アンディ・マレーは、ATP復帰戦と噂されていたオランダ・スヘルトーヘンボスで開催される芝の大会リベマ・オープン(ATP250)を欠場すると発表しました。
もともと5月のチャレンジャーで復帰とも言われていたアンディ。
順調に欠場・延期を繰り返しています。経過が順調じゃないということですね...。
しかし、ブレることなく一歩一歩、慎重な姿勢は賞賛に値します!
リベマ・オープン欠場について、マレーのコメント
臀部の手術からの回復が思わしくないということで、欠場を決めたアンディ。
BBCが伝えた本人のコメントを引用・紹介します。
"I am not quite ready to return. I am still aiming to play in the coming weeks, but I want to be 100% when I do return,"
"It is with regret that I won't be ready to play in Hertogenbosch. I was excited to play there for the first time."
「まだ復帰の準備が整っていない。数週間後までにプレーするのを目指してはいるが、戻ってくる時には100%の状態でいたい。」
「スヘルトーヘンボスでプレーできないのは残念。同大会は初めての出場でワクワクしていただけに。」
"I've been out close to a year now, which is a lot longer than me or any of my team expected, but I'm getting closer to playing again,"
"I've started training a few days ago and am hoping to make my comeback during the grass-court season."
「ツアー離脱してから1年近くが経っていて、これは僕や僕のチームが当初考えていたよりもかなり長くなってしまっている。でも、もう一度プレーできる状態まで戻りつつある。」
「数日前からトレーニングを初めているし、グラスコートシーズンのうちに復帰したいと思っている。」
実際、クリスチャン・ハリソンのInstagramにアンディが登場していました!
First time through the gates today
オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(ウィンブルドンの会場)で練習したアンディ。
髪の毛のボリュームは我々ファンの心境をあらわす鏡でしょうか。寂しく感じます...。
リベマ・オープン欠場で、マレーの次なる復帰戦候補はクイーンズクラブ?
さて、リベマ・オープンの次にアンディがエントリーしているのは、6月18日〜24日にクイーンズクラブで開催されるフィーバー・ツリー選手権です(名前変わったんですね!)。
アンディ以外にも有名どころが多数集結する予定なので、「大会史上最高のラインアップだ」と主催者も鼻息が荒くなっています。
On our entry list:
Nadal
Murray
Dimitrov
Cilic
Del Potro
Kyrgios
Edmund
Berdych
Wawrinka
Tsonga
Lopez
Shapovalov
Raonic
Goffin
AndersonWild cards:
Norrie - singles
Kyrgios/Lleyton HewittGrass ✅
Weather 🤞Limited tickets remain - https://t.co/vWiou0zuw9
— Fever-Tree Championships (@QueensTennis) 2018年5月23日
確かにこれはスゴすぎる...。
ただ、個人的にはクイーンズクラブでの復帰は無いと思います。主催者の鼻息も少し穏やかになることでしょう。
たったの2週間足らずで、ATP500の大会に100%の状態で望めるようになるとは到底思えません...。
マレーの復帰戦は早くてもウィンブルドン?遅くなると...
ウィンブルドンの直前にはイーストボーンやアンタルヤでのATP250もありますが、出るとしても調整の意味合いが強いでしょう。
アンディにとって、ウィンブルドンは特別です。
それでも、ウィンブルドンまでに100%に戻っていなかったら、アンディの姿はコート上にないはずです。
もちろん残念で仕方ありませんが、いまアンディファンが最も重視すべき点は、「アンディが1日でも長く現役を続けられるように」です。
長い目で見れば、約1年間のブランクも大したことはありません。それが1年半、2年と伸びたとしても大丈夫です。
全快アンディが戻ってくれば、半年たらずでのTOP50復帰くらいはやってくれるはずです。
忍耐の時間が続きますが、ウィンブルドンでのプレーを望んで頑張るアンディをサポートし、応援していきましょう!
Let's Go Andy!!