全豪オープンテニス2018は9日目・デイセッションに行われた準々決勝で、イギリスのカイル・エドマンドがグリゴール・ディミトロフに勝利し、ベスト4一番乗りを果たしました!
最終スコアは6-4 3-6 6-3 6-4、試合時間は2時間49分。
なんと、この準々決勝がエドマンドにとって、今回の全豪で2番目に短い試合時間だったとのこと。
驚きと同時に、これまでのタフドローを勝ち抜いてきたガッツに拍手です。
(1R)3:59 vs アンダーソン
(2R)1:29 vs イストミン
(3R)3:34 vs バシラシビリ
(4R)2:57 vs セッピ
(QF)2:49 ←NEW!!
ノーシードのカイル・エドマンドが、欠場のアンディ・マレーの分も頑張ってくれています!!
後半では、ナイトセッションで行われたナダル戦にも(リアルタイムで観られてはいないので軽く)触れます。
エドマンドが持ち味の強打と粘りでディミトロフを撃破
エドマンドの特長として真っ先に挙がるのが、ウィナーの取れるフォアの強打です。
ディミトロフの守備力は相当なものですが、持ち味が出せればこじ開けられるはず...ということで、試合前にこうつぶやいていました。
カイル、いつも通りの攻撃的な姿勢を崩さず、全力が出し切れますように🙏🏼
結果は自ずとついてくる‼️今日はあまり観られないけど、アンディも応援してるから頑張って👍
— mori_ichi_ (@mori_ichi_) 2018年1月23日
淡い期待を込めてでしたが、まさか現実のものとなるとは!
カイルが...カイルが取った!
もう満足(違— mori_ichi_ (@mori_ichi_) 2018年1月23日
カイルが取ったー!!!
— mori_ichi_ (@mori_ichi_) 2018年1月23日
カイルが...カイルが勝ったー!😭😭😭
— mori_ichi_ (@mori_ichi_) 2018年1月23日
僕の中では試合中にハイジが大量発生していました。クララが...
乗っている男にはホークアイも味方してくれるようで、途中チャレンジシステムが際どい打球の判定に困って悩む場面がありましたが、エドマンドにポイントを与えました(注:機械が自動で判定するシステムです)。
最後も、チャレンジの末ディミトロフの打球がOUT判定になった形での決着でした。ホークアイグッジョブ!
Wow! @kyle8edmund
— Andy Murray (@andy_murray) 2018年1月23日
Ridiculous behaviour from @kyle8edmund
— Marcus Willis (@Willbomb90) 2018年1月23日
アンディもマーカス・ウィリスも大興奮の、エドマンドの金星でした。
エドマンド vs ディミトロフのスタッツとハイライト動画
マッチスタッツは次の通りです。
公式ページが(アプリも)アンフォーストエラーを画面で教えてくれないので、自分で付け足しました。
トータルポイントは4しか違いませんでした。
そして2人ともウィナーよりもアンフォーストエラーが多いという...ただし、ラリーの主導権はエドマンドが握っていた試合でした。
ディミトロフはキリオスとの4回戦でかなり消耗してしまっていたのと、この日はサーブの出来が悪かったことがたたって、最後までリズムに乗れないまま敗退となってしまいました。
それでも、押され気味で調子が悪い中、なんとか自身を鼓舞して打開策を探っていましたし、最後まで集中してプレーしていました。
また体を休めて回復すれば、各大会で好結果が期待できそうです。
両者とも、素晴らしいプレーをありがとうございました。
【ディミトロフ vs エドマンドのハイライト動画 】
ナダルは無念の途中棄権...そ、そんなー😢
ナダル vs チリッチの一戦は、子どもの世話などがあるのでライブでは観られず。
気になるので時間を見つけてiPhoneからオンデマンドでチェックすると...「ナダルが試合を諦めました」という実況が。
え!?試合を見始めた途端に、ナダルが試合を諦めたんだけど、一体どういうこと!?😱💦
— mori_ichi_ (@mori_ichi_) 2018年1月23日
すぐに教えてくださりありがとうございました。股関節・腰まわりを試合中に負傷してしまったらしく、無念の途中棄権です...。
ハイライトで確認しても、序盤は元気だったナダルの動きが、最後には全く鳴りを潜めてしまっていて、ただただ悲しくなりました😢
痛めた箇所は、もしかするとアンディのケースと近いのかもしれません。
どうか、重症でありませんように。
せめて、クレーコートシーズンには間に合いますように。
勝ったチリッチは、第2セットを奪ってセットオールとするなど、グランドスラム補正の健在ぶりを披露してくれました。大事な試合で力が出せるというのは素直にスゴいと思います。
次戦はエドマンドとの一戦、ハードヒットが飛び交う試合となりそうです。展開はあまり読めませんが、両者とも自信を胸に、らしさを出して欲しいなと思います。
【ナダル vs チリッチのハイライト動画】
最終スコアは3-6 6-3 6-7(5-7) 6-2 2-0、3時間47分での幕切れでした。
エドマンドの勝利で気分良く夜を迎えられると思っていましたが、残念ながら複雑な気分になってしまいました。
チリッチの上位進出を歓迎できないのではなく、ナダルの負け方の後味が悪いのが原因です(とか言って、本音ではエドマンド vs ナダルが観たかったというのもありますが...)。
経過観察で良くなる程度の怪我でありますように。
さて、明日は錦織くんの復帰戦と、ボトムハーフの準々決勝2試合が行われます。
あいにく打ち合わせなどで外出するので、あまり試合は観られなさそうですが、オンデマンドで観られる少しの時間を精一杯楽しみたいと思います(得意先でWOWOW映ってたりしないかな ※しません)
以上、@mori_ichi_でした。それではまた!