
全仏オープンテニス2019(French Open/Roland-Garros)の結果速報&ドロー、日程、放送予定、賞金・ポイント、過去優勝者と日本人過去成績をまとめています。
画像キャプチャ元:ATP公式全仏オープンテニス大会ページ
目次
全仏オープン2019の結果(決勝戦ハイライト・レビュー)
全仏オープンテニス2019は、錦織圭に準々決勝で勝利したラファエル・ナダルの優勝で幕を閉じました。
全仏オープン2019の日本人結果速報・試合予定
全仏オープン2019は錦織圭、西岡良仁、ダニエル太郎、大坂なおみ、土居美咲の5名と、予選を勝ち上がった奈良くるみが本戦出場を果たしています。
6/7(金) ジュニア準決勝 結果
日本人史上初の四大大会ジュニア4強入りを果たしている望月慎太郎が準決勝に挑みましたが、ストレートで敗れました。
6/4(火) 準々決勝 結果
錦織がクレーキング・ナダルとの準々決勝に挑みましたが、敗北を喫しました。
次に錦織が出場するのは、ウィンブルドン前哨戦のゲリー・ウェバー・オープンです。
6/3(月) 4回戦 結果
錦織の男子シングルス4回戦は日没順延のため2日に渡って行われましたが、見事に勝利を収めています。
6/1(土) 3回戦 結果
大坂なおみがスザンヌ・ランランの第2試合に登場しましたが、ストレートで敗れて全仏オープン自己記録更新ならずでした。なお、世界ランキング1位キープは決定しています。
5/31(金) 3回戦 結果
錦織圭が男子シングルス3回戦で大接戦を物にしました。西岡良仁・ベランキス組のダブルス2回戦はストレートで敗戦。
5/30(木) 2回戦 結果
大坂なおみ(第1試合)、奈良くるみ(第2試合)、西岡良仁(第3試合)がシングルスの試合に挑みました。
奈良くるみ 3-6 2-6 セリーナ・ウィリアムズ(10)
5/29(水) 2回戦 結果
錦織圭がセンターコートで行われる男子シングルス2回戦に挑みます。ダブルスでは昨年準優勝の穂積絵莉・二宮真琴ペアや青山修子、加藤未唯、西岡良仁らが参戦予定。穂積はマクラクラン勉とのミックスダブルスにも出場します。
5/28(火) 1回戦 結果
大坂なおみ、西岡良仁が接戦を物にしました。ダニエル太郎は残念ながらモンフィスに完敗です。
大坂なおみ 0-6 7-6(7-4) 6-1 シュミエドロバ
5/27(月) 1回戦 結果
予選通過の奈良くるみ、本戦1回戦は試合途中で順延となりましたが、翌日に勝利を収めました。
5/26(日) 1回戦 結果
錦織圭は快勝スタート、土居美咲は見せ場を作ったもののスティーブンスに屈しました。
5/24(金) 予選3回戦 結果
奈良くるみが見事予選3連勝で本戦出場です。
日比野菜緒(12) 5-7 5-7 Rybakina(22)
5/23(木) 予選2回戦 結果
女子シングルス予選2回戦が行われ、日比野菜緒と奈良くるみが予選3回戦進出です。
奈良くるみ 6-2 4-6 6-4 バシンスキー(3)
5/22(水) 予選2回戦 結果
添田豪が全仏オープン予選3回戦進出を決めました。
5/21(火) 予選1回戦 結果
男子は添田豪のみ、女子は出場3選手全員が予選2回戦進出を決めました。
奈良くるみ 6-2 1-6 7-5 Kawa
日比野菜緒(12) 6-2 7-6(8-6) Leonard(WC)
清水綾乃 6-1 2-6 6-2 Liu
内田海智 6-7(6-8) 3-6 バシッチ
内山靖崇 3-6 5-7 デ・バッカー
5/20(月) 予選1回戦 結果
伊藤竜馬、守屋宏紀は予選1回戦敗退です。
全仏オープン2019のドロー(トーナメント表)
全仏オープン2019・男子シングルスの日本語版ドロー(試合結果反映トーナメント表)です。
全仏オープン2019の大会情報|ローランギャロス
全仏オープン2019の大会概要です。
大会名 | French Open(全仏オープン) |
通称 | ローランギャロス/フレンチオープン |
開催地 | フランス/パリ |
カテゴリー | グランドスラム |
サーフェス | クレーコート |
ドロー数 | シングルス128ドロー、ダブルス64ドロー |
日本との時差 | 7時間 |
全仏オープンは、全豪オープンに続いて毎年5月末頃に開催されるテニスの四大大会(グランドスラム)。
審判のポイントコールがフランス語だったり、試合中にチャレンジが使えない、センターコートに屋根がないなど、グランドスラムの中で「全仏オープンだけ」の特徴やルールが多くあります。
全仏オープン2019の賞金・ポイント
全仏オープン2019の賞金総額は4266万1000ユーロ(約52億6千万円)。
全仏オープンはグランドスラムの大会なので、優勝すると2000ポイント獲得です(賞金・ポイントとも男女シングルスで同じ内容)。
