ATPカップ2020の日程、大会ルール、ポイント・賞金、チケット情報まとめ|錦織圭出場

2020年1月に初開催が決まっているATPカップ(錦織圭出場予定)について、日程、大会ルール、ポイント・賞金、チケット購入方法など大会情報をまとめています。

画像引用元:ATP CUP公式フェイスブックページ

ATPカップとは|デビスカップとの違いは?

ATPカップとは、年末年始に行われるATP250と並行して開催される、24ヶ国参加のテニスの国別対抗戦で、正式名称はATPワールドチームカップ(ATP World Team Cup)。

実は、ワールドチームカップ自体は1978年から2012年までドイツ・デュッセルドルフで開催されていた大会なので、新設というよりは復活のが正しいかもしれません。

 

オーストラリアでの開催で、終了直後に全豪オープン予選が始まることから、ATPカップは全豪オープンの前哨戦という位置付けの団体戦です。

出場できるのは男子のみで、女子はATPカップには出場できません。

 

男子テニスの国別対抗戦として有名なデビスカップとの違いは、ATPカップではポイントが付与されること(現在のデビスカップは勝利してもポイントが付かない)。

そんなATPカップの無駄にカッコいい大会プロモーション動画がこちら。

ATPカップ2020の日程

2020年に初開催のATPカップは、2020年1月3日(金)〜2020年1月12日(日)の日程で行われます。

ATPカップ期間中に行われる別の大会は、年末年始開催のカタール・エクソンモービル・オープン、そして女子テニス開幕戦として継続して行われるブリスベン国際です。

ATPカップ2020の会場

ATPカップはブリスベン、シドニー、パースの3会場で行われます。

2020年から2022年の間は、予選後の決勝トーナメント(準々決勝、準決勝、決勝)はシドニー開催が決まっています(予選の一部もシドニーで行われる)。

 

ちなみに、パースがATPカップの会場に選ばれたことで、男女混合国別対抗戦のホップマンカップが31年の歴史に幕を下ろすことになりそうです。

とはいえ、ホップマンカップ終了確定ではなく、別の会場やスポンサーを募って存続に向けて動いている最中とのこと。

見応えあるミックスダブルスはファンも多かっただけに、出来れば開催を続けて欲しいものです。

ATPカップのルール(試合、エントリー選考、チーム)

ATPカップの大会ルールについて、判明している部分をまとめています。

 

大会の試合進行

最少3名、最多5名でチームを組んで、他国チームとシングルス2試合・ダブルス1試合で対戦します(試合順はシングルス1→シングルス2→ダブルス)。

3試合で2勝以上挙げたチームの勝利ですが、シングルスで2連勝した場合でもダブルスの試合は行われます。

 

予選(ラウンドロビン)は4チームずつ6組のグループに分かれての総当たり戦。

各組1位の6チームと、各組2位のうち成績上位2チームを合わせた計8チームで決勝トーナメントが行われます。

 

チームのメンバー構成

チーム内の全ての選手はシングルスかダブルスのATPポイントを持っていなければなりません。

 

最多の5名で出場する場合、うち3名はその国のシングルスランキング上位3名、残り2名はシングルスランキングで次に順位の高い選手か、ダブルスランキングの高い選手です。

最少の3名で出場する場合は、うち2名はシングルスのATPポイント保有者、残る1名もシングルスかダブルスかのATPポイントを持っていなければなりません。

 

シングルス最高位の選手は、自動的にチームキャプテンに任命されます。日本では錦織圭ですね。

 

シングルス出場選手がダブルス出場も可能?

シングルスもダブルスも両方とも出場することは可能で、チームキャプテンが自由に決められるとのこと。

しかし、シングルス最高位の選手がNo.2のシングルスマッチには出場できないようです。

The same line-up position must remain intact for singles matches. For example, the No. 1 ranked player on a team based on up-to-date ranking cannot play No. 2 singles.

シングルス1は最高位選手同士、シングルス2は二番手同士が対戦するというルールなのかもしれませんね。

ちなみに、プロテクトランキングはシングルスのランキング選考に考慮されます。

 

試合は3セットマッチ?5セットマッチ?

ATPカップは3セットマッチなのか5セットマッチなのか...まだ詳細は明かされていませんが、3セットマッチの可能性が大です。

ATPツアーの過密スケジュールが問題視されている中で、デビスカップの2019年からのルール変更(5セットマッチ→3セットマッチ)があったばかり。5セットマッチは現実的ではないでしょう。

 

ショットクロック、コーチングが導入予定

2020年からATPツアー全大会で導入が決まっているショットクロック。

ポイント間で次のサーブを打つまでの制限時間を25秒とする、時短のための新ルールで、ATPカップでもショットクロックが採用されているはずです。

 

