アンディ・マレーが2019年シーズン限りでの現役引退を発表しました。※撤回済
2016年、リオデジャネイロで行われた夏のオリンピックでは史上初の男子シングルス二連覇を達成。
同年秋には最大のライバル・ジョコビッチを追い抜き、自身初の世界ランキング1位に登りつめます。
ところが、マレーの快進撃を支えてきたオーバーワークテニスの代償は、あまりにも大きいものでした。
帯状疱疹から始まり、右肘の違和感、様々な重圧からかメンタル面も不安定になり、そして地元ウィンブルドン2017での悪夢のはじまり...。
当ブログ名「LGA-BLOG」のLGAは "Let's Go Andy" の略で、「アンディ・マレー応援ブログ」としてアンディ・マレーを応援してきました。
これからも彼の人生とともに歩み、マレーを一生涯応援するつもりです。
ブログを始めたのが2016年はじめ頃。
マレーの全てを記録しているわけではありませんが、いつも全力投球のテニスで勇気を与えてくれたことに感謝の意を表して、過去記事をいくつかピックアップしてみたいと思います。
マレーのブログ初登場記事は全豪ツォンガ
アンディ・マレーが当ブログで初登場したのは、全豪オープン2008で神がかっていたツォンガを振り返った記事内です。
当時ノーシードながら快進撃を見せ、準決勝でナダルを圧倒したツォンガ。
僕は大学受験を控えて猛勉強...することなく全豪観戦にのめり込んでいました。
あまり注目されていませんでしたが、初のグランドスラム一桁シードで躍進が期待されていた若手期待株のマレーは、ツォンガの被害者第一号で初戦敗退していたのでした...。
ここから数年経った今でもブログ運営を続けられているのは、マニアックで退屈なブログにも関わらず読みに来てくださる皆さまのおかげです。本当にいつもありがとうございます。
マレー全盛期(オリンピック連覇、ランキング1位)
2016年はマレー全盛期と言ってもいいほど、フェデラー、ナダルが元気の無い中で大活躍のシーズン。
いつも楽しみながら記事を更新していました。
リオ五輪で錦織、デルポトロら強敵を倒して見事優勝。
その錦織に逆襲されて、黄色い蝶々に翻弄された全米オープン2016。
ラオニッチ棄権という何ともな形で念願叶った世界ランキング1位。
地元開催ながら苦手のツアーファイナルで衝撃の全勝優勝。
ところが、2017年シーズンに入ると暗雲が立ち込めはじめます。
帯状疱疹、右肘の怪我、そして臀部
全豪オープン2017でズベレフ兄に屈して四回戦敗退。
どんなボールでも拾い続けるスタイルで頂点を極めたものの、異常なまでのネットプレーでプレッシャーをかけられると自慢の足を封じられ苦しい展開に。
鉄壁のディフェンスを誇ったマレーの弱点判明と騒がれていましたが、後に帯状疱疹で苦しんでいたことを激白。
時を同じくして、フェデラーの復活、というより進化。
「マレーは(注目度も含め)また定位置に戻るのか」とため息の止まらないシーズン幕開けでした。
ドバイで優勝するも、いつも調子の狂うインディアンウェルズで初戦敗退。失速と同時に、右肘を痛めたことが判明します。インフルエンザにもかかりました。
クレーコートシーズンではタフドロー+若手の勢いに飲まれることもあってメンタル崩壊。
しかし、全仏オープン期間中にメンタルが回復。
全仏タイトル獲得も目指せるくらいまでプレーの精度が上がっていたものの、絶好調バブリンカの前に準決勝で涙を飲みました。
そして...
クエリー戦で、痛みに気づいた時点で途中棄権していたなら...
いえ、考えるべきではありません。
最後まで力を振り絞って、痛みに耐えて頑張ることを、マレー本人が決断したのですから。
それが彼の生き様なのです。
世界ランキング1位、最後の日。
全米オープン2017で、エントリー後の棄権発表。シーズン終了の報告。
やめないで,PURE...じゃなくて、やめないでSIR記事。
他にもマレーに関しては、たぶん日本中のどのブログよりも綴ってきたと思います。
ブログ内の「マレー」タグを辿ると、マレーが登場する過去記事が一覧で出てきます。
⇒マレー記事一覧はこちらから(別ウィンドウで開きます)
160以上ありました。ブログ内のタグクラウドからも選べます。
またお時間のある時にでも、ゆっくり振り返ってみてください。
僕(@mori_ichi_)は、残り少ないアンディ・マレーの現役生活を、最後まで追い続けます。
最近コメント返信ができていませんが、全て必ず目を通してます。
いつも励みになっています。懲りずにまたコメントをください。
マレーが頂点を極めてから、臀部の痛みに悩まされるまでを簡単に振り返りました。
全豪オープン2019で、テニスを楽しめますように...。
残念ながら現地入りできませんが、応援に行かれる方、僕の分もお願いします。
Let's Go Andy!!