アンディ・マレーが自身のATPツアー復帰戦をロスマーレン・グラスコート選手権にすると発表しました!
オランダで開催されるこの大会、アンディはこれまでに一度も出場経験がありません。
※本格的にツアー参戦するようになってからは、クイーンズ・クラブ選手権の前週にある大会(ロスマーレンと、シュトゥットガルトのメルセデス・カップ)は全てパスしてきました。
ついに発表されたATPツアー復帰戦、その詳細をまとめています。
ロスマーレン・グラスコート選手権について
この大会はオランダのスヘルトーヘンボスで開催される芝の大会で、ATP250に属しています。
2018年は6月11日〜17日の日程で行われます。全仏オープンが終わってすぐの時期です。
アンディの復帰はオランダのスヘルトーヘンボス‼️
ロスマーレン・グラスコート選手権(別名リコー・オープン、ATP250)での復帰を目指すと発表しました🎾
6月11日から開催される芝の大会です✨詳しくは近いうちに記事をアップします👍🏼#AndyMurray #マレー
— mori_ichi_ (@mori_ichi_) 2018年3月29日
ニュース発表直後につぶやきましたが、"別名リコー・オープン" は誤りです。
大会名がコロコロ変わる同大会は、今年から「Lebéma Open(リベマ・オープン)」という名で開催されます。
2013年、2015年、2016年とニコラ・マユが3度も優勝しており、昨年は2回戦敗退だったので(予選からの可能性もありますが)今年は燃えていそうです。
現状ではアンディの他に、地元オランダのロビン・ハーセがエントリーしています(アンディが初戦で当たったりして...)。
ワイルドカードで出場するであろうアンディ、相変わらずドロー運に恵まれないのかどうかも注目ですね!
実はスゴい!アンディ・マレーの芝(グラスコート)戦績
少し脱線しますが、アンディの芝戦績について。
アンディの芝での戦いぶりは歴代の名選手と比べても遜色ないどころか、トップクラスの戦績を誇ります。
その内容がこちら(以前アンディロスに耐えかねてつぶやいたものです)。
ちなみに…
アンディ・マレーの芝での戦績
106勝19敗
勝率84.80%フェデラーの87.23%(!?)には及ばないものの、現役引退済の歴代ランキングは以下の通り
1. マッケンロー 85.61%
2. ボルグ 83.56%
3. サンプラス 83.56%フェデラーを含めても、現時点で歴代3位の数字なのです👏🏼
— mori_ichi_ (@mori_ichi_) 2018年2月28日
出典元によって微妙に数値が違っていますが、現時点で現役2位、歴代3位であることには違いありません(通算50勝以上の選手が対象)。
現役で3番目に高い勝率を記録しているのはジョコビッチで81.91%。
これは歴代9位の記録で、実は80%以上なのはたったの9人しかいません(10位ロディックは79.63%)。
これほどスゴいのに、フェデラーという超人がいるせいで霞んでしまうあたりが、アンディらしさ全開でたまりません(おじさん早く引退してw)。
さらに余談ですが、もうすぐクレーコートシーズンなので紹介しておくと、クレーコートで勝率80%以上は歴代たったの5人、しかも5位ジョコビッチが現時点でちょうど80%です(通算100勝以上の選手が対象)
現在91勝で、次世代クレーキングとも言われているティームですら勝率は74.59%。
さて、1位の方の勝率は...
91.75%(389勝35敗)
...見なかったことにしましょうか。笑
アンディ・マレーの復帰戦が6月と決まったわけではない
オランダ参戦のニュースでATPツアー復帰戦の目星は付いたわけですが、それが復帰戦とは限りません。
先日お伝えしたように、ATPチャレンジャー大会への参戦の可能性もまだ残っています。
試合勘を取り戻すためにも、地元のチャレンジャーから段階を踏んでいく方がベターな気はします...。
「一体いつになったらアンディのプレーが見られるんだ」
「そもそもプレーする姿を見ることは出来るんだろうか」
そう悩んでた長い冬が、終わりをつげようとしています。
もうすぐ4月、エイプリルフールネタで「クイーンズ前週のATP250に参戦!」とか公開しようと考えてたので先を越された悔しさもありますが...もちろん嬉しさの方が勝ります。
あと約2ヶ月でアンディの試合が見られる。
封印されていたエネルギー・感情がふつふつと込み上げてきます!
クレーコートシーズンも、アンディの動向チェックに努めたいと思います!
Let's Go Andy!!