全豪オープン2019は大会6日目までに三回戦までが終了して、いよいよ四回戦の行われる二週目に突入します!
日本人シングルスプレーヤーは錦織圭と大坂なおみが見事に四回戦進出を果たしています。
当記事からは、主に男子シングルスにスポットを当てて、開催コートと時間、そして簡単なプレビューデータを紹介していきます。
ティアフォー vs ディミトロフ(20)
男子シングルス四回戦のうち、最も早く行われる対戦カードがティアフォー vs ディミトロフの試合。
メルボルン・アリーナの第2試合(第1試合は女子ダブルス)で、現地の13時以降(=日本時間11時以降)に試合開始です。
両者の対戦成績はディミトロフから見て1勝0敗。
2018年のロジャーズ・カップ三回戦での対戦のみで、7-6(7-1) 3-6 7-6(7-4)と僅差でした。
二回戦で第5シードのアンダーソンを破ったティアフォーと、大きなポカもなく勝ち上がってきた、毎年この時期は調子が良い印象のディミトロフ。
どちらが勝ってもおかしくない注目カードです。
ベルディヒ vs ナダル(2)
ロッド・レーバー・アリーナのデイセッション第3試合(前に女子シングルス2試合が行われる)に組まれたのが、ノーシード・ベルディヒと第2シード・ナダルの一戦。
現地の14時半以降(=日本時間12時半以降)に試合開始です。
両者の対戦成績はナダルから見て19勝4敗と圧倒的ですが、2015年のマドリッド・マスターズ以来、3年以上対戦がありません。
今大会のベルディヒは、強力なリターンとストロークが持ち味のシュワルツマンを実力でねじ伏せるなど上々の仕上がり。
威力あるサーブは健在で、コーナーに鋭く打ち分ける高速ストロークもしっかり戻ってきています。
いくらナダルとはいえ、流石に苦戦を強いられると思いたいところですが...こういった期待を裏切り続けてきたナダルがやはり一段上のテニスを見せつけるのか。
全豪オープンでは2015年にベルディヒにストレートで敗れたナダル(デ杯も含めた直近の20試合で唯一の敗戦が全豪2015準々決勝)が、ベルディヒ戦を機に一気にギアを上げてくるか注目です。
チチパス(14) vs フェデラー(3)
ロッド・レーバー・アリーナのナイトセッション第1試合に割り振られたのがチチパス vs フェデラーの一戦。
現地の19時以降(=日本時間17時)に試合開始です。
両者は意外にも初の顔合わせ。
チチパスはまるでフェデラーのような優雅なフォームが特徴ですが、フェデラーにしかプレーができない独特の間合いに対してどこまで試合中に対応していけるか。
誰もが初対戦では圧倒されてきましたが、チチパスは異常な成長曲線で進化を続けているので、少し期待しつつ見守りたいと思います。
チリッチ(6) vs バウティスタ アグー(22)
マーガレット・コート・アリーナの第4試合(最終)に予定されているのが、チリッチ vs アグーの一戦。
現地の17時以降(=日本時間15時以降)に試合開始です。
レジェンドダブルスと女子ダブルス、女子シングルスの次なので、フェデラーの試合よりも先にスタートかもですね...。
両者の対戦成績はチリッチから見て4勝1敗ですが、唯一の敗戦は2016年の全豪オープン三回戦。
アグーはグランドスラムの最高成績が四回戦止まり(全てのグランドスラムで四回戦が最高成績というバランスの良さ)ですが、初戦で退けたアンディ・マレーの分も頑張って勝ち上がってキャリアハイを記録してほしいところ。
一方、チリッチは三回戦で、全豪の確変キャラ代表格ベルダスコとあわやの大接戦を演じましたが、ギリギリのところで勝ち切るあたりは流石です。
去年の全豪オープンで準優勝なので、1200ポイントのディフェンドが彼に力を与えているのかもしれません。
両者とも簡単には負けられない一戦だけに、熱い試合が予想されます。
さすがに二週目に入ると、実力者揃いでどのカードも豪華になりますね!
日本人選手では錦織圭と大坂なおみに注目が集まりますが、7日目には日比野菜緒が女子ダブルス三回戦に挑みます。
ジュニアの部では、大会6日目に続いて多くの日本人選手がメルボルンで熱い戦いを繰り広げます。
未来の日本テニスを支えるであろう若い力の躍進にも期待したいですね。
以上、全豪オープン2019大会7日目の試合予定でした!