ラウンド | ポイント | 賞金 |
優勝 | 2000 | €2,300,000 (約2億8300万円) |
準優勝 | 1200 | €1,180,000 (約1億4500万円) |
準決勝 (ベスト4) |
720 | €590,000 (約7270万円) |
準々決勝 (ベスト8) |
360 | €415,000 (約5120万円) |
4回戦 (ベスト16) |
180 | €243,000 (約3000万円) |
3回戦 | 90 | €143,000 (約1760万円) |
2回戦 | 45 | €87,000 (約1070万円) |
1回戦 | 10 | €46,000 (約570万円) |
予選通過 | 25 | − |
予選3回戦 | 16 | €24,000 (約300万円) |
予選2回戦 | 8 | €12,250 (約150万円) |
予選1回戦 | 0 | €7,000 (約85万円) |
全仏オープンはシングルス1回戦敗退でも約570万円、優勝すると3億円近い賞金が手に入ります。
全仏オープン2019の日程
全仏オープン2019は予選が5/20(月)〜5/24(金)に行われた後、本戦が5/26(日)〜6/9(日)の日程で行われます。
全仏オープン2019の日程 | ||
日 | 男子シングルス | 女子シングルス |
5/20(月) | 予選 | − |
5/21(火) | 予選 | 予選 |
5/22(水) | 予選 | 予選 |
5/23(木) | 予選 | 予選 |
5/24(金) | 予選 | 予選 |
5/25(土) | − | − |
5/26(日) | 1回戦 | 1回戦 |
5/27(月) | 1回戦 | 1回戦 |
5/28(火) | 1回戦 | 1回戦 |
5/29(水) | 2回戦 | 2回戦 |
5/30(木) | 2回戦 | 2回戦 |
5/31(金) | 3回戦 | 3回戦 |
6/1(土) | 3回戦 | 3回戦 |
6/2(日) | 4回戦 | 4回戦 |
6/3(月) | 4回戦 | 4回戦 |
6/4(火) | 準々決勝 | 準々決勝 |
6/5(水) | 準々決勝 | 準々決勝 |
6/6(木) | (ダブルス準決勝) | 準決勝 |
6/7(金) | 準決勝 | (ダブルス準決勝) |
6/8(土) | (ダブルス決勝) | 決勝 |
6/9(日) | 決勝 | (ダブルス決勝) |
全仏オープン2019の放送予定
全仏オープン2019のテニス中継は、錦織圭・大坂なおみの試合を中心にテレビ放送されます。
テレビ東京
テレビ東京は2019年も地上波独占中継で全仏オープンをテレビ放送します。
テレビ東京系列のテレビ北海道、テレビ愛知、テレビ大阪、テレビせとうち、TVQ九州放送でも中継されます。
WOWOW
WOWOWでは全仏オープン2019を1回戦から決勝まで全日程生中継で放送します。
なお、ネット配信はWOWOWメンバーズオンデマンドで全仏オープンを独占生中継。
6月加入だと全仏オープンだけでなく、グラスコート(芝)シーズンの大会や7月のウィンブルドンまで、2ヶ月間のテニス中継が1ヶ月分の料金で楽しめます。BS放送の映るテレビであれば、契約申し込み後すぐに9チャンネルで視聴可能です。
⇒WOWOW(公式サイト)
ちなみに、グランドスラムの試合でもライスト(ライブストリーミング)配信は存在しています。ライスト観戦については別記事でまとめていますのでご参照ください。
全仏オープンの歴代優勝者
全仏オープンで優勝した選手の一覧がこちら(男女シングルス過去10年間)。
年 | 男子シングルス | 女子シングルス |
2018 | ナダル | ハレプ |
2017 | ナダル | オスタペンコ |
2016 | ジョコビッチ | ムグルッサ |
2015 | バブリンカ | セリーナ・ウィリアムズ |
2014 | ナダル | シャラポワ |
2013 | ナダル | セリーナ・ウィリアムズ |
2012 | ナダル | シャラポワ |
2011 | ナダル | 李娜(リー・ナ) |
2010 | ナダル | スキアボーネ |
2009 | フェデラー | クズネツォワ |
男子シングルス最多優勝はナダルの11度。2005年の初出場・初優勝から四連覇も達成しています。
2019年もナダルが優勝候補筆頭に挙げられます。クレーコート序盤こそ膝痛の影響で不本意でしたが、全仏前哨戦のBNLイタリア国際では復調して優勝。
フェデラー、ジョコビッチらBIG4が未だ健在な中、若手の台頭も著しいため実力拮抗の全仏オープン2019、錦織も勝ち上がりによってはチャンスがあります。
女子シングルスは、2017年にオスタペンコが史上初となるノーシード全仏制覇を達成したのが記憶に新しいところ。
