2017年は10月8日までの日程で行われる楽天ジャパン・オープン(東京)とチャイナ・オープン(北京)。
出場選手のエントリー、ワイルドカードのニュースが少しずつ出てきています。
近年はBIG4が北京にばかり行っており、2017年もナダル・マレーのエントリーは北京でした(フェデラー・ジョコビッチはどちらも不参加、マレーは怪我でエントリー後に欠場を発表)。
その他の有名選手は、どちらに出場するのでしょうか。
今回は、2017年の楽天 VS チャイナについてまとめています。
楽天ジャパンオープン2017の出場選手
錦織 圭とスタン・バブリンカが、早い時期から参加を表明していましたが、どちらも怪我の影響で欠場です。
また、2016年優勝のニック・キリオスのエントリーがありません...。
準優勝のダビド・ゴファンは来日予定です!
上画像の右端にある数字は8/21時点でのランキングで、バーナード・トミックは146位ながら予選免除でメインドローに配置されます。
これは、トミックがコミットメントプレーヤーだからです。
メインドロー確約組の中で注目選手は、ディエゴ・シュワルツマンと杉田 祐一です。
シュワルツマンは全米オープンでベスト8。
170cmと非常に小柄ですがツアー屈指のリターン技術を持っており、ハードコートでも強さを見せています。
2009年のプロ転向以降、日本の試合には1度も来ていないので、楽天オープン2017が初来日となります(プライベートで来日してたら初ではありませんが)。
杉田は錦織不在のなか日本のエースとして君臨しており、ランキングも9/11付で自己最高位を更新する42位を記録。
大阪の靭テニスセンターで行われたデビスカップ(対ブラジル戦)では2試合をいずれもストレートで勝利し、エースの役割をしっかりと果たしました。
2人とも獲得タイトルはATP250の1勝。楽天オープンでATP500初タイトル&ツアー2勝目を狙います。
(9/27追記)残念ながら、昨年ベスト4のガエル・モンフィスは欠場となりました(T_T)
チャイナ・オープン2017の出場選手
北京にはラファエル・ナダル、アレクサンダー・ズベレフ、グリゴール・ディミトロフらトッププロが集結。
よく来日してくれるトマーシュ・ベルディヒ、ジョー・ウィルフリード・ツォンガも2017年はチャイナ・オープンに参戦です。
注目はナダルとパブロ・カレーニョ・ブスタ。
ナダルは全米チャンピオンとして参戦、攻守とも精度の増したテニスで、2005年以来のチャイナ・オープン優勝を狙います。
カレーニョブスタは全米ベスト4。これまでにハードコートのタイトルも2つ獲得しており、初のATP500制覇に期待がかかります。
全米を沸かせた2人のスペイン人が、北京の決勝で顔を合わせることになるかもしれません。
楽天予選の選手一覧に、注目のシャポバロフの名前が!
本戦INから漏れた選手は、予選からの挑戦となります(ワイルドカードを除く)。
両大会ともに名前のある選手も多い中(エントリーは両方とも出来るんですね!)、世界が注目するデニス・シャポバロフの名前は楽天オープンにしかありません!
Shapovalov crazy sked in Sept Oct Nov after #DavisCup ????????
Laver Cup ????????
Tokyo ????????
Shanghai ????????
Antwerp ????????
Basel ????????
Paris ????????
Milan ???????? #ATP pic.twitter.com/B9r8WIhpgv— John Horn (@SportsHorn) 2017年9月14日
シャポバロフの "狂気の" 過酷スケジュールについての、海外リポーターのツイート。
本人や楽天オープンからの公式発表はまだない状況ですが、未来のスターの参加を期待して待ちましょう!
(追記)僕が確認した予選エントリーリストは、オフィシャルのものでは無さそうです。ということは、シャポバロフ参加自体もまだ不透明...。でしたが、最後に追記している通り来日が確定しております!
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楽天オープン、チャイナ・オープンのワイルドカード
ダニエル 太郎が、楽天オープンのワイルドカード第1号になりました。
\出場が決定したダニエル太郎選手から動画メッセージが届きました/
楽天ジャパンオープンのWCとして本戦出場が決定したダニエル太郎選手が
本戦にかける意気込みを語ってくれました!↓観戦チケットは残りわずか!https://t.co/EjKUCbIHfe pic.twitter.com/kZhY1WQaZ1
— 楽天ジャパンオープンテニス2017 (@rakutenopen) 2017年9月11日
その後、対戦相手にアンダーサーブでエースを取られたりしているようですが、日本で躍動する姿が楽しみです。
昨日アンダーハンドエースやられた。ショックすぎて気絶しそうでした https://t.co/1Gh0iJF7GW
— ダニエル太郎/Taro Daniel (@tarodaniel93) 2017年9月14日
また、ファン・マルティン・デルポトロがチャイナ・オープンにワイルドカードで出場することが決まっています。デルポトロまで流出…。
どうしても有力選手が北京に行っている印象を受けますが、シャポバロフの来日が実現すれば、日本のテニスファンは歓喜間違いなしでしょう。
楽天オープン運営関係の方々、どうかシャポバロフにワイルドカードを与えてください...!
(9/25追記)
シャポバロフの来日が確定しました!
しかし、本戦ワイルドカードは添田 豪と内山 靖崇に与えられ、シャポバロフには予選のワイルドカードが与えられたようです…。
予選への正式エントリーがなかったため、予選ワイルドカードという扱いになっています。
自国選手に与える場合が多いとはいえ、今回ばかりはシャポバロフに本戦ワイルドカードで良かったのでは…と残念でなりません。
ちなみに、シャポバロフのプレースタイルと魅力についてまとめたので、ぜひご一読ください。
(9/30追記)シャポバロフ、まさかの欠場です...。原因はワーキングビザの不備とのこと...(当初ヒザ(膝の負傷)説も出回ってましたが、正しくはビザです)。