全豪オープンテニス2018はいよいよ14日目、2週間にわたるトーナメントも大詰めを迎えました。
カイル・エドマンドを破ったマリン・チリッチが中2日で、チョン・ヒョンに勝利したロジャー・フェデラーに挑みます。
フェデラー優勝の予想が多い中ですが、見どころをプレビューしておきたいと思います。
と言っても、このあとすぐに試合開始ですが...(うっかり寝坊)。
準決勝はチョンが万全でもフェデラーに軍配?
記録として、フェデラー vs チョンの準決勝について触れておきます。
残念ながら酷い足のマメが原因で、途中棄権せざるを得なかったチョン。
万全だったらもしかしたら...という声もありましたが、フェデラーのサービスゲーム攻略は難しかったと思われます。
ストロークで粘る相手であっても、自身のサービスゲームは落とさないフェデラーのサーブの強力さ。
若い頃は圧倒的威力のフォアハンドと抜群のフットワークを武器に相手にプレッシャーを与えるテニスでしたが、今はフットワークに代わってスーパーライジングショットがあります。
"2度目の全盛期を迎えている" と言っても過言ではないフェデラーのテニス、特にストロークのスピードに、試合を通じて食らいついていくのは厳しかったでしょう。
仮についていったとして、次にスコアに差としてあらわれてしまうのが、サーブの出来です。
そうは言っても、善戦は間違いなかったでしょうし、見応えあるロングラリーも多く観られたはずなので残念の一言でした。
手負いとはいえ、フェデラーのリズムを体感できたチョン。ある程度手応えも掴んだはずなので、まずは体をケアしてツアー復帰を果たしてください。
2018年のうちに、いくつのタイトルを獲得できるのか。
相性の良さそうな全仏オープンでも全豪躍進の再現なるか。
楽しみな若手の、一皮むけようとする過程をこれからも見守りたいと思います。
【フェデラー vs チョンのハイライト動画 】
1-6 2-5 RET、1時間2分での決着でした。
おお!家に着くまでに終わった!!
オンデマンド観戦で最後まで観られて良かったーわけない。
こんな結末、悲しすぎる😢😢
せめて最後までプレーできる状態で、フェデラーと対戦して欲しかった…— mori_ichi_ (@mori_ichi_) 2018年1月26日
皮肉にも、はじめて試合のほぼ全てを観られましたが...次は両者万全の状態での対決を期待しています!
フェデラー優勢だが、チリッチはサーブ次第でチャンス有
さて、決勝はチリッチ vs フェデラー。
全米2014のようなプレーをできない限り、ストローク戦ではフェデラー有利で間違いないので、チリッチにとって大事なのがサービスキープです。
両者の調子が普通だと仮定すると、チリッチにはブレイクチャンスがそうそう訪れません。
内容ではフェデラーが終始押し気味の展開が予想されます。
しかし、セットを取るには、サービスキープをひたすら続けて、タイブレークの「ここぞ」の時にスーパープレーを見せれば可能です。
チリッチにはそれだけのサーブがあります。調子が良ければ触れることすら困難な強力なサーブが。
今大会のチリッチのタイブレーク成績は6勝2敗。うち1敗はリターンの強いナダルです(ちなみにフェデラーのタイブレーク成績は3勝0敗)。タイブレーク勝負にできれば、チリッチにもチャンス拡大とみます。
僕の予想スコアはこのようにしました。
6-4 6-7(5-7) 7-6(7-2) 6-3
フェデラーの勝利— mori_ichi_ (@mori_ichi_) 2018年1月26日
タイブレークのスコアまで付けると、なんだかそれっぽく見えますね...。
どこかで決勝までストレートで6-3 6-3 6-3とかいうスコアも期待してる自分がいますが(どこかで見たスコア)。
タイムアップなので、今日はこのあたりで(ただいま17:30)。@mori_ichi_でした。
それでは決勝戦を楽しみましょう!!