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アンディ・マレー応援ブログ

【リオ五輪】マレーが錦織・デルポトロに連勝し金メダル!史上初の連覇達成!

    2016/11/19

アンディ・マレーが男子テニス選手史上初のオリンピック連覇の偉業を達成しました!!

今年はトロントで開催されていた(モントリオールと隔年開催)ロジャーズ・カップを欠場して、疲労回復させて臨んでいたリオ五輪で、最高の結果を出しました!

また、ファン・マルティン・デルポトロが復活の銀メダル獲得で、マレーと並んで男子テニス選手初の「シングルスで2つ目のメダル」を手にしました。

デルポトロの復活はテニスファンの多くが待ち望んだものですし、本当に嬉しいです。

残る今年最後のグランドスラムである全米オープンに向けて、役者は揃いました。(フェデラーがいないのは非常に残念ですが)

 

さて、準決勝・決勝の2試合(+錦織 圭の3位決定戦)を軽く振り返ります。

リオ五輪は雨による順延もあったため、準々決勝から決勝(3位決定戦)までの全ての試合が連戦となりました。

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準決勝の錦織戦は一方的な展開に

共に前日の試合がフルセットまでもつれた同士の対戦となったマレー VS 錦織。

ガエル・モンフィスを相手に劇的な勝利をおさめた錦織は、その勢いをマレー戦にも繋げたい一戦。

対するマレーはスティーブ・ジョンソンに思わぬ苦戦を強いられたので、きっちり調整していきたいところです。

さて、試合が始まると珍しくマレーサーブが絶好調。

第1セットで一気に主導権を握ると、第2セットでは確率の高いスライスサーブを1stサーブに選択する余裕の展開で、危なげなく6-1 6-4のストレートで勝利しました。

錦織がマレーに勝てない理由でも以前から色々と解説してきましたが、錦織はマレーのワイドスライス対策を真剣に講じなければならないのかもしれません。

(モンフィス戦中盤あたりからリターンに精彩を欠き続けてきたので、体が悲鳴を上げていたのかもしれませんが)

結局1stサーブ%INは驚異の76%。(マレーの平均は60%前後と、他の選手よりやや低めです)

錦織に一度もブレイクポイントを渡さない完璧な試合内容でした。(自身は3度のブレイクチャンスをいずれも成功)

 

この試合、錦織は「ミスが多すぎた」とインタビューで答え、多くの報道やファンの方々から「マレーが強かった」という声が聞こえてきました。

しかし、残念ながらマレーは実力の8割程度ですんなりと勝利をおさめていたように見えました。

錦織が必要以上にマレーをリスペクトし、プレッシャーを感じてアンフォーストエラー連発の自滅をしていた印象です。

もちろんモンフィス戦終了から間があまりに短くて、十分に回復していなかった影響はあったはずです。

が、もう1試合のラファエル・ナダル VS デルポトロが手に汗握る好試合だっただけに残念でした。

 

【マレー VS 錦織のハイライト動画】

NHK動画(リンク先YouTubeで再生できます)

 

錦織は3位決定戦で何とかナダルに勝利し、銅メダル獲得!

3位決定戦では、男子ダブルスも含め連戦続きで疲労困憊だったであろうナダルと対戦。

ちなみにナダルは男子ダブルではマルク・ロペスとのペアで見事金メダルに輝きました!

オリンピック男子シングルス・ダブルスの両方での金メダル獲得は、1988年以降のプロが参戦するオリンピックではチリのニコラス・マスー(2004アテネ五輪で二冠)以来、2人目の快挙です。

 

さて、そんなナダルですが、試合序盤から明らかにフィジカル面に問題がある動きを見せます。

ナダルの持ち味である粘り強いテニスは息を潜め、左右に振られるとボールを追えないシーンが目立ちました。

第1セットを一方的な展開で落とすと、第2セットも簡単にブレイクを許し2-5で錦織のサービング・フォー・ザ・マッチ。

後がなくなったナダルは一か八かの強打と、最後の力を振り絞っての粘りを見せ、執念のブレイクバックを成功させます!

すると逆に錦織側に焦りかプレッシャーが出てきたのか、ミスが出始めて試合がもつれます。

錦織は5-4で迎えた2度目のサービング・フォー・ザ・マッチも落としてしまうと、第2セットはその後タイブレークへ突入。

タイブレークでも錦織にミスが目立ち、ナダルが試合を振り出しに戻して最終セットでの決着となりました。

ただ、ここまででナダルのエネルギーは底を尽き、最終セットはまたも一方的な展開で試合終了となりました。

 

錦織はナダルに6-2 6-7(1-7) 6-3で勝利し、日本男子としては96年ぶりのメダルとなる銅メダルを獲得しました!

