毎年秋恒例のアジア・ツアーで、同時開催される楽天・ジャパン・オープンとチャイナ・オープン。

ともにATP500の大会ですが、近頃はチャイナ・オープンに有名どころが集まっている印象です。

 

※理由については、過去にアップしたチャイナ・オープンが楽天ジャパンオープンよりも人気な3つの理由という記事内で考察を記しておりますので、よろしければご一読ください。

 

そこで気になったのが「過去にはどんな選手が訪日・訪中していたのか」です。

今回は、両大会における過去の出場選手やシード選手、優勝者などをまとめています。

画像提供:gettyimage

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チャイナ・オープン再開の2004年以降で比較

チャイナ・オープンは1993年に始まった大会ですが、1998年から2003年にかけて開催が中断されていたようです(理由をご存知の方は教えてください)

再開された2004年から現在に至るまでの、両大会の出場選手等を比較していきます。

(ちなみに、僕が覚えている最も古い記憶も、2004年の「AIGオープン」です)

 

2004年:アテネ五輪タイ代表旗手のスリチャバンが訪日・訪中

東京(優勝:ジリ・ノバク)
SEEDRANKPLAYER
13レイトン・ヒューイット
210ダビド・ナルバンディアン
317アンドレイ・パベル
421パラドーン・スリチャパン
528ジリ・ノバク
624ギジェルモ・カニャス
755テイラー・デント
843トーマス・ヨハンソン
北京(優勝:マラト・サフィン)
SEEDRANKPLAYER
16カルロス・モヤ
211ファン・カルロス・フェレーロ
314ダビド・ナルバンディアン
412ライナー・シュットラー
513マラト・サフィン
620 パラドーン・スリチャパン
728テイラー・デント
818 ドミニク・フルバティ

2004年当時(〜2008年まで)、チャイナ・オープンが9月中旬、ジャパン・オープンが10月上旬開催と別日程だったため、両大会ともエントリーした選手が複数名いました。

スリチャパンもその1人。アジア人として初めて「ATP」男子シングルスランキングTOP10入り(9位)を果たした、タイの英雄です。アテネ五輪ではタイ代表の旗手も務めました。

ちなみに、チャイナ・オープン第1シードのモヤは、予選上がりの選手に敗れ初戦敗退を喫してしまいますが、実は相手だったのは当時19歳のジョー・ウィルフリード・ツォンガでした。

 

2005年:鈴木貴男・岩淵聡ペアが男子ダブルス優勝!

東京(優勝:ウェズリー・ムーディ)
SEEDRANKPLAYER
110マリアノ・プエルタ
214ラデク・ステパネク
321ロビー・ジネプリ
422テイラー・デント
524マリオ・アンチッチ
626ミカエル・ユーズニー
735ヤルコ・ニエミネン
856ピンス・スパディア
北京(優勝:ラファエル・ナダル)
SEEDRANKPLAYER
12ラファエル・ナダル
28ギジェルモ・コリア
39ダビド・ナルバンディアン
415トーマス・ヨハンソン
522ドミニク・フルバティ(欠場)
623 ファン・カルロス・フェレーロ
724ミカエル・ユーズニー
833カルロス・モヤ

東京ではノーシードのムーディが、北京ではナダルが優勝です。

シングルスにしか触れていませんが、実は2005年のAIG・ジャパン・オープンはダブルスで快挙が生まれました。

鈴木貴男・岩淵聡ペアが、日本人ペアとして男子ツアー大会で初優勝を飾った、記念すべき大会です。

 

2006年:フェデラーが初来日で見事優勝!

東京(優勝:ロジャー・フェデラー)
SEEDRANKPLAYER
11ロジャー・フェデラー
28トミー・ロブレド
310マリオ・アンチッチ
419アンディ・マレー
516ヤルコ・ニエミネン
620ドミトリー・ツルスノフ
739ロビー・ジネプリ
840パラドーン・スリチャパン
北京(優勝:マルコス・バグダティス)
SEEDRANKPLAYER
13イワン・リュビチッチ
25ニコライ・ダビデンコ
39マルコス・バグダティス
412マリオ・アンチッチ
528ドミニク・フルバティ
647 パラドーン・スリチャパン
772イボ・カルロビッチ
863 イ・ヒョンテク

