プロ野球・日本シリーズで、福岡ソフトバンクホークスがサヨナラ勝ちして日本一を決めた11月4日。

フランス・パリでは "パリ・マスターズ" の準決勝2試合が行われ、フィリップ・クライノビッチとジャック・ソックが勝利、両者とも初のATPマスターズ1000決勝進出です。

 

ラファエル・ナダルの棄権、引退表明のジュリアン・ベネトーが未知の力を発揮し準決勝進出、昨年準優勝のジョン・イズナーが初のマスターズタイトルに向けて大奮闘と、閉幕が近づいていますがトピックに事欠きません。

今回はその中から、クライノビッチと、気になるポイント周りなどについて触れていきます。

画像提供:gettyimage

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突然現れたクライノビッチ、驚くべきポイント内訳

クライノビッチは現在(パリマスターズ前時点)77位、今大会には予選から勝ち上がっています。

セルビア人のクライノビッチは25歳、ツアー優勝はなく、グランドスラム最高成績も全米2010の2回戦。

ジュニア時代にはノバク・ジョコビッチの後釜?と期待されていたようですが、怪我もあって成績は思わしくないまま現在に至っています。

 

2010年にTOP200位入り、2014年にTOP100入りを果たしましたが、年末ランキングでTOP100入りをしたことはなく、2017年はキャリアハイのシーズンです(2014年・2015年は2年連続101位でフィニッシュ)。

ライブランキングは44ランクアップの33位、1回戦で勝利した杉田 祐一を飛び越え、何とフェルナンド・ベルダスコの上にまで急上昇するというのですから驚きです。

決勝に勝利すると、一気にTOP30入りを果たしてシーズン終了となるため、まさかのコミットメントプレーヤーの仲間入りです。

 

さらに驚くべきは、2017年ツアーのポイント内訳。

グランドスラム成績は、全豪不参加、全仏予選2回戦、ウィンブルドン予選1回戦、全米予選2回戦。

ATPチャレンジャーでは5勝をあげていますが、ATP250以上には今大会を含め3大会しか出場していません

ソフィア・オープン(2月)ATP250予選2回戦
クレムリン・カップ(10月)ATP250ベスト16
BNPパリバ・マスターズ(11月)ATP1000優勝 or 準優勝

クレムリン・カップはベスト16入りを果たしましたが、予選から勝ち上がって、1回戦でアンドレイ・ルブレフを破ったもの。

つまり、ATP250以上の大会の本戦での勝利は、パリマスターズ前まではこの1勝のみでした。

 

チャレンジャーと予選勝利でポイントを積み重ねてきた苦労人ですが、ここにきて花開いています。

(プレースタイルには触れません(触れられません)が、杉田を倒した試合の印象は「ただの強い人」でした)

 

ソックは初のマスターズタイトル獲得でファイナル出場なるか

クライノビッチにとって人生の大きな転機となっている今大会ですが、それはソックにとっても同じです。

自身初のマスターズ決勝進出で、次に勝てば初のTOP10入り+ツアーファイナル初出場決定と、初ものづくしです。

 

クライノビッチもソックも1992年生まれの25歳で同級生。

果たして栄冠を手にするのはどちらになるのでしょうか。

 

準決勝に破れたベネトーは悲願のツアー初優勝ならず(ツアー未勝利の選手で、準優勝10回は現役最多記録)、イズナーも昨年に続きマスターズタイトルのチャンスでしたが接戦を落としました。

調べてて意外だったのは、イズナーがATP500も取っていないということ。

イズナーのツアー12勝は全てATP250グレードなんですね。

 

【パリマスターズ2017・準決勝2試合のハイライト動画】

 

2017年シーズンは最後まで破茶滅茶

トップ選手が軒並み故障していなくなっている2017年後半戦、波乱が続きすぎて、もはや波乱ではなくなっている印象です。

そんな2017年の集大成?は、どんな形で落ち着くのでしょうか。

 

パリ決勝、Andy Murray LIVE、そしてツアーファイナル開幕(+Next Gen)と、シーズン終盤にまた忙しくなりそうです!

アレクサンダー・ズベレフ、グリゴール・ディミトロフに続いて、今年3人目のマスターズ初制覇の瞬間を目の当たりにしましょう!

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