また、男子ではデビスカップで採用されているコーチング制度が、ATPカップでも認められる方向です。

WTAのオンコートコーチングのように、チェンジコート時にアドバイスを受けられて、コーチが付けているマイクからスピーカーで内容が公開される方式だと斬新ですが、詳細は未定です。

 

エントリー期限、シード順、チーム組み合わせ

ATPカップへのエントリーは2段階で行われ、はじめのエントリー期限は16週間前の2019年9月13日。

2019年9月9日付のシングルスランキングで上位18名の選手が所属する国が出場権を獲得、その国で2番目にランキングの高い選手も大会出場が約束されます。

 

2度目のエントリー期限は6週間前の2019年11月13日。この日に全ての出場国が決定します。

チーム発表はそれぞれのエントリー期限後に行われます。

 

シード順とチーム組み合わせは各エントリー期限後に発表されますが、おそらくデビスカップのルールに倣うものと思われます。

18チームのうち、上位6チームがPOT1(第1〜第6シード)、次の6チームをPOT2(第7〜第12シード)、残る6チームをPOT3(第13〜第18シード)として、それぞれのPOTからの1カ国ずつで予選の組み合わせが構成されるはずです。

9月のエントリー期限直後に18チームが3チームずつ6組に分けられ、11月のエントリー期限直後に追加の6チームが各組の残り1枠に振り分けられて予選の組み合わせが完成します。

 

なお、プロテクトランキング(PR)は、エントリー時の出場国を決めるATPランキングでは対象とされますが、シード順選考には対象外です。

 

ワイルドカードについて

最初のエントリーで選出された18カ国の中にホスト国がない場合、ワイルドカードでの出場が認められます。

ホスト国=開催国ということで、オーストラリアのことでしょうか?(記事公開時点ではデミノーの25位が最高位)

「18ヶ国+ワイルドカード」で19ヶ国が最初のエントリー後に決定されるのか、「ワイルドカードを含めて18ヶ国」なのか、詳しいルールは追って更新します。

 

ATPカップのポイント

シングルスは全勝で最大750ポイント、ダブルスは最大250ポイント獲得できます。

 

直近52週間(過去の約1年間)に出場した大会のうち獲得ポイントの高い上位18大会のポイントの合計でランキングが決まるATPポイントの仕組みがありますが、ATPカップのポイントは18大会に含まれません

ツアーファイナルと同様、19大会(20大会)目として追加ポイントとなるため、各選手にとって出場しない理由がない形となっています。

 

また、現在の発表では、シングルスの獲得ポイントは対戦相手のランキングによって決まる?という謎ルールです。詳細は追って更新します。

Singles: ATP Rankings points are awarded for a match win in each round and depend on the ranking of the opponent.
Doubles: ATP Doubles Rankings points are awarded for a match win in each round and do not depend on the ranking of the opponents.

直訳すると次のようになります。

シングルス:ATPランキングのポイントは各ラウンドでの試合の勝利に対して与えられ、相手のランキングによって異なります

ダブルス:ATPダブルスランキングポイントは各ラウンドでの試合の勝利に与えられ、相手のランキングには依存しません

 

ATPカップのポイントルール発表(2019年7月)
対戦相手のランキングによって獲得ポイントが変動する仕組みは本当でした。
対戦相手のランキング1〜1011〜25 26〜5051〜100101〜
決勝2502001507550
準決勝1801401055035
準々決勝120100753525
予選7565502520

なお、301位よりも下位のランキング選手の場合、ポイント獲得ルールが下表に変わります

対戦相手のランキング1〜100101〜
決勝8555
準決勝5535
準々決勝3525
予選2515

ATPカップでの勝利でランキング急上昇を防ぐための措置なのかもしれませんね。

 

ATPカップの賞金

ATPカップの賞金総額は1500万ドル(16億円超!)です。

ツアーファイナルやマスターズ最高額のインディアンウェルズよりも更に高額な賞金設定となっています(流石に5000万ドル超えのグランドスラムには劣りますが)。

 

賞金は大会に参加することで参加料として獲得できるほか、個人の試合での勝利やチームの勝利でもそれぞれ獲得できます。

優勝賞金や各ラウンドも発表されているので、後日更新します。

ATPカップ公式サイト 賞金情報ほか(公式サイトQ&A)

 

ATPカップのチケット情報

ATPカップのチケット発売情報はまだありませんが、公式サイトにチケット情報のメルマガ登録箇所があります(PRE-REGISTER:事前登録の記述が)。

ATPカップ公式サイト

メールアドレスを登録したものの、メルマガはおろか登録完了メールすら送られてきてないので若干不安ではありますが。汗

 

 

さて、長々とATPカップのルールについて一通り説明してきましたが...

*All the above information is subject to change by the ATP rules and regulations.

 (直訳)上記の情報はすべて、ATPの規則および規制により変更されることがあります。

 

ということで、なるべく最新情報をお届けできるよう精進します(ATPカップはブロガー泣かせだ)

以上、ATPカップについて、大会情報まとめでした!