アンディ・マレーが、シーズン開幕戦に選んだブリスベン国際2019で見事初戦のダックワース戦に勝利。
2回戦でメドベージェフに敗れはしたものの、随分と期待の持てる内容でした!
明けましておめでとうございます。アンディファンの@mori_ichi_です。
何かと動きの鈍かったアンディとは対照的に、僕は激動の2018年を無事?乗り切って2019年を迎えております。
未就学児2人の父親で起業家なので公私共にまあまあ多忙ですが、決意新たにブログ運営を行って参りますので、テニスファンやアンディファンの皆様、今年もどうぞよろしくお願いします!
ダックワースに快勝で幸先良いスタート
アンディの2019年シーズンはじめの対戦相手は地元オーストラリアのダックワース。
240位のアンディに対してダックワースが234位と "ご近所さん" 同士の対戦です。
全米オープン2018初戦で対戦して、2018年シーズンのグランドスラム最後の勝利をあげた相手ですね。
開幕戦は1時間28分の試合で、6-3 6-4でアンディの勝利!
先にブレイクに成功するも続くサービスゲームできっちりブレイクバックされるなど、ツッコミどころ満載な点は健在でしたが、それよりもアンディらしいプレーが目白押しでした!
相手のアプローチボレーが甘ければ、厳しいコースに切り返して形勢逆転。
難しい体勢のランニングショットでも、面をしっかりとコントロールして絶妙なアングルに沈めていました。
そして何よりアンディ名物のスマッシュ返し!読みの良さはピカイチです。
シングルハンドでフェデラーみたく相手をあざ笑うかのようなアングルパスを決めた時には発狂モノでした。
インスタのストーリーでサーブ改良中って言ってましたが、こんなことまで練習していたのかと!笑
そうそう、改良したのかは分かりませんが、スライスサーブも良く切れて効果的でしたね!
この調子なら勝ち上がりも期待が出来るのではと思っていましたが...。
メドベージェフに屈するも戦術に光明も
流石に若くしてロシアNo.2、世界ランキング16位のメドベージェフは難しい相手でした。
実に16本ものエースを叩き込まれ、67%の確率でアンディのセカンドサーブ時にポイントを奪われる内容で5-7 2-6のストレート負け。
何度デュースサイドからセンターにやられたことか...あれは取れないっす。
アンディの予測を上回るような鋭いカウンターショットも多く飛び出していました。
迫力あるサーブに加えて左右に振り回されても劣勢にならないフットワークと切り返し、見事です。
しかしアンディにも手応えがあったのではないかと思われます。
ワイドスライスからの組み立てで、サーブアンドボレーがかなりサマになっていました。
ダックワース戦でも効果てき面だったスライスサーブは、ボレーと合わせるとより威力が増します。
実はボレーが上手いアンディ。フィジカルに難があるのでいっそ、フェデラーのように戦術シフトで生き残りをかけるのも良いのかもしれませんね。
全豪は5セットマッチでより過酷なので、1ポイントあたりの時間を減らす意味でも積極的に取り入れて欲しいところです。
マレーのハイライト動画(ブリスベン国際2019)
ブリスベン国際・公式アカウントのハイライト動画を載せておきます。
鮮やかな水色ユニフォーム、似合ってますね!
ファンの声援は基本的にダックワースを後押ししてましたが、スーパープレーで歓声を引き出すアンディ素敵。
アンディのオンコートインタビュー。
「またここに戻ってこられたことを嬉しく思う。できる限りテニスを楽しみたい。それがどれだけ長く続くのかわからないけれど。」
(´;ω;`)ブワッ
メドベージェフのダウンザラインが錦織くんとダブります。それは取れない。
というわけで残念ながらアンディの初陣は2回戦敗退でしたが、240位のテニスではありませんでした。
今年はTOP100入り、TOP50入りとステップアップして、我々を楽しませてくれるはずです。
(不安要素は沢山あってネガティブな情報も出回っていますが、敢えて触れないでおきます)
2019年がアンディにとって素晴らしい一年となりますように。
Let's Go Andy!!