全仏オープンテニス2017は大会3日目を迎え、ついに我らがアンディ・マレー(いちおう第1シード)が登場します!
もちろんイワン・レンドルも(ジェイミー・デルガドも)観客席にやってきます!
今シーズン、全豪オープン2017での4回戦敗退からピリッとしない時間が続いていますが、ここからがサー・アンディの本領発揮(のはず)です!
フィリップ・シャトリエにイギリス男女トップシード
大会3日目、全仏のセンターコートである「フィリップ・シャトリエ」にイギリス男女が誇るトップシードが登場予定です。
第1試合にジョアンナ・コンタ、アレクサンダー・ズベレフ VS フェルナンド・ベルダスコの順延分が間に入って、第3試合にいよいよアンディ・マレーの登場です。
ズベレフは第1セットをベルダスコに先行され、セットタイに持ち込んだところで翌日に持ち越しです(4-6 6-3)。
やはり初戦ベルダスコは鬼ドローですね...。
マレーの初戦の相手はアンドレイ・クズネツォフ
マレーの初戦はアンドレイ・クズネツォフ(ロシア)。
こちらもなかなかタフです。
クズネツォフといえば、ウィンブルドン2009ジュニアの部で優勝経験があります。
全仏では、2012年に予選突破を果たすと、初戦第5シードだったジョー・ウィルフリード・ツォンガを相手に一歩も引かないテニスを披露。
第1セットを6-1で取って、世界にその存在を大きくアピールしました(試合は6-1 3-6 2-6 4-6で敗退)。
細身ながら高速ラリーで攻めたてるテニスは、同じくロシアの名選手、ニコライ・ダビデンコを彷彿とさせます。
過去の対戦成績は2勝0敗ですが、いずれもハードコート。
クレーコートでは初対戦となります。
何でだろう、第1セットを取られている様子がリアルに想像できてしまう...。
もし第1シードが初戦敗退なら、全仏では1990年のステファン・エドベリ以来、2度目となってしまいます。
当時は第2シードのボリス・ベッカーも初戦敗退で、大波乱の幕開けだったようです。
レンドルパワー注入で2016年マレーに
帯状疱疹あたりから絶不調に陥って、インディアンウェルズ以降の戦績が5勝5敗という有様のマレー。
全仏が近づいてからも発熱で抗生物質を服用するハメになったりと、厄年ぶりが自重してくれません!
しかし、そんな負の連鎖に待ったをかけてくれるのが、レンドルのはずです。
「客席にレンドルがいるだけで心強くなる」
これは昔マレーがインタビューで語っていたセリフです。
デルガドのつぶらな瞳から、より一層の哀愁を感じられる名言ですね!
...と冗談はさておき、練習でも順調ぶりをアピールしていますし、きっとマレーの不調を改善してくれていることでしょう。
世界ランキング1位になったプレッシャーが原因かと聞かれて常に否定していたマレーですが、実は1位になって燃え尽き症候群になっていたことが判明。
とはいえ、2017年クレーコートシーズンを低迷したまま終えるわけにはいきません。
昨年準優勝の失効ポイントで、ついに10,000ポイントを切っていることも奮起の材料になるはずです!
フィジカルの問題も、メンタルの問題も快方に向かっていますように...。
全国の(数少ない)アンディファンのみなさん!
苦しい時ですが、一緒に応援していきましょう!
適当でもいいので、応援コメントもお待ちしています!
Let's Go Andy!!