BNPパリバ・オープン2019の4回戦で、勝てばキャリアハイ更新がかかっていた西岡良仁ですが、無念の途中棄権。
しかし、3回戦の激戦を経ての、2年ぶりのインディアンウェルズ16強が世界に与えたインパクトは小さくなかったのではないでしょうか?
日本メディアは錦織圭、大坂なおみが負けて、インディアンウェルズ終了みたいな報道だったようですが、そりゃないよ!と思います(よっしーも思ってるはず!)。
明日も3時からインディアンウェルズ、よっしーの応援頑張ります👍🏼
— mori_ichi_@Let'sGoAndy🐶🎾 (@mori_ichi_) March 13, 2019
おやすみなさい!
報道がないなら、ATP観戦中毒者の@mori_ichi_が積極的に発信するまで。
今月から、21時頃に寝て3時頃に起きるスタイルを続けているので、よっしー観戦が全く苦じゃありません!笑
インディアンウェルズで最後の最後まで諦めずに全力を尽くしたファイター・西岡良仁の様子を詳しく発信します!
西岡良仁、痛みとの戦い|インディアンウェルズ2019
西岡良仁のサーブで始まり、ラブゲームキープで幸先良くスタートした4回戦 vs ケマノビッチ。
オジェ アリアシム戦と同様、スピンの効いたストロークを深めに集めて相手を追い込みます。
これまでのラウンドに比べると少しダウンザラインへの配球が多めで、今日は積極的に攻めるスタイルなのかなと思って見ていました。
しかし、両者キープでゲームカウント3-2・チェンジコートの場面で、西岡良仁がメディカル・タイムアウト。横向きになって腰〜背中あたりの治療を受けます。
やはりタフな3回戦のダメージは相当なものだったのでしょうか...。
むむ、ラブブレイク許す…
— mori_ichi_@Let'sGoAndy🐶🎾 (@mori_ichi_) March 13, 2019
3-4
トレーナー呼んでて、明らかにミスが早いよっしー、ちょっと厳しいか?
あっさりキープされた後、ケマノビッチにラブゲームブレイクを許してしまいます。
手負いかもしれないけど(蓄積疲労?)ストロークは五分五分か、若干よっしーが上。すぐさまブレークバックで4-4。
— mori_ichi_@Let'sGoAndy🐶🎾 (@mori_ichi_) March 13, 2019
ここ大事。
それでも、長いラリーになると西岡良仁が持ち味を発揮して、ケマノビッチのスピードある打球に対応。
バックのクロスは強烈でしたが、山なりのフォアで応酬してすぐさまブレイクバック成功!
取られたら取り返す!この勢いでいけるかと思いましたが...。
逆をつかれた時に明らかに粘りがないから、やっぱり痛めてるのかな...
— mori_ichi_@Let'sGoAndy🐶🎾 (@mori_ichi_) March 13, 2019
ファーストの速度が86マイル...138km/hです。
— mori_ichi_@Let'sGoAndy🐶🎾 (@mori_ichi_) March 13, 2019
外れたあと西岡は思わず屈む(腰〜背中の痛み?)
ストローク戦を制して何とかデュース。
やはり体を痛めている影響は大きく、第9ゲーム途中で放ったファーストサーブの球速は何と138km/h...。
プロテニス選手のセカンドサーブ平均球速よりも遅い(ですよね?)サーブしか打てず、しかも打った直後に痛みがあるのかしばらく動けません。
リターンから攻められてて明らかに劣勢だけど、何とか返球し続けてチャンスを探すよっしー、泣けてくる。
— mori_ichi_@Let'sGoAndy🐶🎾 (@mori_ichi_) March 13, 2019
イージーミスでブレイク許す
— mori_ichi_@Let'sGoAndy🐶🎾 (@mori_ichi_) March 13, 2019
顔を歪めて苦しそう
その場でしゃがみこんだ西岡。
さすがに厳しいか...
第9ゲームを失って、ゲームカウント4-5 ケマノビッチのサービング・フォー・ザ・セットを迎えた頃には、ライブ観戦していた人たちは一様に棄権すべきの意見。
しかし、手負いでも勝てる望みが0ではない相手だけに、西岡としても諦めきれない様子...。
トレーナー?が歩み寄る
— mori_ichi_@Let'sGoAndy🐶🎾 (@mori_ichi_) March 13, 2019
西岡に意思確認
そして2度目のMTO
チェンジコートで2度目の治療、痛み止めも飲んで何とか試合を続けますが...。
あっさりラブキープで1stセットはケマノビッチ!