 

【錦織 VS ナダルのハイライト動画】

gorin.jpで公開中のハイライト動画(リンク先で再生できます)

 

ナダルは試合後のインタビューで「100%の力が出せても勝つのは難しい」と言っていましたが、準決勝デルポトロ戦の出来であれば勝負は分からなかったはずです。

しかし、なにはともあれ錦織選手、おめでとうございます!

最後まで諦めない姿勢と気迫に多くの方が感動をもらいましたね!お疲れ様でした!!

 

マレーは強敵デルポトロとの互角の勝負を制して金メダル!

マレーは錦織戦で前述した最高のサービスの出来だったので、決勝デルポトロ戦も期待していたのですが全くの期待外れ。(慣れてますが)

1stサーブ%INはダメな時のマレーの数値でした。(64/126の51%)

 

第1セットはマレーが幸先良くブレイクに成功するも即座にブレイクバックされる接戦模様。

結局2度のブレイクを許すも、それを上回る3度のブレイクに成功し第1セットを先取。

 

第2セットに入ると、前述のサービスの不安定さをつかれて第1ゲームをブレイクされます。

それからはラリー戦でも今大会ジョコビッチ・ナダルを破ってきた強烈なフォアハンドが冴え渡り、結局マレーはブレイクバックならず、第2セットをすぐに取り返されセットオールとなります。

 

重要な第3セットは両者サービスキープで迎えた第6ゲームデルポトロサーブで、まさかの連続ダブルフォルト。

デルポトロから見て30-40となったブレイクポイントは凌がれますが、その後デュースで訪れたブレイクチャンスをマレーがモノにしてブレイク成功。

第8ゲームでもデルポトロが乱れたスキを突いて、最後はリターンエースで2度目のブレイクに成功、大事な第3セットを取りました。

 

オリンピックの決勝戦は5セットマッチ。金メダルにはあと1セットが必要です。

両者とも疲れが出てきた中で迎えた第4セット

第1ゲーム、マレーに立て続けにミスが出て早速ブレイクされてしまいます。

しかしここからブレイク合戦がはじまり、両者ともサービスがキープできません。(このあたりから疲れからかマレーにダブルフォルトが増えてきます)

4ゲーム連続ブレイクの後サービスキープで迎えた第7ゲームマレーサーブで、ここでもダブルフォルトが出てしまい、最後はスマッシュを決められブレイクを許します。

4-5で迎えた第10ゲームデルポトロサーブ、ここを凌がないとフルセットに突入してしまう大事な局面で、デルポトロのストロークが精彩を欠きます。ラリー戦で粘り強くチャンスを伺い、ドロップショットも効果的に使ったマレーがこのゲームを取り返し、土壇場で5-5のタイに持ち込みます。

大事な第11ゲームを苦しみながらも何とかキープすると、迎えた第12ゲームでも粘りのテニスを展開。

最後はデルポトロのバックがネットにかかり、ロングラリーを制してブレイク成功。

 

この瞬間、アンディ・マレーの優勝が決定し、オリンピック連覇達成となりました!

delpotro-murray-summary

 

次戦のシンシナティ・マスターズは既に始まっている!?

オリンピックのテニスについて(リオ五輪からポイント消滅)の中でもスケジュールの話はしていましたが、リオ五輪が終わるとすぐにアメリカでシンシナティ・マスターズ(ウエスタン・アンド・サザン・オープン)が始まります。

リオ五輪は雨で順延があった影響で日程が遅れており、実はシンシナティ・マスターズはもう開幕しています。

1回戦ブノワ・ペール対ボルナ・コリッチの試合は終了しました。(1-6 6-3 6-4でコリッチが勝利)

 

リオ五輪で最終日まで残っていた4人のうち、デルポトロを除く3人はシンシナティ・マスターズにエントリーしているので、連戦となります。(全員1回戦はシードのため免除で2回戦からです)

(ちなみにノバク・ジョコビッチはシンシナティ・マスターズの欠場を発表しています)

マレーとナダルは、プライベートジェットを調達して今夜仲良くシンシナティへ向かうそうです(笑)

 

 

幾多もの名勝負が繰り広げられたリオ五輪のテニス。

ポイントがつかない、ただでさえハードな日程の北米ハードコートシーズンに追い打ちをかける、などの点から「正直参加してほしくないな」とまで思っていました。

しかし、始まってみたら各選手の一つ一つのプレーに熱狂し、多くの感動が生まれました。

全ての出場選手に「ありがとう、お疲れ様」の想いでいっぱいです。

 

テニスはこれからますます過酷な季節を迎えます。

怪我のない万全の状態で、また各選手の良いプレーを見たいものです。

 

観戦には昼夜逆転生活を余儀なくされたリオ五輪のテニスがついに終了しました。

アンディ・マレー、史上初の快挙、本当におめでとうございます!!

 

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