大坂なおみのグランドスラム三大会連続優勝(全米2018、全豪2019、全仏2019)に期待が集まります。
また、女子ダブルスで全仏オープン2018準優勝を飾った穂積絵莉・二宮真琴ペアにも注目です。
2018年全仏 日本人選手の戦績
2018年の全仏オープン、日本人選手の戦績一覧です(カッコ内は最終対戦相手)。
シングルスでは錦織、ダブルスでは穂積・二宮ペアが最高成績を収めました。
シングルス
- 錦織圭 4回戦敗退(ティーム)
- 大坂なおみ 3回戦敗退(キーズ)
- 西岡良仁 1回戦敗退(ベルダスコ)
- 杉田祐一 1回戦敗退(ゼバロス)
- 奈良くるみ 1回戦敗退(ストリコバ)
- ダニエル太郎 予選2回戦敗退
- 内山靖崇 予選2回戦敗退
- 添田豪 予選1回戦敗退
- 土居美咲 予選1回戦敗退
- 日比野菜緒 予選1回戦敗退
- 加藤未唯 予選1回戦敗退
- 穂積絵莉 予選1回戦敗退
- 今西美晴 予選1回戦敗退
- 波形純理 予選1回戦敗退
ダブルス
- 穂積絵莉/二宮真琴 準優勝(クレイチコバ/シニアコバ)
- マクラクラン勉/ストルフ 2回戦敗退(アレバロ/セレタニ)
- 日比野菜緒/カラシニコワ 2回戦敗退(バボシュ/ムラデノビッチ)
- 青山修子/加藤未唯 1回戦敗退(ウィリアムズ姉妹)
- 二宮真琴/マクラクラン勉 1回戦敗退(詹詠然/ドディグ)※混合D
- 青山修子/シャラン 1回戦敗退(スレボトニク/ゴンサレス)※混合D
錦織圭、大坂なおみ、西岡良仁、ダニエル太郎、土居美咲の全仏オープン過去成績
最後に、2019年本戦から出場の錦織圭、大坂なおみ、西岡良仁、ダニエル太郎、土居美咲の5名について、全仏オープンでの過去成績をご紹介します。
錦織圭
年 | 成績 | 最終対戦相手 |
2018 | 4回戦 | ティーム |
2017 | 準々決勝 | マレー |
2016 | 4回戦 | ガスケ |
2015 | 準々決勝 | ツォンガ |
2014 | 1回戦 | クーリザン |
2013 | 4回戦 | ナダル |
2012 | 欠場 | |
2011 | 2回戦 | スタコフスキー |
2010 | 2回戦 | ジョコビッチ |
2009 | 欠場 | |
2008 | 予選2回戦 | Greul |
錦織は現在4年連続、通算5度の4回戦進出(ベスト16入り)を記録しています(全仏通算18勝8敗、勝率.692)。
大坂なおみ
年 | 成績 | 最終対戦相手 |
2018 | 3回戦 | キーズ |
2017 | 1回戦 | ウィットバンク |
2016 | 3回戦 | ハレプ |
大坂なおみの全仏最高成績は3回戦ですが、2019年はクレーコートに対する苦手意識の払拭に成功しています(全仏通算4勝3敗、勝率.571)。
西岡良仁
年 | 成績 | 最終対戦相手 |
2018 | 1回戦 | ベルダスコ |
2017 | 欠場 | |
2016 | 予選3回戦 | ステパネク |
2015 | 1回戦 | ベルディヒ |
西岡良仁は全仏本戦で未勝利ですが、クレーでの戦い方に長けているため2019年こそ初勝利&トーナメント勝ち上がりに期待大です(全仏通算0勝2敗、勝率.000)。
ダニエル太郎
年 | 成績 | 最終対戦相手 |
2018 | 予選2回戦 | ノバク |
2017 | 2回戦 | カレーニョブスタ |
2016 | 2回戦 | バブリンカ |
2015 | 1回戦 | ベルダスコ |
2014 | 予選1回戦 | マクシモ・ゴンサレス |
2019年に入ってからサーブの平均球速が上がるなど、成長を見せているダニエル太郎。自身初の3回戦進出に期待がかかります(全仏通算2勝3敗、勝率.400)。
土居美咲
年 | 成績 | 最終対戦相手 |
2018 | 予選1回戦 | ペテルソン |
2017 | 1回戦 | エラーニ |
2016 | 1回戦 | ストーサー |
2015 | 2回戦 | イバノビッチ |
2014 | 1回戦 | ペトコビッチ |
2013 | 1回戦 | キーズ |
2012 | 予選2回戦 | Pfizenmaier |
2011 | 予選2回戦 | Voegele |
2010 | 1回戦 | ヘルツォグ |
9年連続出場を果たすも、本戦勝利は1度だけ。10年目となる2019年で、久々の勝利を収めたいところ(全仏通算1勝6敗、勝率.143)。
アンツーカーと呼ばれるレンガなどを砕いた土のコートで熱戦が繰り広げられる全仏オープン。
2019年は一体どんなドラマが生まれるのでしょうか。大会期間中は結果速報を更新して、全仏を盛り上げていきたいと思います。
以上、全仏オープンテニス2019の大会情報まとめでした!