なんと!アンディ・マレーが右臀部(股関節)の手術を決行、メスを入れたと発表しました!
hip injury(臀部・股関節の怪我)の抜本的解決に向けて、勇気ある決断です!!
これにより、全豪オープンのみならず全仏オープンの欠場もほぼ確定しました。
メルボルンを出発してロンドンに向かっているとの情報がありましたが、まだメルボルンに滞在していたようです。
メルボルンの病院で手術を受け、無事に成功したと投稿がありました!
マレーが1月8日にFacebookで手術成功を発表
日本時間の1月8日 午後10時頃、マレーがFacebookに次のような投稿をしました。
Today I underwent successful right hip surgery at the St Vincent Hospital in Melbourne. I'd like to thank Dr John O’...
Andy Murrayさんの投稿 2018年1月8日(月)
なんとメルボルンのセント・ヴィンセント病院で、右臀部の手術を行ったとあるではありませんか!
(拙訳)本日、メルボルンのセント・ヴィンセント病院で、右臀部の手術を無事終えることができた。ジョン・オドンネル医師や全てのスタッフに感謝したい。今はグラスコート・シーズンで復帰したいと思っている。この数日間、励ましやサポートをしてくれた全ての方に感謝している。ここから、復帰するよ。
(泣)
インスタグラムには、手術後の様子がアップされていました(Facebookにも)。
クレーコート・シーズンも全休!芝でカムバック予定
どうやら8日の朝に手術を行ったようで、無事成功して本当によかったです。
ここから、アンディの復活劇のスタートです。
手術なら今季絶望と思っておこう…
現状のままでも、今季絶望かもしれないけど😢 https://t.co/nriwFW3Xjh
— mori_ichi_ (@mori_ichi_) 2018年1月4日
僕自身、手術=今季絶望と思っていたので、今回の発表は朗報の部類です。
ただし、現状ではまだ手術に成功しただけであって、経過がどうなるか、患部が問題なくなってもその後のプレーにどう影響してくるかは未知数です。
もちろん手術成功は喜ばしいことですし、復帰に向けて重苦しいムードが少し払拭された感はありますが、まだまだ先の長い戦いのスタートでもあります。
ファンとしては、待たされることに今さら何の嫌悪感も抱きませんが、決して楽観視できる状況ではないと、敢えて記しておきます。
ただ、アンディの、チームマレーの勇気ある決断には拍手を送りたいです。自らの力で、憂鬱なトンネルの出口をこじ開けました。
ロンドンオリンピック金メダル→ウィンブルドン初優勝→手術(第一部)
リオオリンピック金メダル→世界ランク1位→手術(第二部)
アンディ・マレー物語第三部にご期待ください。— たきいるかこ (@takiirukako) 2018年1月8日
第3部完!を目指して、がむしゃらに走り続けてください!!
マレーのツアー復帰の青写真
さて、復帰が芝シーズンになるということで、2017年に獲得したクレーコートシーズンまでのポイントを失効します。
アンディが2017年に出場した大会と結果は以下の通りです。
ドーハ 準優勝
全豪 QF
ドバイ 優勝
インディアンウェルズ 2回戦
モンテカルロ 3回戦
バルセロナ SF
マドリッド 3回戦
ローマ 2回戦
全仏 SF
クイーンズ 1回戦
ウィンブルドン QF
さすが、不振を極めた2017年シーズン、早期敗退が目立ちます...。
しかし、不振だったことやウィンブルドン以降に出場していないのが吉と出そうです。
クレーを全失効したとしても、仮にクイーンズから復帰してウィンブルドン後の北米ハードなども問題なく出場できたとしたら、2017年の獲得ポイントを上回れる可能性が十分にあります。
ランキングは落ちますし、プロテクトランキングも無い状況での復帰となります(※)が、コミットメントプレーヤーであることと、主要大会ではワイルドカード(主催者推薦)を得られる可能性が高いので、そこまで支障はないだろうと予想されます。
(※)Twitterテニス界の知恵袋・plumさんによると「プロテクトランキングを得るにはエキシビションもチャレンジャーも出てはいけない」とのことです。勉強になります!
プロテクトランキングを得るには、エキシビも出てはいけないのです。 https://t.co/JiDnpUtoSN
— plum (@plum_vk) 2018年1月8日
これらにより、Andy Murray(WC)の活躍の場はかなり多いはずです。
迷惑ノーシードとして、ツアーを荒らしにかかります!
引き続きアンディのプレーが見られないのは残念であり寂しいのですが、復帰の目処が立ったことでかなり気がラクになっているのも事実です。
これは世界中のアンディファンが同じ気持ちなのではないでしょうか。
そして、アンディ自身も同じ気持ちのはずです。
手術の規模は違うでしょうが、2014年のカムバック再現と行きましょう!
シーズン中の復帰が実現しそうなアンディを、これからも全力で応援します!!
Let's Go Andy!!