎝の身長は錦織と西岡の中間くらい。体の線はまだまだ細い。だからこそ、こうして武器を増やすのだ。

 

IMGアカデミー・山中夏雄コーチの指導の元、抜群の吸収力・学習能力で進化を遂げている望月慎太郎。

本当に身長が175cmあるのかは怪しい気がしますが、これから大人の体格になっていくにつれ、テニスの幅も広がっていくことでしょう!

 

まずは、全仏オープン・ジュニアの部で日本人史上初の決勝進出に期待したいと思います!

準決勝は、6/7(金)の日本時間18時から試合開始予定です!!

 

(おまけ)Googleで「全仏 ジュニア」と検索したら出てきた画面がこちら。

シンタロウ・モチヅキヤスノリって誰だ