何と言っても、全盛期フェデラーの来日です。

当時の日本ではテニスはあまり注目されておらず、フェデラーが街を歩いていても全く気付かれず、本人も軽くショックを受けていたようです。

それでも、シャラポワブームが巻き起こった2004年を大幅に更新する70,000人超の来場者を記録し、最終日は徹夜組が出るほどの大盛況だったとか。

 

当時のことを伝える記事や動画をいくつか載せておきます。

有明に突如現出した、“フェデラー現象”の謎。(Number)

圧勝したフェデラー「また日本に来たい」ジャパンオープン男子単決勝(スポナビ)

ロジャーフェデラー 初来日 皇太子とペアでダブルス そして勝利!(個人ブログ)

【フェデラーへのインタビュー動画】

【フェデラーのウォーミングアップ動画】

【準々決勝 フェデラー VS 鈴木の部分ハイライト】

 

ちなみに、準々決勝以外は全てストレートで勝利したフェデラーが、準々決勝で大苦戦した相手が鈴木貴男です。

超高速サーフェスに加え、風のあるコンディションの中、これでもかとネットプレーを仕掛けてラリーになる前にポイントを決めにいく鈴木の作戦が奏功。

最終スコアは4-6 7-5 7-6(7-3)。薄氷の勝利でした。

スポンサーへの対応やテレビ出演などで忙しく、超過密スケジュールゆえにフェデラーの状態は良くなかったようですが...それでも負けないあたりが、さすがです。

当時読んでいた週間ベースボール(雑誌)で、この1戦の内容がわざわざ1ページまるまる取り上げられていたのが記憶に残っています。

 

2007年:人気選手・フェレールが初優勝!

東京(優勝:ダビド・フェレール)
SEEDRANKPLAYER
18ダビド・フェレール
210トマーシュ・ベルディヒ
314リシャール・ガスケ
421レイトン・ヒューイット
525ヤルコ・ニエミネン
629ドミトリー・ツルスノフ
730イボ・カルロビッチ
836フェルナンド・ベルダスコ
北京(優勝:フェルナンド・ゴンサレス)
SEEDRANKPLAYER
14ニコライ・ダビデンコ
27フェルナンド・ゴンサレス
38トミー・ロブレド
412イワン・リュビチッチ
518マルコス・バグダティス
643イ・ヒョンテク
774ジョー・ウィルフリード・ツォンガ
892 イゴール・クニティン

日本でも人気の高いフェレールが初優勝を飾りました(この優勝で人気が出たのでしょうか?)。

当初フェデラーが来日する予定でしたが、デビスカップにも出場していたため疲労を理由に欠場を表明しました。

優勝候補筆頭はベルディヒでしたが、準決勝でガスケに敗れました。

 

2008年:チャイナ・オープン移設前最終年

東京(優勝:トマーシュ・ベルディヒ)
SEEDRANKPLAYER
15ダビド・フェレール
28アンディ・ロディック
311フェルナンド・ゴンサレス
412リシャール・ガスケ
513ファン・マルティン・デルポトロ
616トミー・ロブレド
720ジョー・ウィルフリード・ツォンガ
821ミカエル・ユーズニー
北京(優勝:アンディ・ロディック)
SEEDRANKPLAYER
15ダビド・フェレール
28アンディ・ロディック
311フェルナンド・ゴンサレス
412リシャール・ガスケ
515フェルナンド・ベルダスコ
616トミー・ロブレド
735ライナー・シュットラー
839サム・クエリー

翌年から、チャイナ・オープンは北京オリンピックが行われた会場へ移動になります。

両大会に出場する最後のチャンスとなった2008年、トップシードに同じ名前が多くあります。というか、第1〜4シードが全く同じですね!

 

2009年:チャイナ・オープンがATP500に昇格し、日本と同日程に

東京(優勝:ジョー・ウィルフリード・ツォンガ)
SEEDRANKPLAYER
15ファン・マルティン・デルポトロ
27ジョー・ウィルフリード・ツォンガ
310ジル・シモン
413ガエル・モンフィス
516トマーシュ・ベルディヒ
617ラデク・ステパネク
723スタニスラス・バブリンカ
826レイトン・ヒューイット
北京(優勝:ノバク・ジョコビッチ)
SEEDRANKPLAYER
12ラファエル・ナダル
24ノバク・ジョコビッチ
36アンディ・ロディック
48ニコライ・ダビデンコ
59フェルナンド・ベルダスコ
611ロビン・ソダーリン
712フェルナンド・ゴンサレス
815マリン・チリッチ

