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モンテカルロ・マスターズ2018は、ナダルの11度目の優勝で幕を下ろしました。

錦織も神がかった勝ち上がりを演じて決勝の舞台に立ち、堂々の準優勝。

錦織の熱心なファンですら、大会前の段階では期待していなかったのではないでしょうか。

 

そんなモンテカルロ2018で放たれたスーパープレー集、決勝・準決勝のハイライトなどをお届けします。

モンテカルロ・マスターズ2018準決勝ハイライト動画

ナダル vs ディミトロフ戦と、錦織 vs ズベレフ戦がセットになったハイライト動画(4:44)です。

ディミトロフ戦の第1セット、セットポイントのウィナーが異常です。

フォアのランニングショットが巻いてくる軌道でオンラインに炸裂...これは一体何なんでしょうか...。

 

ズベレフ戦は、マッチポイントだけでなく、その前のポイントがしっかりと収録されています。

ラリーの中で錦織が先にドロップで揺さぶり、何とか拾ったズベレフへ向かって至近距離からのボディアタック

(※テニスは紳士のスポーツなので、謝るべきショットです。当然ながら錦織は謝っていますね)

 

手放しで褒められるショットではありませんが、近年の錦織のプレーには勝利への執念に欠けているような印象を覚えていたので、何となく嬉しくなりました。

第1セットを先取されながらも見事な逆転勝利で、モンテカルロ初、ATPマスターズ1000では4度目となる決勝進出です。

モンテカルロ・マスターズ2018決勝ハイライト動画

決勝戦のハイライト動画はたっぷり約4分間です!(4:47)

試合序盤の錦織のプレー、ライブでは(寝かしつけのため)見られませんでしたが、キレッキレですね!

先にブレイクに成功したというのも納得です。

 

ほぼ互角にやり合えていたにも関わらず第1セットを3-6で先行され、さすがに第2セットでは気落ちした部分もあったかもしれませんが、疲労困憊の中必死でコート内外を駆け回りました。

クレーのナダルと良い勝負が出来るというだけで、一流の証です。選ばれし者です。

上の続きは、こうなりました。

SF (ディミトロフ) 6-4  6-1 [1:32] F (錦織) 6-3  6-2 [1:33]

錦織は(1分差ですが)ほかの誰よりもナダルをコート上に立たせた選手でした。

それと同時に、ほかの誰よりもコート上に立っていた選手でもありました。

大会トータルの試合時間
ナダル:約6時間50分
錦織:約11時間55分

その差は約5時間...1回戦から這い上がって、右手首の痛みとも戦いながら、奇跡的ともいえる決勝進出。本当に素晴らしいです。

 

なお、ナダルも錦織も、間をあけることなく始まるバルセロナ・オープンにエントリー済み。

順当に勝ち上がると、何故か3回戦で両者は対戦することに(マスターズの決勝カードが、続くATP500の3回戦って...)

さっき選ばれし者と言いましたが、選んでるのはナダルのようですね(リオのリベンジは1試合では足らんぞおぉ...と)。

モンテカルロ2018スーパープレー10選+錦織ベストショット&ラリー集

引き続きTENNIS TVがアップしたモンテカルロ動画を載せていきます。

 

1つ目は、モンテカルロ・マスターズ2018のスーパーショット10選です。

【Top 10 Best Shots and Rallies: Rolex Monte-Carlo Masters 2018(2:16)】

スーパープレー10選のうち、最後の2つは決勝戦から選ばれています!

 

そして、次の動画はファン歓喜の錦織ベストショット&ラリー集です。

【Kei Nishikori's best shots and rallies from 2018 Rolex Monte-Carlo Masters(3:39)】

素早いドロップ処理、バックのダウンザライン、フォアのアングルショット、意表をついたジャンピングドロップショットなどなど...。

4分弱の動画ですが、もうお腹いっぱいです。

 

クレーでナダルに土をつけるのは不可能?

決勝戦の後につぶやいたツイートが、多くのいいねを集めていて驚いています。

4度目のマスターズ決勝も制せなかったことに対して、(本来手放しで賞賛すべきところですが)日本のマスコ(ゴ)ミが厳しめの姿勢を取るだろうことが予測できていたので、あまりテニスに詳しくない方に向けて、錦織やテニス界の現状をかいつまんで伝えようとした発言です。

決勝の相手がナダルでなければモンテカルロで優勝していたかもしれませんし、これから約1ヶ月半続くクレーコートシーズンでは常に優勝候補の1人として、期待されるに値するだけのプレー内容でした。

 

あと、全仏オープンも「準優勝を飾れるだけの...」と敢えて書いてます(気づきました?)

未来のことは誰にも分かりませんが、体調万全で痛いところのないナダルに全仏で勝つのは至難の業です。

というか、全仏で万全ナダルに勝った選手はいません(2009年は両膝を痛めた中でソダーリングに、10位までランキングを落とす2015年はクレーで結果が出ない不調のなか挑んで全盛期ジョコビッチに破れ、2016年は試合前棄権)。

"クレーキング" ナダルは、モンテカルロの後もバルセロナ、マドリード、ローマと連勝街道をひた走り、全仏でフィナーレを迎えるはずです。

 

「クレーのナダルには、もうお手上げ」

この感情を端的に表すと「錦織くんは(中略)ドローにもよりますが、彼は準優勝を飾れるだけの実力を備えたトッププレーヤーです」となるわけです。悔しいですけど...。

ただ、錦織の現在のクレーでのプレーは(少なくともモンテカルロを見た限りでは)世界屈指で、ティームと並んで「ナダルを脅かす存在」です。

現在のクレーナダルを倒せるとしたら、ティームか錦織。こう言い切ってもいいくらいです。

 

まずは疲れを取って、手首を労わって、万全のナダルには万全の錦織 or ティームが挑んでほしいと思います。

そして、2017年のローマ・マスターズのように、大舞台でナダルに土を付けてくれることを期待しています。

(ナダルファンの皆さんごめんなさい、単純に強すぎて嫉妬しているだけですのでスルーしてください)

 

 

休む間もなく、バルセロナ・オープンが始まります(始まっています)。

錦織の初戦の相手は、杉田 vs ガルシア・ロペスの勝者...。

 

杉田主任、ガルロペを破った暁には、優秀な部下の錦織に有給プレゼントをご検討いただけないでしょうか?(八百長w)

ブラック体質が染み付いてて、このままでは体を壊してしまいますので!!

(バルセロナも時差は7時間、観戦仲間の皆さんも寝不足不可避なので、体を壊さぬよう気をつけてくださいね!)