優勝候補筆頭で、ディフェンディングチャンピオンのノバク・ジョコビッチが、まさかの2回戦敗退です。
リオ五輪のように、試合前から「ある程度難しい試合になり得る」と分かっていればまだしも…本当に信じられない事が起こりました。
(リオ五輪では、元全米覇者のファン・マルティン・デルポトロがジョコビッチを初戦で撃破しました。)
大金星をあげたのはイストミン
ジョコビッチを破ったのは、世界ランキング117位のデニス・イストミン。
テニスファンでも、名前を知っている程度で、あまり馴染みがない選手かもしれません。
かくいう僕も、イストミンといえば「ウズベキスタンの人」「デビスカップの人」「バコラーの人(ストロークが強打でイケイケな人)」くらいしか思い浮かびません(笑)
最高ランキングは33位を記録したことのあるイストミンですが、50位付近に常にいる印象だったので、「117位まで下がっていたんだ!」というのが本音です。
7-6(10-8) 5-7 2-6 7-6(7-5) 6-4でジョコビッチを破る大金星をあげるなんて、ほんの1mmも考えませんでしたし、今でも信じられません…。
全豪の神が宿ったとしたら快進撃は続く!?
全豪オープンテニスは、グランドスラムの中でも波乱の多い大会として有名です。
2006年のマルコス・バグダティスや、2008年のジョー・ウィルフリード・ツォンガらノーシードの選手が決勝まで勝ち進んでいた頃には、よく「全豪の神が宿った」と(勝手に)表現したものです。
⇒伝説の2008年全豪ツォンガを知らないなんて勿体ない!その時マレーは...
最近はサボり気味だった神ですが、今回はテニスファンに久々に衝撃を与えようと大仕事をやってのけました!
とはいえ、全豪でのジョコビッチの強さは相当なものなので、フロックでも(神が宿っても)破るのは至難の業です。
いくら早いラウンドで、ジョコビッチの調整が不十分だったとしても、全豪での強さは実質世界一の相手を倒すのは並大抵ではありません。
大きなアクシデントも無かったようですし、バコラーがハマって(錦織が全米で破った時みたく)メンタルが折られたのかもしれません…。
ぺぺ・イマズの呪いのバチが当たった?
恐ろしく勝手な思い込みですが、マレーの「ドロー運が神がかって悪い」のが、ジョコビッチがハマってる宗教?の教祖、ぺぺ・イマズの仕業(呪い?)なのではと考えています(笑)
ツアーファイナルも酷いドローでしたし、秋くらいからハマってたらしいので、実は繋がってるんじゃないかという予想です。
※もちろん半分以上冗談ですが...
イストミンがジョコビッチを破る瞬間
試合はライブで見ておらず(仕事です)、当然録画もしてません。
ハイライト動画を見るかぎり、ものすごい盛り上がりです。
試合終了の瞬間のイストミンがカッコよすぎます!
【イストミン VS ジョコビッチのハイライト動画】
【イストミン勝利の瞬間とインタビューの様子】
ロッド・レーバー・アリーナで、イストミンが大波乱を起こしました!!
本当にCongratulations! Enjoy this momentです。
マレーも3回戦でジョコビッチにつられませんように!(クエリーだけに恐ろしい...)