2009年からはチャイナ・オープンがATP500に格上げされ、ジャパン・オープンと全く同日程で開催されることに。

2015年までの7年間で6度の優勝を飾るジョコビッチの、初優勝の年です。

 

ちなみに、実は3年ぶりにフェデラーが来日する予定でしたが、まさかのドタキャン

後になって(翌年の全豪あたり?)フェデラーは日本の関係者に対して謝罪し、2010年の参戦を誓いましたが、その時某H氏がフェデラーに「今年は(ナダルが来る予定なので)もう来なくていいよ(必要ないよ)」と言い放ったという残念なエピソードがあります。

それ以降、フェデラーの来日は噂すら立たなくなりました...。

興味のある方は調べてみてください。そして(毎度ですが)詳しい方は補足をお願いします。


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2010年:ナダルが初来日で初優勝!北京はタレント揃い!

東京(優勝:ラファエル・ナダル)
SEEDRANKPLAYER
11ラファエル・ナダル
210アンディ・ロディック
312ジョー・ウィルフリード・ツォンガ
413ユルゲン・メルツァー
515ガエル・モンフィス
623フェリシアーノ・ロペス
725エルネスツ・グルビス
828ミカエル・ロドラ
北京(優勝:ノバク・ジョコビッチ)
SEEDRANKPLAYER
12ノバク・ジョコビッチ
24アンディ・マレー
35ロビン・ソダーリン
46ニコライ・ダビデンコ
57トマーシュ・ベルディヒ
68フェルナンド・ベルダスコ
79ミカエル・ユーズニー
811ダビド・フェレール

 

2011年:マレーが単複優勝の快挙達成

東京(優勝:アンディ・マレー)
SEEDRANKPLAYER
12ラファエル・ナダル
24アンディ・マレー
35ダビド・フェレール
48マーディ・フィッシュ
515ビクトル・トロイツキ
617ヤンコ・ティプサレビッチ
724ラデク・ステパネク
827ファン・モナコ
北京(優勝:トマーシュ・ベルディヒ)
SEEDRANKPLAYER
17ジョー・ウィルフリード・ツォンガ
29ガエル・モンフィス(欠場)
310トマーシュ・ベルディヒ
411ニコラス・アルマグロ
512ジル・シモン
614アンディ・ロディック
718ジョン・イズナー(欠場)
819アレクサンドル・ドルゴポロフ

 

2012年:日本の至宝・錦織 圭が初優勝!

東京(優勝:錦織 圭)
SEEDRANKPLAYER
13アンディ・マレー
26トマーシュ・ベルディヒ
39ヤンコ・ティプサレビッチ
411ファン・モナコ
512ニコラス・アルマグロ
615ミロシュ・ラオニッチ
716スタニスラス・バブリンカ
817錦織 圭
北京(優勝:ノバク・ジョコビッチ)
SEEDRANKPLAYER
12ノバク・ジョコビッチ
25ダビド・フェレール
37ジョー・ウィルフリード・ツォンガ
413マリン・チリッチ
514リシャール・ガスケ
620アレクサンドル・ドルゴポロフ
721トミー・ハース
823フェルナンド・ベルダスコ

 

2013年:錦織連覇ならず、アルマグロに逆転負けで準々決勝敗退

東京(優勝:ファン・マルティン・デルポトロ)
SEEDRANKPLAYER
17ファン・マルティン・デルポトロ
28ジョー・ウィルフリード・ツォンガ
311ミロシュ・ラオニッチ
412錦織 圭
514ジル・シモン(欠場)
617ニコラス・アルマグロ
721ケビン・アンダーソン
823ヤンコ・ティプサレビッチ
北京(優勝:ノバク・ジョコビッチ)
SEEDRANKPLAYER
11ノバク・ジョコビッチ
22ラファエル・ナダル
34ダビド・フェレール
46トマーシュ・ベルディヒ
59リシャール・ガスケ
610スタニスラス・バブリンカ
713トミー・ハース
816ジョン・イズナー

 

2014年:錦織が充実のシーズンに楽天オープン2度目の優勝!

東京(優勝:錦織 圭)
SEEDRANKPLAYER
14スタン・バブリンカ
25ダビド・フェレール
36ミロシュ・ラオニッチ
48錦織 圭
512ジョー・ウィルフリード・ツォンガ
617ロベルト・バウティスタ・アグー
719ケビン・アンダーソン
823アレクサンドル・ドルゴポロフ
北京(優勝:ノバク・ジョコビッチ)
SEEDRANKPLAYER
11ノバク・ジョコビッチ
22ラファエル・ナダル
37トマーシュ・ベルディヒ
49マリン・チリッチ
510グリゴール・ディミトロフ
611アンディ・マレー
713エルネスツ・グルビス
815ジョン・イズナー

 

2015年:前年初戦敗退のバブリンカが雪辱の初優勝!

