毎年3月頃にアメリカ・インディアンウェルズにて開催されるBNPパリバ・オープンの大会情報(賞金、歴代優勝者や時差、サーフェス・ボールの特徴など)についてまとめています。

BNPパリバ・オープン2019の日程、ドロー、放送予定、男子シングルスの試合結果はこちら。

BNPパリバ・オープン(インディアンウェルズ・マスターズ)

BNPパリバ・オープンは、アメリカ・カリフォルニア州のインディアンウェルズ・テニスガーデンを会場にして大会が開催される男女共催のビッグトーナメント。

グランドスラム(テニスの四大大会)に次ぐグレードのATP Tour Masters 1000カテゴリー(通称マスターズ)に属する大会で、年間9大会行われるマスターズの中で最も早い時期に開催されます。

男子ATPツアー大会の年間開催数
グランドスラム(4大会)全豪、全仏、全英、全米
マスターズ(9大会)インディアンウェルズが最初
ATP500(13大会)日本開催の楽天オープンはココ
ATP250(40大会)世界各地でほぼ年中大会がある

シーズン最初のマスターズというだけでなく、設備・規模がグランドスラムに匹敵する大会なのが特徴で、「第5のグランドスラム」「マスターズシリーズ2000」などと呼ばれたりもしています。

 

設備・規模の充実ぶりの一例は次の通り。

  • 96ドローというドロー数(グランドスラムは128ドロー)
  • 多額の賞金総額(マスターズで最高金額)
  • 8つの競技用コート全てでチャレンジシステム利用可
  • 全米オープン(アーサー・アッシュ・スタジアム)、ツアーファイナル(O2アリーナ)に次ぐ収容人数を誇るセンターコート

2000年以降はテニス・マスターズ・シリーズ・インディアンウェルズやパシフィック・ライフ・オープンの名で知られていましたが、2009年からBNPパリバ(BNPパリバ銀行はフランス・パリに本社のあるメガバンク)がメインスポンサーになり、現在のBNPパリバ・オープンに名前が変わりました。

テニスファンの間では、BNPパリバ・オープンよりもインディアンウェルズ(マスターズ)の方が馴染みのある呼び方です。

テニス界では、BNPパリバ・オープンの翌週に開催されるマイアミ・オープンと共に「春の祭典」と称されており、3月に行われるATPツアー大会はこれら2つだけ。

 

インディアンウェルズ、マイアミで連続優勝することは「サンシャインダブル」と呼ばれ、現在までに7名しか達成していない偉業です(複数回記録している変人が2名いますが)。

サンシャイン・ダブル達成者
ジム・クーリエ(1991年)
マイケル・チャン(1992年)
ピート・サンプラス(1994年)
マルセロ・リオス(1998年)
アンドレ・アガシ(2001年)
ロジャー・フェデラー(2005年、2006年、2017年)
ノバク・ジョコビッチ(2011年、2014年、2015年、2016年) 

サーフェス・ボールなどテニスの特徴

テニスの特徴としては、インディアンウェルズは砂漠地域で非常に乾燥しているため、BNPパリバ・オープンのハードコートはクレーコートのようにボールが高く弾むことで有名です。

乾燥でボールがよく飛ぶとも言われている状況で試合が行われ、時折吹き付ける強風足の引っかかりやすいサーフェスなど特殊なコート環境の影響で、上位シード選手でも早期敗退が目立つマスターズの大会です。

また、インディアンウェルズで使われる大会公式球のPenn社製ボールは選手の間で賛否両論で、錦織は「重く感じてうまくコントロールできない、好きじゃない」と苦手意識を過去に話したこともあります。

 

BNPパリバ・オープン2019 賞金・ポイント

BNPパリバ・オープン2019 男子シングルスの賞金総額は$8,359,455、日本円で約9億3500万円です。

各ラウンドごとに得られる賞金とポイントはテニスKさんより拝借。

BNPパリバ・オープンのポイントと賞金を紹介します。

ラウンドポイント賞金
優勝1,000$1,354,010 (約1億5,000万円)
準優勝600$686,000 (約7,600万円)
準決勝360$354,000 (約3,920万円)
準々決勝180$182,000 (約2,020万円)
4回戦90$91,205 (約1,010万円)
3回戦45$48,775 (約540万円)
2回戦25$26,430 (約290万円)
1回戦10$16,425 (約180万円)

※賞金(日本円)について、2019年2月22日時点での1ドル110.78円で換算。

 

BNPパリバ・オープン 日本との時差

BNPパリバ・オープンは、開催当初は日本との時差が17時間ですが、途中でサマータイムが実施されるため時差が16時間に縮まります。

 

そこで、BNPパリバ・オープン観戦用の時差早見表を作りましたので是非ご活用ください。

例年、デイセッションが午前11時〜正午、ナイトセッションが午後7時から行われます。

日本との時差早見表(2019年版)
現地時間日本時間日本時間(現地3/10〜)
午前10時翌日 深夜0時当日 午後11時
午前11時翌日 深夜1時翌日 深夜0時
正午翌日 深夜2時翌日 深夜1時
午後1時翌日 深夜3時翌日 深夜2時
午後2時翌日 午前4時翌日 深夜3時
午後3時翌日 午前5時翌日 午前4時
午後4時翌日 午前6時翌日 午前5時
午後5時翌日 午前7時翌日 午前6時
午後6時翌日 午前8時翌日 午前7時
午後7時翌日 午前9時翌日 午前8時
午後8時翌日 午前10時翌日 午前9時
午後9時翌日 午前11時翌日 午前10時
午後10時翌日 正午翌日 午前11時

 

BNPパリバ・オープン 歴代優勝者

BNPパリバ・オープン2018は、デルポトロが前年優勝者のフェデラーをフルセットの末下して、連覇を阻止。見事自身初のマスターズ優勝を成し遂げました。

【BNPパリバ・オープン2018 決勝戦ハイライト動画】

インディアンウェルズ・マスターズの過去10年間の優勝者、準優勝者は次の通りです。

優勝準優勝
2018デルポトロフェデラー
2017フェデラーバブリンカ
2016ジョコビッチラオニッチ
2015ジョコビッチフェデラー
2014ジョコビッチフェデラー
2013ナダルデルポトロ
2012フェデラーイズナー
2011ジョコビッチナダル
2010リュビチッチロディック
2009ナダルマレー

2014年のジョコビッチ以来、インディアンウェルズで優勝するとマイアミでも優勝を飾りサンシャインダブル達成という流れが続いていましたが昨年はデルポトロが待ったをかけました。

BNPパリバ・オープンも例に漏れずBIG4の優勝確率が高いマスターズですが、2019年はどんなドラマが待っているのでしょうか。

 

以上、BNPパリバ・オープンの大会情報(賞金、歴代優勝者や時差、サーフェス・ボールの特徴など)についてでした!