全豪オープンテニス2018は3日目が終了しましたが、2回戦とは思えない好カードが目白押しでした。

 

西岡 良仁がアンドレアス・セッピに敗れた後、日本中の注目を一身に浴びながら登場した杉田 祐一

イボ・カルロビッチとの一戦は、両者の強みが存分に発揮された大接戦でした。

 

杉田戦の他、白熱の2回戦の中からいくつかピックアップしてお送りします。

画像提供:gettyimage

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勝たせてあげたかった杉田...両選手に拍手!

絶対的なサーブを武器に、キープを続けてプレッシャーを与えるカルロビッチ。

対する杉田は質の高いストロークでラリー戦で優位に立ち、先に振られてもがむしゃらに追って返球します。

 

残念ながら6-7(3-7) 7-6(7-3) 5-7 6-4 10-12で敗れましたが、フルセットまで持ち込めたこと、リズムを掴みづらい相手にあそこまで粘れたことは、今後に向けての大きな収穫になったはずです。

個人的には、カルロビッチのネットプレーに対して、ボディへの強打以外にもロブを混ぜて、揺さぶって体力を奪えていたらより良かったのかなと思いましたが...。

カルロビッチは最後まで集中して自慢のサーブを叩き込んでいました。気温が比較的低かったのもプラスに働いたとはいえ、圧巻の38歳のプレーでした。

両選手に惜しみない拍手を送ります。

 

【杉田 vs カルロビッチのハイライト動画】

ちなみに、カルロビッチはこの1試合で53本のエースを記録。これは歴代で8位タイの記録になります。

ちょうど1年前、カルロビッチが75本ものエースを記録した際に書いていた記事を更新しました。相変わらず10傑のうち過半数がカルロビッチ...。

 

日本人男子全滅は残念ですが、西岡の復活も含め全豪後のツアーでの活躍に期待の持てる内容でした。

突然の錦織出現!?マクドナルドがあわやの大健闘!

グリゴール・ディミトロフとマッケンジー・マクドナルドの一戦は思わぬ展開に。

 

本調子ではなさそうなディミトロフに対して、失うものはないと果敢にボールを叩き込むマクドナルド。

その風貌やプレースタイルが錦織 圭を連想させるに容易く、瞬く間に虜になったテニスファンも多かったのではないでしょうか。

 

じっくり見直しましたが、サーブが錦織よりも強い(特に1stのスライスサーブが速度・回転とも十分で強力な)反面、バックハンドは少々粗削りな印象を受けました。フォームは似てますね。

アグレッシブなプレーと多彩なショットセレクションは錦織を彷彿とさせるそれらで、まだ22歳と伸び代もあることから末恐ろしいプレーヤーだと言えます。

錦織の復帰戦が予定されているニューポートビーチのチャレンジャーにエントリーしているようで、もしかしたらチャレンジャーで錦織 vs マクドナルドの分身対決が観られるかもしれません。

 

【ディミトロフ vs マクドナルドのハイライト動画】

厳しい試合でしたが、ギリギリのところで負けないあたりディミトロフも力を付けましたね。さすが世界3位です。

あまりにもったいない!シャポバロフ vs ツォンガの2回戦

WOWOWが試合中のナダル戦の生中継を蹴ってまで放送したシャポバロフ vs ツォンガの一戦(事前にインタビューをしていたから?)

 

昨年よりもさらに攻撃力がアップし、ネットプレーになるまでにポイントを決められるようになったシャポバロフがツォンガを押さえ込み、終始リードする展開でした。

しかし、ここぞの場面で集中しギアを上げてくるツォンガのパフォーマンスは見事です。

 

シャポバロフに相当攻め込まれながらも第4セットのタイブレークをもぎ取ってセットオールとすると、ファイナルセットはゲームカウント2-5からの5ゲーム連取という鮮やかな逆転劇。

全米2017の2回戦でストレート負けを喫した相手に、雪辱を果たしました。

 

【シャポバロフ vs ツォンガのハイライト動画】

中身の濃すぎる試合だったので、ハイライト動画も6分半と長めですw

 

ここまでフルセットマッチの3つをピックアップしましたが、ナダル、チリッチ、キリオスら優勝候補は順当にストレート勝ちで3回戦進出を決めています。

特にキリオスは内容充実で、左膝の影響もあまり無さそうなのでオッズが上がってきています。

次のオッズ更新は2回戦全てが終わってからにしますが、今日の出来だとディミトロフも抜いて4位浮上すらあり得ます。

愛しのアンディ・マレーと相思相愛のキリオスなだけに、地元の大観衆の前で行けるところまで行って欲しいです。

 

さて、ザッと全豪2018の3日目を振り返りました。

シード勢全滅地帯からの8強入りはカイル・エドマンドが有力ですが、今後どうなっていくのでしょうか。

 

大会4日目はボトムハーフの2回戦、ジョコビッチやフェデラーが登場します!

ジョコビッチはデイセッションで、ロッド・レーバー・アリーナの第3試合。まさかのモンフィス(前哨戦優勝)との対決で、シャポバロフ vs ツォンガを超えるもったいなさです。

フェデラーはナイトセッションで、ロッド・レーバー・アリーナの第5試合。

 

昨年同様、トーナメント序盤から波乱続きの全豪2018。まだまだ目が離せません!

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