
モンテカルロ・マスターズ2019・男子シングルスのドロー(トーナメント表)と、錦織対戦相手の組み合わせ、理想のドロー考察についてまとめています。
⇒モンテカルロ・マスターズ2019|日程、錦織放送予定、賞金・ポイントなど大会情報まとめ
⇒モンテカルロ・マスターズ2019|出場選手、エントリー速報、シード順予想
ドローは勝ち上がりを随時更新するので、男子シングルスの試合結果を一望できます。
画像キャプチャ元:ATP公式モンテカルロ・マスターズ大会ページ
目次
モンテカルロ・マスターズ2019のドロー(トーナメント表)
モンテカルロ・マスターズ2019のドロー(トーナメント表)は、現地4/12(金)のドローセレモニー内で発表されました。
公式サイトの英語版ドロー(PDF)へのリンクと、日本語トーナメント表を記載しています。
⇒モンテカルロ・マスターズ2019 男子シングルスのドロー(PDF)
⇒モンテカルロ・マスターズ2019 男子シングルス予選のドロー(PDF)
予選ドローで第3シードの西岡良仁は初戦敗退、第8シードのダニエル太郎は決勝で敗れたものの、コキナキスが棄権したためラッキールーザーとして本戦出場を決めています。
トーナメント表全体像、男子シングルスの日本語版ドローはこちら。
- WC:ワイルドカード(主催者推薦枠)
- PR:プロテクトランキング
- Alt:オルタネイター(補欠待機選手)
- Q:予選勝ち上がり
- LL:ラッキールーザー
モンテカルロ・マスターズ2019の錦織対戦相手・組み合わせ
モンテカルロ・マスターズ2019・男子シングルスの錦織対戦相手・組み合わせは次の通り。
想定対戦相手はシード選手や実力者が順当に勝ち上がった場合で、カッコ内の数字はシード順です。
1回戦:BYE(シード上位8名は不戦勝で、2回戦からの登場)
2回戦:ベルダスコ、エルベール
3回戦:チョリッチ(9)、フルカチュ
準々決勝:ズベレフ(3)、フォニーニ(13)
準決勝:ナダル(2)、チリッチ(7)、チェッキナート(11)、シャポバロフ(13)
決勝:ジョコビッチ(1)、ティーム(4)、チチパス(6)、ハチャノフ(8)
錦織の理想ドローはズベレフ山|モンテカルロ・マスターズ2019
モンテカルロ・マスターズ2019では第5シードで出場予定の錦織は、準々決勝で第1〜4シードの誰かとの対戦が想定されるドローになります。
シード選手の上位4名は、当然ですが全員強敵。しかもジョコビッチ以外はクレーコートでの勝率が最も高い選手です(ハードコート・芝コートとの比較)。
- ジョコビッチ
- ナダル
- ズベレフ
- ティーム
2019年現在、上位4シードのクレーでの強さ関係は「ナダル>ジョコビッチ=ティーム≧ズベレフ」といったところで、錦織もクレーコートではズベレフと同等の強さを誇ります。
上記5名のクレーコート通算勝率は次の通り(4/5時点、カッコ内はクレー大会での優勝数)。
- ナダル .920(57)
- ジョコビッチ .793(13)
- ティーム .742(8)
- 錦織 .712(2)
- ズベレフ .707(4)
錦織にとって理想のドローは、準々決勝でズベレフ、準決勝がジョコビッチのドローではないでしょうか(体力バカのクレー巧者・ティームとの対戦は出来るだけ控えたいところ)。
苦手ジョコビッチとはクレーでも7戦全敗(試合前棄権1試合含む)の錦織ですが、フルセットマッチやタイブレークまでもつれるセットの比率が多いのはクレーコートでの対戦時です。
2018年のモンテカルロ準決勝でも対戦したズベレフを撃破、その勢いのままジョコビッチ相手に久々の勝利をあげて、決勝の舞台に挑むのが理想ではないでしょうじゃ。
(ナダル山のドローでも、彼の膝の状態が悪ければ勝機はあるでしょうが、選手の不幸を期待するのはやめときます)
錦織のドローはズベレフ山|モンテカルロ・マスターズ2019
モンテカルロ・マスターズ2019では第5シードで出場の錦織、理想ドローで話したとおりズベレフ山に入ることができました。
が、準決勝の想定相手はナダル。ジョコビッチ、ティームとは決勝まで当たらないドローになっています。
このあたりがどう影響してくるのか、注目していきたいと思います。
以上、モンテカルロ・マスターズ2019・男子シングルスのドローと、錦織対戦相手の組み合わせ、理想のドロー考察についてでした!