— mori_ichi_@Let'sGoAndy🐶🎾 (@mori_ichi_) March 13, 2019
よっしーは痛み止めが効くまで耐える方向...?
リタイアの意思はまだ出していません。
ベンチに腰掛け手で顔を覆ってうなだれるよっしー。
無情にもケマノビッチがラブゲームでキープして第1セットを先取。
痛そうな表情を浮かべ、ベンチに座る西岡良仁。
第2セットが始まりますが、最初のポイントで踏ん切りと決着がつきました。
西岡選手、リタイアです😭😭😭 pic.twitter.com/lOjgbsH8jK
— Kei Nishikori News (@keinishikori39) March 13, 2019
セカンドセット1stポイントを落として、その場で動けなくなるよっしー
— mori_ichi_@Let'sGoAndy🐶🎾 (@mori_ichi_) March 13, 2019
ラケットをついに落としてしまう
そしてリタイア
本当に頑張った
誰が見ても限界を超えていた中でよく頑張った
西岡良仁、日本の誇りです。お疲れ様!
Nishioka's great run at #BNPPO19 comes to an end 😢
— Tennis TV (@TennisTV) March 13, 2019
The Japanese is forced to retire against Kecmanovic - come back stronger, @yoshihitotennis 💪 pic.twitter.com/7sxnzzDICu
西岡良仁、自身2度目となるインディアンウェルズ・マスターズ8強入りの挑戦は、悔しい形で終わってしまいました。
でも、本当に最後の最後まで死力を尽くした姿勢に感動しました。
全身を使って世界の強豪や巨人と戦うスタイルなので、体への負担は人一倍大きいはず。
勤続疲労のケアはグランドストローカーの宿命であり、今後のテニス人生において錦織同様必ず付いて回る課題でもあります。
ともあれ、今は患部の治療に専念してください。
マイアミが仮に無理だとしても、得意のクレーコートでまた活躍できますように...。
よっしー、お疲れ様でした。退場の時には目に涙を浮かべてましたが、僕も泣いてました。
途中棄権で大会を去っても、堂々の16強は色褪せません。感動をありがとう!
同僚ケマノビッチは19歳|インディアンウェルズ2019
西岡良仁に勝ってマスターズのベスト8入りを果たしたケマノビッチ。
錦織圭も所属するIMGアカデミーで西岡良仁と共にしのぎを削る、元ジュニアNo.1の選手だそうで...まだ19歳です。
読み方がケクマノビッチだったりケツマノビッチだったり、テニス選手あるあるで表記揺れがヒドイんですが、当ブログではケマノビッチでいきます。
予選で一旦敗退したものの、第5シードのケビン・アンダーソンが欠場表明したのをうけてラッキールーザーで本戦入りした運を生かして8強。
次の対戦はストルフ vs ラオニッチの勝者。どちらもサーブが強力で強気のスタイルです。
錦織を破ったフルカチュよろしく、日本人に勝った選手は引き続き注目して、応援していきたいと思います!
西岡良仁の最新ランキング|インディアンウェルズ2019
西岡良仁の最新世界ランキングについて。
74位でインディアンウェルズ入りした西岡は、ベスト16で90ポイントGETの合計809ポイント。
ライブランキングでは64位まで上がっています!
ちなみに、ケマノビッチは次戦に勝利してベスト4入りを果たすと、合計810ポイントになって西岡よりも1ポイントだけ上に行ける位置にいます。笑
現在のライブランキングは94位。キャリアハイが118位なので、ケマノビッチは10代で初のTOP100入り達成がほぼ確実です!
日本人選手がいなくなってしまいましたが、マレーもどきのフルカチュや、フェデラー、ナダルら優勝候補、ジョコビッチ・フォニーニペアのダブルスなど見所満載のBNPパリバ・オープン2019。
引き続き速報や大会情報をお伝えしていければと思います!
以上、よっしーこと西岡良仁の4回戦についてでした!
3回戦 vs オジェ アリアシムとの死闘の様子はこちら。