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BNPパリバ・オープン2019の3回戦で、西岡良仁がまたも魅せてくれました!

将来を嘱望されている18歳のフェリックス・オジェ アリアシムを相手にフルセットマッチを制して、2年ぶりの4回戦進出を決めています。

 

球足が遅めでよく跳ねるサーフェスを味方につけ、得意のインディアンウェルズで西岡良仁が躍動しています!

オジェ アリアシムに苦しめられるも逆転勝ち|インディアンウェルズ2019

第1セットから西岡良仁もオジェ アリアシムも持ち味を存分に発揮したBNPパリバ・オープン2019の3回戦。

強力なサーブを軸に、短いポイントで主導権を握るオジェ アリアシム。

一方、バック側に緩いスピンボールを集めて攻撃を封じて、ロングラリーで粘ってポイントを奪い取る西岡良仁。

 

第1セットは少しの差で先行され、タイブレークを制した勢いそのままに第2セットの第1ゲームも早々にブレイクを許す苦しい展開。

しかし、ここからの粘りが西岡良仁の真骨頂です。決して諦めず、抜群のフットワークと打球予測でオジェ アリアシムをじわじわと苦しめます。

スコア逆転で迎えたサービング・フォー・ザ・セットは落としてしまいましたが、すぐさまブレイクバック成功で第2セットを取り返しました!

セットオールでタイになると、第3セットは明らかにオジェ アリアシムが精彩を欠いてゲームカウント5-1西岡リードで試合が進みます。

 

ところが...ここからオジェ アリアシムがまさかの追い上げを見せて、ゲームカウント5-5まで戻されてしまいます。

会場の応援は試合開始当初からずっとオジェ アリアシム寄り。

西岡にとって超アウェーな中で、勝敗は決したかと思われたところからの怒涛の追い上げ。嫌すぎる雰囲気です。

でも、タイブレークまでもつれた最終セット、最後に勝利の女神が微笑んだのは西岡良仁でした!

西岡良仁、2017年以来、自身2度目となるインディアンウェルズ・マスターズ16強入りの快挙です!

失敗づくしの西岡良仁のチャレンジ|インディアンウェルズ2019

「最後の最後に運が巡ってきたー!」と書いた理由は、西岡良仁のチャレンジ運の無さが原因です。笑

チャレンジしてもことごとく微妙な判定で失敗を繰り返すだけでなく、相手サーブのエース判定にチャレンジせずに窮地を凌がれる始末(ちなみにチャレンジしてれば完全にフォルト)。

1mmだけラインにかかっててIN判定でチャレンジ失敗の西岡良仁。

思わずしゃがみ込んでしまいます。

 

他にも、オジェ アリアシムのスマッシュミス(フレームショット?)が奏功してポイントが相手に入る場面などもあって、全体的に西岡は運に見放されていた一戦でした。

が、最後の最後にオジェ アリアシムのコードボールがアウトになって試合終了。

西岡良仁は、再三のピンチで相手スマッシュを拾って走り回るなど、忍耐強いプレーを続けてたので、その苦労が報われたんだなぁと感無量でした。

西岡のチャレンジ成功は、上のHOT SHOTだけだったはず...。

マスターズベスト8も見えた西岡良仁|インディアンウェルズ2019

3回戦の勝利で西岡良仁は2年ぶりのベスト16。

インディアンウェルズ・マスターズでは上位進出の常連になりつつあります!

 

そして、現在のライブランキングは63位(11ランクアップ)。

次のケマノビッチ戦に勝利すれば、自身最高位の58位を更新してキャリアハイになる可能性が大です!

ケマノビッチは第5シードのケビン・アンダーソンが急遽大会を欠場して巡ってきたベスト8入りのチャンス。まさに千載一遇です。

 

西岡良仁も、きっとオジェ アリアシム戦で運を温存できたはずなので、次戦のラッキールーザー撃破に期待したいと思います!

以上、錦織圭よりも先に日本人として16強入りを果たした西岡良仁についてでした!(大坂なおみちゃんのが更にちょっと早かったのは内緒w)

 

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