
シティ・オープン2019(錦織圭出場)について、日程、放送予定、ドロー、賞金・ポイント、シード順や出場選手、過去優勝者と錦織の過去成績をまとめています。
目次
シティ・オープン2019の大会情報|ワシントン・ATP500
シティ・オープン2019の大会概要です。
大会名 | Citi Open(シティ・オープン) |
通称 | ワシントン・オープン |
開催地 | アメリカ/ワシントン |
カテゴリー | ATP500 |
サーフェス | ハードコート |
ドロー数 | シングルス48ドロー、ダブルス16ドロー |
日本との時差 | 13時間 |
ウィンブルドン終了後、ハンブルク・オープン(クレー)に続いて開催されるATP500大会のシティ・オープン。
全米オープン前のマスターズ2連戦(ロジャーズ・カップ、ウエスタン&サザン・オープン)前週に行われるシティ・オープンは、北米ハードコートシーズンの結果を占う上でも重要な大会です。
男女共催(WTAインターナショナルトーナメントと同じ日程・会場)なのが特徴ですが、毎年のように悪天候による試合進行の乱れが発生しており、時差の問題もあって日本在住のテニスファンには観戦が少し厳しめ...。
2018年のシティ・オープンでは、アンディ・マレーが3回戦を深夜3時頃まで戦い、当日夜に予定されていた準々決勝を棄権したことで物議を醸しました。
なお、シティ・オープンの初開催は1969年。楽天オープンでお馴染みのジャパン・オープンよりも3年早く始まった、伝統あるテニスの大会です。
2019年のシティ・オープンは、エントリー期限時点で世界ランキングTOP10のうち4名が出場するなど、BIG4不在ながら豪華な出場選手となっています。
シティ・オープン2019の賞金・ポイント
シティ・オープン2019の賞金総額は$1,895,290(約2億650万円)。
シティ・オープンはATP500の大会なので、優勝すると500ポイント獲得です。
ラウンド | ポイント | 賞金 |
優勝 | 500 | $365,390 (約3950万円) |
準優勝 | 300 | $183,780 (約1980万円) |
準決勝 (ベスト4) |
180 | $92,980 (約1000万円) |
準々決勝 (ベスト8) |
90 | $48,670 (約530万円) |
3回戦 (ベスト16) |
45 | $24,400 (約260万円) |
2回戦 | 20 | $12,845 (約140万円) |
1回戦 | 0 | $7,205 (約80万円) |
シティ・オープン2019の日程(錦織試合予定)
シティ・オープン2019は予選を含めると7/27(土)〜8/4(日)の日程で開催され、錦織圭は上位シードで1回戦免除のため2回戦から登場予定です。
本戦出場を果たしている西岡良仁は1回戦から参戦します。
シティ・オープン2019 男子シングルスの日程 | |
7/27(土) | 予選 |
7/28(日) | 予選 |
7/29(月) | 1回戦 |
7/30(火) | 1回戦 |
7/31(水) | 2回戦 |
8/1(木) | 3回戦 |
8/2(金) | 準々決勝 |
8/3(土) | 準決勝 |
8/4(日) | 決勝 |
シティ・オープン2019の放送予定
シティ・オープン2019のテニス中継は、BSとCSで錦織の試合を中心にテレビ放送されます。
BS朝日
2019年もシティ・オープンのテレビ放送がBS朝日で行われ、錦織の試合を中心に生中継で放送予定です。
GAORA
シティ・オープン2019の主要試合を連日テレビ放送する、テニスファンに大好評のCSスポーツチャンネルGAORA。
錦織圭だけでなく西岡良仁ら他の日本人選手の試合も放送予定です。
シティ・オープン2019のテレビ放送予定は以上で、ライブ中継・インターネット配信は以下の通りです(GAORAオンデマンドは割愛)。
WOWOW
WOWOWメンバーズオンデマンドなら、シティ・オープン2019の錦織試合を外出時でも楽しめます。
8月加入だと、下旬から9月にかけて開催される全米オープン2019まで1ヶ月分の料金で視聴できるので、錦織・西岡が3回戦進出以上の成績の場合には加入の良いタイミングかもしれません。
⇒WOWOW(公式サイト)
テニスTV
テニスTVではシティ・オープン2019をスマホ、タブレット、パソコンから視聴できます。
Paravi
Paraviでもシティ・オープン2019をスマホ、タブレット、パソコンから視聴できます。
Paraviには2週間の無料お試し特典があるので、過去に契約歴が無ければシティ・オープンは無料で観戦できます!
DAZN
テニスのライブ配信自体はDAZNでもありますが、こちらは女子大会(WTA)がメイン。
大坂なおみのテニスを観戦するにはDAZNの契約が必要となっていますが、シティ・オープン2019・男子シングルスの試合はDAZNでは配信されませんのでご注意ください。
ちなみに、大坂なおみはシティ・オープンの女子シングルスには出場しない予定です。
テニス無料視聴
テニスを無料で視聴するならライスト(ライブストリーミング)です。
テニスのライストについては別記事でまとめていますのでご参照ください。
シティ・オープン2019のドロー(トーナメント表)
シティ・オープン2019・男子シングルスのドローについては別記事でまとめています。
シティ・オープン2019 男子シングルスのシード、出場選手
シティ・オープン2019・男子シングルスのシード選手、主な出場選手についてリストにしています(7/22付けATP世界ランキング順)。
打ち消し線は、大会欠場を発表した選手です。
錦織はドロー発表前棄権でシティ・オープン欠場?