東京(優勝:スタン・バブリンカ)
SEEDRANKPLAYER
14スタン・バブリンカ
26錦織 圭
310ジル・シモン
411リシャール・ガスケ
512ケビン・アンダーソン
614マリン・チリッチ
717フェリシアーノ・ロペス
819グリゴール・ディミトロフ
北京(優勝:ノバク・ジョコビッチ)
SEEDRANKPLAYER
11ノバク・ジョコビッチ
25トマーシュ・ベルディヒ
37ラファエル・ナダル
48ダビド・フェレール
59ミロシュ・ラオニッチ
613ジョン・イズナー
715ダビド・ゴファン
816ジョー・ウィルフリード・ツォンガ

 

2016年:錦織は初の第1シードも無念の棄権負け

東京(優勝:ニック・キリオス)
SEEDRANKPLAYER
15錦織 圭
28ガエル・モンフィス
39トマーシュ・ベルディヒ
411マリン・チリッチ
514ダビド・ゴファン
615ニック・キリオス
720イボ・カルロビッチ
827フェリシアーノ・ロペス
北京(優勝:アンディ・マレー)
SEEDRANKPLAYER
12アンディ・マレー
24ラファエル・ナダル
36ミロシュ・ラオニッチ
410ドミニク・ティーム
512ダビド・フェレール
616ルカ・プイユ
717ロベルト・バウティスタ・アグー
818リシャール・ガスケ

 

(2017/9/15)まだ途中の段階ですが、今後の更新に乞うご期待くださいm(_ _)m

コメント一覧
  1. Keaton より:

    続き楽しみに待ってます!

  2. mori_ichi_ より:

    >Keatonさん

    素敵なコメントをありがとうございます(^^)
    そして、途中で誤ってアップしてしまいすみません…近日中に完成させる予定です!

  3. レイチャン より:

    こんばんは☆
    衝撃の全米ショックからいまだに一人立ち直れてなく、すっかり呑んだくれの私なのですが、、mori ichiさんのブログとみなさんのコメントを読ませてもらってやっと少しづつ
    立ち直りつつ、つつ、ある今週末です。
    あ、あとジェイミーの優勝はうれしかった。
    だけどアンディのこと思うとやっぱちょっとせつなかったかな、、、ಠ_ಠ
    個人的にはヒンギスが相変わらずちょっとこわくてきつい感じは残ってるんだけど、優しくなって、きゃわいらしいかんじがよかったなぁ♡(笑)

    アンディについては前向きに考えようと、アンディならまた戻って来てくれると信じている半面で、根っからのほんまどうしようもなく救いようのないネガティブ&マイナス思考が邪魔してほんまにアンディは大丈夫なんだろうか、、、ほんとに戻ってくるんだろうかという不安がどーしても消えてくれません。
    アンディがいないテニスなんてテニスじゃない!、、なんて思ってしまいます~_~;

    2011年の東京行きたかったです(◞‸◟)
    日本にまた必ずアンディが来てくれることを願って、、、一刻も早いアンディのテニス姿を願って今後の更新楽しみにしています(o^^o)

  4. mori_ichi_ より:

    >レイチャンさん

    こんばんは!
    ご無沙汰でしたね(^^)

    すっかり呑んだくれ…お気持ち察します。
    ジェイミーは流石でしたね!
    ヒンギスとのペアも板についてきた感じがしますね。確かにヒンギス丸くなってきてます。笑

    今までどんな困難も乗り越えて、這い上がってきてくれたアンディなので、きっと大丈夫!
    …と言い切りたいところですが、今回ばかりは僕も心配です。ジュディのコメント、見るんじゃなかった(T_T)

    僕も、2011年どうして仕事休まなかったんだろう、サークル活動に精を出してたんだろうと、後悔しっぱなしです。
    オリンピック3連覇、それまでに楽天への参加も諦めてません❗️
    きっと来日してくれるはず…希望を捨てずに過ごしましょうね!

    アンディ関連だけだと、どうしてもトピックスが増えないので、ルール関係や記録関係の記事を増やしていくつもりです。
    また良かったら遊びに来てくださいね☺️

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