スコットランド・グラスゴーでAndy Murray LIVE 2017が予定通り行われ、アンディ・マレーは無事ロジャー・フェデラーとのエキシビションマッチをこなすことができました!

公の場でプレーするのはウィンブルドン以来、4ヶ月弱ぶりです。

日本では早朝5時前からの試合開始でしたが、ご覧いただけましたか?

 

久々の実戦となったAndy Murray LIVE 2017、シングルスのフェデラー戦を見た感想を、簡単にまとめました。

マレーはフルセットの末フェデラーに惜敗(エキシビ連敗)

3セットマッチで最終セットはスーパータイブレーク方式(10ポイント先取)で行われたシングルス。

結果は3-6 6-3 6-10のフルセットで、マレーは惜しくも敗れてしまいました。

 

と言っても、所詮はエキシビション。

途中でプレーヤーが一般男性?に変わったり(あれもラッキーなスコットランド人?)、フェデラーがキルト(スコットランドの伝統衣装で、スカートのようなもの)を羽織ってプレーしたり、マレーが被り物で「赤毛のアンディ」に変装したり...。

おふざけ・演出盛りだくさんで、会場を盛り上げていました。

 

半分遊びの試合だといっても、そこは負けず嫌いの2人。

ATPツアーさながらの本気ラリーも随所で見られ、見応え十分の内容でした!

 

気になる回復度合いは...サーブ・ストロークは及第点だが...

さて、ここからはプレー内容に関する考察です。

入場の際など、歩いている姿を見ても痛々しさは消えており、日常生活には支障をきたしてなさそうです。

 

ファーストサーブは最速200km/hにわずかに届かない程度で、エキシビションだから多少抜いていたかと思います。

セカンドサーブのスピンもとりあえず入れにいっているような感じでしたが、フォームに違和感はありませんでした。

(普段通りですが)ファーストは入らず、ほとんどのサーブは180km/h程度だったので、まだ怖さがあるのかなと少し感じました。

 

ストロークは特に問題なさそうで、ポジションが良ければ質の高い打球も飛ばしていましたし、一安心です。

 

1つだけ問題がありそうだったのが、フットワークです。

これもエキシビションだからかもしれませんが、フェデラーが少しでも早めに仕掛けてくると、ほとんど打球を追えずにウィナーになっていました。

相手の時間を奪う技術がツアー屈指(おそらくNO.1)のフェデラーなので参考にならなかったのかもしれませんが、少なくとも左右の動きは鈍く見えました。

急な方向転換なども可能な限り避けてたようですし、臀部の影響と見て間違いなさそうです...。

 

総括すると、次のツイートのようになります。

来年の復帰まではまだ時間があるようで、実は残り2ヶ月を切っています。

あまり考えたくありませんが、「1月には全快になっているだろう」と楽観視できる状況には到底見えなかったです...。

予定通り復帰したとしても、本領発揮は春以降と思っておいた方がいいかもしれませんね。

 

(ハイライト動画など)ロブ、ドロップ、パッシング...ときどき本領発揮のマレー

試合のハイライト動画が早くもYouTubeにアップされていたので、載せておきます。

 

マレーのスーパープレーや注目シーンはTwitterアカウント@doublefault28さんから拝借します。

 

途中ちょっとネガティヴになってしまいましたが、まずは無事にエキシビションを終えられて、ホッとしました。

多くを望むには時期尚早ということですね!

 

これからも復帰に向けて頑張るアンディを、全力でサポートしていけたらと思います!

Let's Go Andy!!