全豪オープン2017は大会8日目を迎え、ボトムハーフの4回戦4試合が行われました。

 

ドミニク・ティーム VS ダビド・ゴファンの一戦は、ゴファンが5-7 7-6(7-4) 6-2 6-2で逆転勝ち。

ティームは昨年のツアーファイナルにも出場しましたが、2015年前半〜夏頃までがピークで、その後は下り坂傾向なのが少し気になります...。

 

ミロシュ・ラオニッチはロベルト・バウティスタ・アグーに7-6(8-6) 3-6 6-4 6-1で勝利。

アグーは非常に脚力があり、スペイン人ながら強打を武器にハードコートでも強いのが特長ですが、優勝候補のラオニッチ(もう風邪は治ったんでしょうか)に勝つことは出来ませんでした。

これでラオニッチに対しては5連敗となり、苦手としています。

 

さて、ここからは残り2試合について触れていきます。

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ついに終わってしまったイストミンの快進撃

2回戦でノバク・ジョコビッチ、3回戦でパブロ・カレーニョ・ブスタを破ってきたデニス・イストミン。

4回戦の相手は今シーズン絶好調のグリゴール・ディミトロフ

ブリスベン国際で錦織 圭を下して優勝、3回戦のリシャール・ガスケ戦でも状態の良さが伺えました。

 

第1セットはイストミンの勢いが勝ります。

相変わらずバックのダウンザラインを軸に、フラット系の強打でバコラーぶりを発揮するイストミン。サーブも強力です。

ディミトロフは早いテンポの攻撃に押され続け、2-6と圧倒されます。

 

第2セットに入ってもイストミンのストロークは伸びがあって力強く、ディミトロフも慣れてはきたものの互角の打ち合い。

両者一歩も譲らずキープ合戦となってタイブレークに突入しますが、タイブレークではディミトロフの粘り強いプレーが報われ、セットオールとなります。

 

その後、セット間や第3セット中に、トレーナーを呼ぶイストミン。

これまでのハードワークにより体が悲鳴を上げたのでしょう...。

第3セット以降はイストミンの強打が鳴りを潜め、ディミトロフペースで試合が進み、決着となりました。

最終スコアは2-6 7-6(7-2) 6-2 6-1で、ディミトロフの勝利です。

 

【ディミトロフ VS イストミンのハイライト動画】

 

イストミンの快進撃が終わってしまうのは寂しいですが、また体調を万全にして元気な姿を見せて欲しいものです。

1週間素晴らしいプレーでした、お疲れ様でした。

 

サーシャに続いてモンフィス撃破!ナダル復活か

3回戦でアレクサンダー・ズベレフ(サーシャ)との死闘を演じて、勝ち上がってきた第9シードのラファエル・ナダル。

昨年はグランドスラムで一度も8強入りできず、2005年以降ワーストな年だったので、4回戦に勝利し復活を印象付けたいところです。

 

相手は第6シードのガエル・モンフィス。

ナダルとは対照的に、昨年に初のATP500制覇&ツアーファイナル出場と、一皮向けた選手です。

イリ・ベセリ、アレクサンドル・ドルゴポロフ、フィリップ・コールシュライバーという、厳しいドローを勝ち上がってきています。

 

第1セットはモンフィスが早々にブレイクを許してしまいます。

両者ともコートカバリングが異常で、ロングラリーが多くなりますが、安定感でナダルが少し勝っています。

6-3でナダルが第1セットを奪うと、第2セットも早々にナダルがブレイク成功。

ナダルペースで試合が進みます。

 

第6ゲームでブレイクバックされますが、続く第7ゲームでナダルらしいフォアのランニングショットが炸裂し、またもブレイクに成功します。

最後のゲームも3度目となるブレイクに成功したナダルが、第2セットも6-3と連取しました。

 

第3セットに入ると後がなくなったモンフィスが開き直ってギアを上げてきます。

サーブもストロークも明らかにスピードが上がり、アクロバティックな動きも出てきてモンフィスが押し気味に。

ベースラインからでも一撃で決まりそうな、とんでもないスピードのショットを繰り出します(しかし、それを拾うナダル...手に汗握る攻防です)。

第3セットは第9ゲームをブレイクしたモンフィスが6-4で制しました。

 

第4セットに入っても、レベルの高いラリー戦が繰り広げられ、どちらが取るのか全くわからない展開に。

第5ゲームで最終ポイントがコードボールとなり、モンフィスが先にブレイクに成功、流れはモンフィスに傾いている...かと思いきや、第8ゲームでナダルがブレイクバック、4-4に追いつきます。

 

勝敗が決したのは、第10ゲーム・モンフィスサーブ。強打を最後までことごとく拾い続けたナダルに、モンフィスが根負けした形で決着となりました。

最終スコアは6-3 6-3 4-6 6-4で、ナダルの勝利です。

 

【モンフィス VS ナダルのハイライト動画】

 

昨年はあまり見られなかった、粘り強く拾いまくるナダルが復活と言えそうです。

フォアの逆クロスも威力十分で、これから先も期待できそうです。

モンフィスは敗退しましたが、フェイントを効かせたドロップやジャンピングウィナーなど、最後まで「らしさ」を発揮し観客を楽しませていました。

 

最後に8日目のナイスショット5選動画です(今回もダブルスがあります)。

 

9日目は準々決勝の2試合が開催されます

大会9日目には、トップハーフの準々決勝が行われます。

ロッド・レーバー・アリーナでデイセッション第3試合に組まれたのが、スタニスラス・バブリンカ VS ジョー・ウィルフリード・ツォンガの一戦。

バブリンカはこのあたりから更にギアを上げてきそうですが、ツォンガも好調なので、かなりもつれる好試合となりそうです。

 

その後のナイトセッション第1試合に組まれたのが、注目のミーシャ・ズベレフ VS ロジャー・フェデラー。

アンディ・マレーを破った勢いそのままに、フェデラーを相手にどこまでネットプレーが通用するのか注目です。

 

ちなみに、両者の過去の戦績はフェデラーの2連勝。

直近の対戦は2013年のゲリー・ウェバー・オープンで、何とスコアはフェデラーの6-0 6-0(ダブルベーグル)。

今回はそう簡単にはいかないでしょうし、フェデラーもネットプレーが非常に上手いだけに、見応えのある試合になりそうな予感です。

 

マレー・ジョコビッチが1週目でいなくなるという、近年稀に見る波乱続きの全豪も2週目に突入です。

残るは5試合、どんなドラマが生まれるのでしょうか...。

個人的には多くのテニスファンの方々と同じく、フェデラー VS ナダルの決勝が見たいと思っています!

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