2019年1月には全豪オープンの会見で涙を流していたアンディ・マレーが、半年も経たないうちにクイーンズクラブのATPツアー復帰戦でダブルス優勝を成し遂げました。

自身のダブルスタイトルは通算3個目、ペアを組んだフェリシアーノ・ロペスはシングルスでも優勝しており、なんと単複優勝という離れ業です。

 

いやいやいや、こんな出来過ぎなドラマ、作り物だと逆にシラけるレベルですよ。

アンディの復帰を地球規模でお祝いしているような、異常事態。

って、ちょっと何言ってるか分からなくなっていますが、何とかまとめてみたいと思います。

マレー&ロペス ダブルス決勝戦の観戦レビュー|クイーンズクラブ2019

ラム/サリスベリー組との決勝戦に臨んだアンディ/フェリ組ですが、フェリ様は直前にシモンとのシングルス "沼" 決勝戦を終えたばかり。

それどころか、ここ2日で5試合をこなすという超過密スケジュールで、心身ともに疲労困憊だったはずです。

 

そんな中でも、チェンジコート時にはベンチに腰掛けず(途中から座って、いや、お座りになられてましたが)、アンディと一緒に戦い抜いてくださったフェリ様。

第1セットをタイブレーク1-5、相手サーブが1本残った絶体絶命状態から逆転して先取すると、第2セットもお互いキープを続けてゲームカウント5-6でアンディサーブ。

 

キープ......

 

できませんでした。泣

へなちょこセカンドサーブがとことん狙われて、フェリ様の横をパッシングされまくる始末。

 

しかし、アンディもできる限りのプレーは見せます!

例えば渾身のダイブとか。

スマッシュ練習ロブとか(これはダメなやつ)。

うまロブも僅かにロングながら、惜しいショットはありました!

 

残念ながらセカンドセットは5-7とされ、迎えたマッチタイブレーク(10ポイント先取のサドンデス)。

 

神が、神たる姿を示し始めました。この輝き、この尊さ...。まさに💇‍♂️。絵文字が...

10ポイントのうち、8ポイントくらいフェリ様単独でのポイントだったのではないでしょうか(流石に言い過ぎ?)。

 

弟キャラ全開のアンディは、頼もしいパートナーのそばで必死に存在をアピールするものの、はじめのチャンピオンシップ・ポイントでは気持ちが空回りして逆襲されます。

それでも、美味しいトコどりも弟キャラの特権です。(?)

神と化したフェリ様は、最後の最後に主役の座をパートナーに譲るという、神様に相応しい行動を取られたのでした。

 

そして本日2個目のトロフィーを高々と掲げるフェリ様。

アンディは必死で存在をアピールします。

こうなりましたとさ。めでたしめでたし。

マレー&ロペス ダブルス決勝戦ハイライト動画+プレカン

ATP公式アカウントがアップした、フィーバーツリー選手権2019・決勝戦のハイライト動画です。

ということで、フェリ様/アンディのダブルスとフェリ様のシングルスの様子が収録されています。

優勝決定の1ポイント前の、三度目の正直のパスを決められてうなだれるアンディが収められているのが素敵です。

 

続きましてこちらは、アンディのへなちょこセカンドサービス炸裂の瞬間(=ダブルス優勝の瞬間)と、優勝後のプレカン動画です。

へなちょこと言っても96マイル=154.5km/hくらいなので、酷い時のアンディのセカンドサーブ(130km/h台)よりはマシでしたね!

一生忘れられない決勝戦でした。これを機にダブルス人気も上がってくれるといいなぁ。

2019年6月23日は37歳がATPツアーの神になる日だった

さて、フェリロペもといフェリ様が神になられた2019年6月23日ですが、他の地方でも神が同時多発していたようです。

真っ先に名乗りを上げていたのが、誰もが認めるテニス界のレジェンド、ロジャー・フェデラー。

37歳ながら好調ゴファンを退け、今季ツアー3勝目(単独トップ)、通算では102勝目です。

 

次に神化したのがフェリ様。その活躍ぶりは前述の通りですが、クイーンズクラブ2019のセンターコートで行われた最終5試合全てに出場されていたというのは本当に驚きです。

今回の優勝で、世界ランキング(ライブ)は113位から一気に53位へジャンプアップ。

レジェンドのフェデラーをも上回るグランドスラム連続出場記録も、ウィンブルドン2019で70大会連続となる見込みです。

(少し古い記事ですが、2018年全豪終了時にGS出場回数についてはまとめていました)

 

締めは、チャレンジャー大会の決勝戦に臨んでいたトミー・ロブレド。こちらも37歳です。

27歳のガイオ相手に、7-6  5-7  7-6とタイブレーク2つを制して見事優勝。

トータルポインツウォンでは137-144と劣勢の中での勝利だったようです。

 

3名に共通していたのが、ここ一番での勝負強さ。

フェデラーは第1セットのタイブレークを取ったことで波に乗れましたし、フェリ様は第2セットのタイブレークは落とされたもののプレッシャーのかかる最終セットでは取り返されました。

ロブレドの試合も、経験値の差とここ一番でのプレーが勝敗を分けたのではないでしょうか。

 

復帰後も相変わらず大事な場面でポカしがちなアンディですが、フェリ様という神がそばにいらっしゃったおかげもあって、想像もしなかった復帰戦優勝という最高の結果を残しました!

次戦はイーストボーン国際、休みなく月曜からスタートします。

アンディはブラジルのマルセロ・メロとのダブルスで、またカバル/ファラ組に挑戦です。

 

アンディが、フェリ様の助けも借りながら、コート上で躍動できました!

忌まわしい股関節・臀部の痛みはなく、らしいプレーも垣間見せてくれています。

これからも無理のない範囲で、楽しく、勝利に貪欲にプレーを続けてくれますように...。

 

Let' Go Andy!!

フェリシアーノ・ロペスの引退時期について

蛇足かもですが、年内での引退が噂されているフェリ様について、調査ツイートを掲載しておきます。

ソース元からフェリ様がおっしゃった大事な部分を取り出します。

“The truth is that I have not thought about it,” he commented about retirement. “This year, my intention is to play all the calendar I had planned and we’ll see how things finish at the end of the year, if everything goes well and I have a ranking that allows me to play the Grand Slams and the most important tournaments, I’ll probably play one more year.”

現時点では引退時期については未定で、「グランドスラムや他の主要大会に出場できるだけのランキング」であれば、2020年も現役を続けられます。

前述の通り、クイーンズクラブの優勝でライブランキングが113位→53位に急上昇していらっしゃるので、2020年現役続行も期待できそうです。

 

また来年もアンディ/フェリ様でダブルスを組んで出場してくれれば最高ですね!

そして、2020年はアンディがシングルスでも躍動していたら...。なんて妄想してしまいます。

 

@mori_ichi_でした。おやすみなさい。

仮眠したとはいえ2時間睡眠は死ねるな...。