マイアミ・オープン2017は準々決勝の残り2試合が行われ、ニック・キリオスとロジャー・フェデラーが見事勝利をおさめました。

両者は決勝進出をかけて、準決勝で対戦します。

 

2大会連続での顔合わせですが、無事試合が行われればコート上での今期初対戦となります。

 

というのも、インディアンウェルズ準々決勝の時は、キリオスがまさかの食中毒で試合開始前に棄権してしまったからです。

画像提供:gettyimages

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ズベレフ弟・ジョコビッチ撃破の後に食中毒

インディアンウェルズでは、3回戦アレクサンダー・ズベレフ、4回戦ノバク・ジョコビッチというタフドローを勝ち上がってのフェデラー戦でした。

 

ちなみに、ダブルスでもスペシャリストのネナド・ジモニッチと組んで出場し、初戦でブライアン兄弟ペアを倒すなど波に乗っていたキリオス。

全世界のテニスファンが注目したフェデラー戦のはずでしたが...。

 

ダブルス出場時に、フライドポテト?を食べる観客に歩み寄るキリオス。

そして次の瞬間...

あろうことか、観客のフライをつまみ食いしてしまいました!

 

フェデラー戦前夜は(食中毒で)体調を崩してほとんど寝られなかったという話です。

もしもこのフライによるものだとしたら、何という自業自得というか、プロ意識の欠如というか...。

悔やんでも悔やみきれない敗戦です。

 

しかし、1ヶ月も経たないうちに、再戦のチャンスが巡ってくるあたり "もってます" ね。

 

負けないフェデラー、ベルディヒに辛勝

フェデラーの準々決勝の相手はトマーシュ・ベルディヒ。

(地味な印象は否めませんが)非常にレベルの高いテニスを繰り出す強敵です。

 

第1セットを6-2で先取したフェデラー。

意表を付いたショットでウィナーを決めるなど、ベルディヒを圧倒します。

 

このままフェデラーがストレートで勝利かと思いきや...マスターズのタイトル保持者でもあるベルディヒは、タダでは引き下がりませんでした。

セットが変わると、思い切りのいい強打でフェデラーに迫ります。

第2セットは、ベルディヒが1ブレイクアップで取り返し、決着はファイナルセットへ。

 

ハイレベルなラリーで一進一退の攻防となったファイナルセット、先にブレイクに成功して、マッチポイントを握ったのはフェデラーでした。

追い詰められたベルディヒでしたが、集中力は切れないどころか、さらにアップします。

間際でブレイクバックに成功すると、タイブレークでも勢い衰えず、自身のサーブ(カウント6-4)でついにマッチポイントを迎えます。

 

"あと少しでフェデラーに勝てる"

 

そこから負けたプレーヤーは数知れず。

今回のベルディヒも、その中の1人となってしまいました...。

 

勝者のメンタリティとでも言いましょうか...負けないフェデラーが、中盤以降に絶好調だったベルディヒを何とか退け、準決勝進出を果たしました。

トータルポイントではベルディヒ(91)がフェデラー(89)を上回っていましたが、最後はベルディヒのダブルフォルトでの幕切れでした。

 

キリオスは自慢の股抜きも駆使し、次世代エース対決に連勝

キリオスは、またもズベレフ弟との一戦。

個人的には、フェデラーナダルのように、これから幾多もの名勝負が生まれるカードになるのではと、楽しみにしている対戦です。

 

ちょっと端折(はしょ)りますが、試合は6-4 6-7(9-11) 6-3でキリオスが勝利。

1ポイント中に2度も股抜きショット(正面・背面)を披露したり、股抜きパッシングクロスなる高度な技を決めるなど、随所にらしさも見られたキリオス。

 

意外な?一面を見せたのは、ズベレフが放った際どい打球がアウト判定された時のこと。

すぐさまズベレフに対して「チャレンジした方がいいよ」と発言するキリオス。

その言葉通り、ホークアイはインの判定で、ポイントのやり直しとなりました。


素晴らしいフェアプレー精神、これぞスポーツマンシップですね!

 

ただ、キリオスの遅すぎるチャレンジ申し入れを主審が認めて、ズベレフが抗議する場面もあったようですが...。

 

試合時間は2時間33分の熱戦でした。

 

【マイアミ2017 準々決勝2試合のハイライト動画】

 

意図しているかは別として、たびたび飛び出す股抜きショットは、観客を楽しませつつ、相手の集中力も削ぐという、キリオスならではの芸当です。

フェデラーを前にしても、同じようにプレーできるのかが気になるところですね...。

 

次こそは棄権などの残念な形で、試合終了となりませんように!

 

日が変わって1年に1度のエイプリルフールなので、記事の見出しを「キリオスまたも食中毒で棄権」にしようかと迷いましたが...縁起でもないのでやめておきます(笑)

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