全豪オープンテニス2018は5日目を迎え、トップハーフの3回戦が行われました。
大会3日目まで(というより杉田戦まで)は結構ライブで観られてましたが(#仕事しろ)さすがに観戦がキツくなってきました...。
実際に試合を観てないのに詳細を書くわけにはいかないのと、見逃し配信をチェックして記事を書く元気もないので、自分用(+忙しくてハイライトとざっくり全容だけ把握したい方用)に全豪2018の記録を綴っておきます。
キリオスが全豪元準優勝者ツォンガとの熱戦を制して4回戦進出!
全豪のツォンガといえば、未だに2008年の衝撃的なツォンガの映像がすぐに頭に浮かびます(ナダルファンは忘れたいやつ)。
2回戦でも若手のホープ・シャポバロフを相手に、明らかな劣勢からの逆転勝ちをおさめていたツォンガ。
実力も実績も申し分ないのですが、3回戦で次世代No.1候補のキリオスとの対戦というのはドロー運を嘆くしかありません。
キリオス vs ツォンガは、せめて準々決勝以降で観たかった😢
どちらかが3回戦でいなくなるなんて…嘘だと言ってよ、ジョー!
— mori_ichi_ (@mori_ichi_) 2018年1月19日
さて、ハイライトとスーパープレーくらいしかチェックしていませんが、キリオスが大接戦をモノにしました。
最終スコアは7-6(7-5) 4-6 7-6(8-6) 7-6(7-5)、試合時間は3時間17分です。
全セットで6ゲームを獲得しながら敗れたツォンガ、なんとトータルポインツウォンはキリオスを2ポイント上回っていました(144-142)。
どちらに転んでもおかしくない熱戦だったようです(ライブで観たかった...)。
【キリオス vs ツォンガのハイライト動画】
観客席には有名俳優のウィル・スミスさんの姿もあったということで、前の試合のユーチューバー(サーブを打つ際に大声で妨害して即つまみ出されたバカ)といい、キリオスはインパクトある観客をよく連れてきますねw
次に待ち構えているのは、灼熱地獄の中でルブレフを倒した、第3シードのディミトロフ。
厳しいドローですが、キリオスには昨年の鬱憤を晴らすべく、一気にメジャータイトル獲得へひた走って欲しいです。
カルロビッチ大先生がまたも歴代TOP10入り
杉田戦で53本ものエースを叩き込んだカルロビッチは、3回戦のセッピ戦でも52本のエースを記録。もちろん2戦連続のフルセットマッチです。
そして、それだけのエースを記録しながら散っていきました。いつもの大先生の得意技ですね。
1試合52本のエースも、歴代10位タイの記録なので、これにより上位10位中で7度もカルロビッチの名前が出現する事態になっています。
1位と2位の記録は伝説の70-68なので、それを除くとカルロビッチばかりです。
それだけのエースを叩き込むも、勝率は決して良くないのが「らしさ」全開ですね。
あまり需要はないかもしれませんが、こちらもハイライト動画を。
【カルロビッチ vs セッピのハイライト動画】
強すぎるナダル、3試合連続ストレートの圧勝
シード勢が苦戦する中、ナダルだけは順風満帆です。
直前のエキシビションでガスケに敗れたという情報が嘘のような、完璧なテニスで相手を圧倒しています。
1回戦からのスコアは次の通り。
(1回戦)6-1 6-1 6-1
(2回戦)6-3 6-4 7-6(7-4)
(3回戦)6-1 6-3 6-1
まだ1セットも落としていません...。
今のところ死角なしのナダル、4回戦はツアー屈指のリターン巧者・シュワルツマンとの対戦となります。
これまで3試合で各1度ずつしかブレイクされませんでしたが、さすがに違った試合内容になりそうです。
【ナダル vs ジュムホールのハイライト動画】
明日の大会6日目はボトフハーフの3回戦・8試合が行われます。
個人的に最も注目なのはチョン・ヒョン vs アレクサンダー・ズベレフのNext Gen対決。
チョン・ヒョンは調子がいいので、これまでGSで冴えない成績ばかりのズベレフ撃破も十分にあり得ます。
シード同士の対戦となるベルディヒ vs デルポトロは言うまでもありませんが、ノーシード同士の2試合も楽しみです。
マーテラー、サングレン、フクソービッチ、キッカー...フクソービッチ以外は見事に馴染みのない名前ばかりですが...このうち確実に2人は16強入りを果たします。
ドローの偏りも一興ということで...それぞれの全豪観戦を楽しみましょう。
巷ではインフルエンザが流行っているようなので、くれぐれもお気をつけくださいね。
以上、@mori_ichi_でした。