エントリー速報によると、錦織がベルディヒ、モンフィス、シャポバロフに続いてシティ・オープン2019を欠場すると発表されました(その後、クエリーも棄権)。
公式や錦織側のアナウンスが無いため確定ではありませんが、全米オープン前哨戦はマスターズ2連戦だけに出場する可能性が出てきています。
更新されたエントリーリストから名前が消えているので、錦織圭はシティ・オープン2019を欠場します。
近日中に錦織側から何らかのアナウンスがあると思われますが、マスターズ2連戦、そして全米オープンに向けて大事を取っての休養であると願っています。
シティ・オープンをスキップするので、次戦はカナダ・モントリオールで行われるロジャーズカップです。
- チチパス(1)
錦織- ハチャノフ(2)
- メドベージェフ(3)
- アンダーソン(4)
- イズナー(5)
- チリッチ(6)
- ゴファン(7)
モンフィス- ラオニッチ(8)
- オジェ=アリアシム(9)
- ペール(10)
シャポバロフ- シモン(11)
- デミノー(12)
- エドマンド(13)
- シュトルフ(14)
- エルベール(15)
クエリー- ティアフォー(16)
- トンプソン
- フルカチュ
- アンベール
- キリオス
- オペルカ
- エバンズ
- マナリノ
- ケツマノビッチ
- ツォンガ
- 西岡
- ベランキス
- ルブレフ
- カルロビッチ
- エブデン
- クドラ
ベルディヒ- ポピリン
- トミック
ランキング上位16名がシード選手で、1回戦免除(BYE)です。
ノーシードの注目選手は、ウィンブルドン2019でベスト16入りしたアンベールや、同ベスト8で地元アメリカ人のクエリー、同じくアメリカ勢のティアフォー、オペルカ、実力者のキリオスあたりでしょうか。
カルロビッチも参戦するので、オペルカと共にサービスエースの数にも注目です。
2017年、2018年とシティ・オープン連覇中のアレクサンダー・ズベレフは、2019年大会にはエントリーしていません。
シティ・オープンの歴代優勝者
シティ・オープンの男子シングルスで優勝・準優勝した選手一覧です(過去10年間)。
年 | 優勝 | 準優勝 |
2018 | ズベレフ | デミノー |
2017 | ズベレフ | アンダーソン |
2016 | モンフィス | カルロビッチ |
2015 | 錦織圭 | イズナー |
2014 | ラオニッチ | ポスピシル |
2013 | デルポトロ | イズナー |
2012 | ドルゴポロフ | ハース |
2011 | ステパネク | モンフィス |
2010 | ナルバンディアン | バグダティス |
2009 | デルポトロ | ロディック |
最多優勝はアンドレ・アガシの5回、現役選手だとデルポトロの3回(2008年、2009年、2013年)です。
シティ・オープン2019の出場選手のうち、同大会優勝経験者は錦織、ラオニッチ、モンフィスの3名のみ。
新たなチャンピオンが誕生しそうな予感が漂っていますが、錦織はATP500での優勝が2015年のシティ・オープン以来無い状態なので、久々のATP500タイトル獲得に期待したいところです。
シティ・オープン 錦織の過去成績
シティ・オープンの錦織通算成績は14勝6敗(勝率.700)、最高成績は優勝(2015年)です。
年 | 成績 | 最終対戦相手 |
2018 | 準々決勝 | ズベレフ |
2017 | 準決勝 | ズベレフ |
2016 | 欠場 | |
2015 | 優勝 | イズナー |
2014 | 準々決勝 | ガスケ |
2013 | 欠場 | |
2012 | ||
2011 | ||
2010 | 1回戦 | クニツィン |
2009 | 欠場 | |
2008 | ||
2007 | 2回戦 | ベネトー |
2015年に優勝したように、シティ・オープンとは相性の良い錦織。
テニスのシティ・オープンは9日、米ワシントンで行われ、男子シングルス決勝で世界ランキング5位の第2シード、錦織圭(日清食品)は世界18位の第8シード、ジョン・イスナー(米国)を4-6、6-4、6-4で下し、この大会で初優勝を果たした。錦織のツアー制覇はメンフィス・オープン、バルセロナ・オープンに続いて今季3勝目。通算では10勝目を挙げた。
優勝した2015年はシティ・オープンでシーズン3勝目をあげ、年末には自身2度目となるツアーファイナル出場も決めました。
今年はまだブリスベン国際で優勝した1勝止まりですが、2015年以来のシーズン複数回優勝を成し遂げてほしいものです。
2017年、2018年と2年連続で優勝したズベレフに敗れていますが、昨年のシティ・オープンでズベレフがセットを落としたのは準々決勝の錦織戦のみ。
2019年のシティ・オープンでも、体調が良ければ錦織は優勝候補筆頭でしょう。
ウィンブルドンが終わり、得意のハードコートシーズンが始まります。
全米オープンに向けて大事なハードコート初戦で、錦織の躍進に期待したいと思います。
以上、シティ・オープン2019の日程、放送予定、ドロー、賞金・ポイント、過去優勝者など、大会情報まとめでした!